110フィルムとは?
110フィルムとは1972年にKodakによって導入されたフィルムフォーマットです。
1963年にKodakはインスタマチックというカメラシリーズをリリースしました。このシリーズのカメラはとても使いやすく、かつ手頃な価格でカメラが楽しめるためとても人気がありました。このカメラでは126フィルムというフィルムフォーマットを使っていたのですが、さらに改良して1972年にKodakが110フィルムという新しいフォーマットを誕生させたのです。
プラスチックのカートリッジに納められたフィルム。フレームサイズは13 x 17mm。幅は16mmで、126フィルムのように1つだけパーフォレーション穴があいています。通常フィルムには背面紙が一緒に取り付けられており、それぞれのフレームナンバーが印刷されているのです。