Have You Seen Bob?(ボブに会ったことある?) 世界的な写真プロジェクトのクリエイターへのインタビュー

Lomographyのサイトで写真を眺めていたときに、フレンドリーなキャラクターをみたことがあるかもしれません。それがボブです。 彼は世界中の写真家に撮影されている、カワイくて小さい段ボールでできた男なんです。そのボブのクリエイターである、リチャード レッグとジェイク ウッズ-マーにこの感動的な写真プロジェクトについてインタビューすることができました。

Photo by Anna Zachou

まずはじめに、"Have you seen Bob?"プロジェクトとはいったい何なのかちょっとした紹介をお願いできますか?

ジェイク:"Have you seen Bob?"は自由な写真プロジェクトで主に フェイスブック上 で展開されています。そこでは基本的にすべてボブについてなんです。小さくて段ボールでできた男は、大きくて広い世界で場所をあちこち旅してるんです。私たちに住所をメールすれば、それぞれにちがったボブを手作りして送りますよ。そしたらボブといっしょに好きな場所で写真を撮って、それをコミュニティーサイトにアップするだけです。

リチャード:このプロジェクトの素晴らしいところは、ボブコミュニティーの創造性と努力が見れることですね。みんなが世界中の色々な場所やシチュエーションでボブの写真を撮っている。それぞれでは別々の出来事がボブによって一つに繋がるんです!ボブはこのプロジェクトに参加しているすべての写真家を繋げてくれるんです。またそれによって他の公共のエキシビションでは不足しがちな強いビジュアルと概念的な同盟を作り出しているんです。

いつ、どのようにしてこのプロジェクトははじまったんですか?

リチャード:もうずいぶん昔のことになりますが、私たちは夜景や時間や場所などについてのグラフィックノベルを作る絵描きだったんです。そのメインキャラクターがBobとよばれていて、彼が私たちの作品を旅行して観てきてくれると想像してたんです。小さなボブを段ボールで作り行った先で彼を写真に撮るというアイデアは、グラフィックノベルの仕事にインスパイアされたサイドプロジェクトでした。世界中にいるカッコいいロモグラファーの何人かに、参加しないかと呼びかけました。するとなんと数週間後には参加リクエストが相当な数にのぼって、今や私たちはボブのために活動しているんです!!!誰が想像してたでしょうか!初期から参加してくれていたロモグラファー、とくにHakimbo Hakimと Jorge Sato. には感謝しています。このグラフィックノベルがいずれ最終回を迎えるときまで注目しててくださいね!

Photos by Datuk Mahmu danil, Hakimbo Hakim and Jero Bou

今まででボブのいった一番クレイジーな場所はどこですか?

リチャード:それは難しい質問だね!ボブはおかしな場所にはたくさん行ってるからなぁ!!思うに、いちばんおかしな写真だったのはウクライナのKostya Shpak のやつかな。ボブが三体のマジで薄汚れたブードゥードールといっしょに首からかけられてたんだよ。ほんとに奇妙だったね。

ジェイク:ベルギーでゾンビにたべられているやつ(Jero Bouの作品)かウルグアイのCris Britosのクレイジーな友だちといっしょに写ってるボブのどっちかだなぁ。決められないよ!

ボブは何人くらいいるの?

リチャード:600くらいだね!

ジェイク:たくさんボブを作ったけど、ボブっていうのは一人なんだよ。彼はただ色んな場所に顔をだしてるだけさ。

Photos by Jorge Sato

いままでのところこのプロジェクトに参加している多くの人はロモグラファーですが、このプロジェクトはアナログのみなんですか?

リチャード:ちがうよ。どんなカメラでも、誰でも参加できる!ボブはみんなのものであってほしいんだ。ほとんどの写真家がロモグラファーなのはロモグラフィーコミュニティーがほんとうに活気があって、楽しみと写真を探している人でいっぱいだからだよ。

ジェイク:ロモグラフィーの理念はボブのものととても近いからね。アナログカメラって小さな魔法の箱みたいにみえるじゃない。どんな写真がとれているのか正確にしることはできない(あなたのロモのことだよ!)。光が漏れたり、二重露光したり、たいていの場合不意に想像以上の結果になるでしょう。それってBobみたいなんだよ。茶色の封筒にいれて、彼を送り出す。彼が何をして、私たちが何を見れるのかは受け取った人しだい。それって基本的になんでもあり得るからね。それに何でもやってほしいんだ。

Photos by Kaka Lu and Kostya Shpak

次はBobがどこにいくか計画はありますか?

リチャード:Bobにはたくさんの計画があるからね。彼と Diana Mini はティーンエイジャーのバックパックに詰め込まれているよ。最近は、ネパールにいたね。すでに猿に噛まれたし、エベレストのベースキャンプまで登頂する計画もあるんじゃないかな。ぜったい登るね(たぶん無理)。それについては ここ で読むことができるよ。彼はまた、偉大なロモグラファーであるSofia Rodriguezとも働いているんだ。彼女はモンテビデオ ウルグアイの展覧会にBobをいっしょに出そうとしているし、将来的にはもっと国際的な展覧会にも出してほしいと思ってるよ。コアなボボグラファー(Bobographer=Bob+lomographer)は彼らの冒険を書き記して "このBobのブログ http://haveyouseenbobsblog.blogspot.com/ に投稿しているよ。究極的にはボブがどこに行くのかは君次第なんだ!彼はみんなのために、すべてのもののためにいるんだよ。

“Have You Seen Bob?”プロジェクトに参加するにはどうしたらいいですか?

Jacob: 住所をメールしてくれればいいよ tinlizard@hotmail.co.uk そしたら彼を送るからさ。 今は彼をダウンロードもできるけどね。 www.haveyouseenbob.co.uk
彼とどこかにいって、写真を撮ったなら!それを アップ してね。
そうすることでBobの冒険の記念になっていくから。

Photos by Leanne Hume, Sandy Agawin, Sofia Rodriguez and Serena Franti

‘Have you seen Bob?’ の楽しさを味わいたいですか? こちらのコンペティションにも参加してみましょう!
Bob dedicated Rumble

2011-09-21 #ライフスタイル tomas_bates の記事

コメントはまだありません

他の記事を読む

  • 【スペシャルインタビュー】CAMPFIREチーフキュレーターによるPetzvalレビュー!

    2014-06-30 #レビュー choko3 の記事
    【スペシャルインタビュー】CAMPFIREチーフキュレーターによるPetzvalレビュー!

    昨年から今年にかけて、ロモグラフィーでは3つのプロジェクトをクラウドファンディングプラットフォーム『CAMPFIRE』 (キャンプファイヤー)で実施しました!今回、初めてのプロジェクトからずっと関わって頂いているキュレーターの出川さんにPetzvalレンズを試して頂きました。普段から写真を撮られている出川さんは、なんとロモグラファーでもあります!そんな出川さんが撮影した美しい写真をお楽しみください。

  • カメラの夏: サニー16とは?

    2014-08-30 #gear #tipster dopa の記事
    カメラの夏: サニー16とは?

    アナログ写真家のみんななら、適切なシャッタースピードと絞りの組み合わせを決めるときの「サニー16」という法則について、すでに誰かから聞いたことがあると思う。でも、それって何なんだ? このまま読んでくれたら、僕が説明するよ。

  • 狂気のアナログ科学者による35mmフィルムと化学薬品の新たな実験

    2014-09-01 #gear #tipster blackfairy の記事
    狂気のアナログ科学者による35mmフィルムと化学薬品の新たな実験

    残念ながら、出来あがった写真が期待通りではない、というのは時々起こること。見てみると、素敵だと言える写真ではない。色使いもつまらなくて、被写体もありふれたもの……。確実に、年間最優秀写真にはならない!ここでは35mmフィルムのネガを修正することで、そういった写真たちにもう一度チャンスをあげたいと思っているの。この記事のアイディアを使って実験して、Lomography Smartphone Scannerを使ってネガをスキャンしてね。何でもやってみて。燃やしたり、引っかいたり、塩酸やバルサミコ酢、マニキュア液、漂白剤、ラズベリー果汁なんかを掛けたり。想像力を働かせて、新しいフィルムスープのレシピをメモしてね!この記事では、効果の例を見ることができるわ。

    1
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • 家族を写すLomo'Instantとの一週間

    2014-12-12 #people #Lomoamigos ciscoswank の記事
    家族を写すLomo'Instantとの一週間

    インスタントカメラは撮ってすぐに写真が見れるので、家族や友達と過ごしているときに使うとその場がとっても和みます。元Lomographyのショップスタッフであり、現在は9ヶ月の男の子のママである増野麻衣さんにLomo'Instantを貸出し、感想を聞いてみました!見ているこちらがにやけてしまうような愛くるしいファミリーショットと共にお楽しみください!

  • Lomo’Instant写真に化学薬品で細工をしよう

    2015-02-19 #gear #tipster tomas_bates の記事
    Lomo’Instant写真に化学薬品で細工をしよう

    もしかしたら既に君はライトペインティング、多重露光、長時間露光をLomo’Instantで試しているかもしれないね。でも、次はどんな実験ができると思う?そう、だから今回この情報を載せようと思ったんだ。Lomo’Instantで僕のお気に入りのインスタントカメラで作るような写真みたいに、新たな可能性を見出すテクニックを使ってみたり、いつものやり方で撮ってみて、ちょっとごちゃごちゃした写真にしてみたかったんだ。それじゃあ、行ってみよう!

  • スニペットとビネット:フォトグラファーJamie Beckの目から見るニューヨーク

    2014-03-22 #ライフスタイル cheeo の記事
    スニペットとビネット:フォトグラファーJamie Beckの目から見るニューヨーク

    あなたは今までに、他の人の目から見た世界がどう映るか考えたことがありますか?写真を使うことで見ることができますが、Jamie Beckは、ただ見るだけでなく、より素晴らしいものにしました。

  • ショップニュース

    スタイリッュなカメラバッグをお探し?

    スタイリッュなカメラバッグをお探し?

    ZKINはカメラバッグやストラップなどを取り扱うブランド。しっかりとあなたのガジェットを保護してくれる、機能も見た目も備えたカメラバッグです。スタイリッシュなZkinバッグで大切なカメラをしっかり保護して、フォトアドベンチャーに繰り出そう!

  • Russar+ Lens x Lomochrome Purple ギャラリー

    2014-04-10 #ライフスタイル chooolss の記事
    Russar+ Lens x Lomochrome Purple ギャラリー

    Russar+で撮影された写真をもっと見て、どんな写りをするのか見てみたいと皆さん思われていることでしょう。そんな皆様に4月より通常販売を開始したロモグラファーの大のお気に入りフィルム・LomoChrome Purpleを使った写真をご紹介いたします!Russar+のすばらしい写真をチェックしてください。

  • とっても簡単!カラースプラッシュ

    2014-06-02 #gear #tipster shhquiet の記事
    とっても簡単!カラースプラッシュ

    カラースプラッシュはあなたの写真に奇跡を起こします。写真の雰囲気を選んだり、色を強めたり、全く新しい世界へ足を踏み入れることができます!高度な写真技術はここでは必要ありません。ただ、カラースプラッシュカメラ(もしくはフラッシュ)とあなたの想像力があればいいのです。犬を緑色に「描いて」みたり、友達の顔をピンクの光で染めてみたり……可能性は無限です!これは昼から夜まで試せるカラースプラッシュの技のリストです。

  • LomoAmigo:Jorgen Axelvall × Lomo'Instant

    2014-11-19 #people #Lomoamigos ciscoswank の記事
    LomoAmigo:Jorgen Axelvall × Lomo'Instant

    例え同じものを見ていたとしても、人が見る世界人それぞれ違います。近視、遠視、乱視、老視、そしてその人の性格や感情、生まれ育った環境でさえ、人が目で見る世界を変えます。スウェーデン出身で現在日本で活躍している写真家Jorgen Axelvallは、彼の目で見るからこそ見ることが出来る世界を写真に写します。クレジットカードサイズの小さなインスタント写真にさえ、彼独特の世界をつくりあげます。彼の着眼点に富んだアーティスティックでダークな世界をインタビューと共にお楽しみください。

    1
  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • Petzval Artist:川畑省二(strange_ojisan)

    2014-12-09 #people #Lomoamigos hembot の記事
    Petzval Artist:川畑省二(strange_ojisan)

    strange_ojisanというユーザーネームでFlickr等に自身の写真を投稿している川畑省二さん。東京の夜を写した美しいフィルム写真をFlickrに投稿しています。ロモグラフィーはそんな川畑さんにインタビューを行い、Petzvalレンズでの撮影について伺いました。

  • LomoChrome Purple XR100-400で写す記憶の中の花写真

    2015-01-28 #gear #tipster toya1010 の記事
    LomoChrome Purple XR100-400で写す記憶の中の花写真

    このフィルムを手にした時真っ先に撮影したいものがみつかったのです。 それは私、toya1010の心の中にある「記憶」でした。 きっと誰の心にもあるものだから、写すヒントを書いておきます。

  • なぜフィルムで撮るのか。そこにLOMOのカメラがあるからだ。

    2014-08-26 #レビュー gakurou の記事
    なぜフィルムで撮るのか。そこにLOMOのカメラがあるからだ。

    フィルムで写真を撮っていると、なぜフィルムで撮るか聞かれることが良くある。 まぁいろいろな理由があるけど、僕にとって一番の理由はLOMOのカメラがあるからだ。 LOMOのカメラを使うということは、新しい世界を旅することと良く似ている。

    1