Lomo Tシャツを作ろう!
3 7 Share Tweet自分でデザインしたTシャツを着るのは最高ですよ!
大学で働けたのはすごくラッキーでした。スタッフとして個人的な実験とか調査で設備を使わせてもらうことができたので。私の大学はアートとデザインコースがあるので、シルクスクリーンなどができるプリントスタジオがあります。私はそこを散歩するのがお気に入りでした、そこで使える道具だけじゃなく、学生の指導員もすてきで雰囲気がよかったんです。
ある日、私は自分のLomo Tシャツをデザインすることにしました!この記事ではそのプロセスをひとつずつ紹介します。この記事で紹介する基本的なTシャツプリントの方法がみんなの役に立つといいんですが。
ファーストステップ:無地のTシャツをゲットしましょう!私はよくデパートで買っています。でも最近はなにもかいてないTシャツを見つけるのはなかなか難しいんです。不要なデザインがされたTシャツがほとんどですから。
無地のTシャツを手に入れたら、オンラインで Lomographic cameras の画像を探しました。小さいカメラを明るい色で並べたようなデザインにするつもりだったので、8個のLomoカメラがのっている画像をコピーしました。ちょうどTシャツの胸の部分にぴったりのサイズでした。
Adobe illustratorのライブトレースをつかって、画像をよりシンプルな形にしましょう。このとき、技術的な理由で色は全部黒にしなくてはいけません。このことは後でまた言いますね。そしてデザインをレーザープリンターでプリントしました。(スタッフの事務所のやつを使いました。)次のステップで調理用の油をつかって紙をコーティングしなくちゃいけないので、バブルジェットプリンタは使えません。
ここではデザインの黒だけが残るくらいに紙をすこし透明か半透明にします。バブルジェットプリンタのインクだと濡れるとにじんでしまうんでダメですね。
表面の余分な油は新聞紙で吸い取りましょう。
油を塗った紙はどけておいて、次のステップではフレームをつくります。基本的には木製の長方形のフレームとシルクスクリーン用の布(うすいカーテンのような布です)を使います。その布をピンとはってフレームにホッチキスでとめます。
それでは、いよいよ薬品を使っていきます。黒い大きな容器には写真の感光乳剤がはいっています。べたべたする紫の液で、光にさらされたときに反応します。小さいボトルにはヨウ素(iodine)がはいっていて、感光乳剤と混ぜるのに必要です。
次から紹介するところは、必ず暗い場所で行ってください。なので写真は撮れませんでした。しなきゃいけないことは、二つの薬品をまぜて、銀のトレイにいれます。フレームを垂直にたてて、シルクスクリーンの表面にまぜた液を薄く塗ります。その後、表面をドライヤーで乾かしましょう。
それでは次は大きなマシーンの出番です。これは光を発する機械なんです。
ガラスの下には白い蛍光色を放つチューブが並んでいます。まず、油を塗った紙をガラス面に乗せます。そして乾いた感光乳剤をぬったフレームをその上に重ねます。
この機械のカバーをしめて、4-6分に設定してスイッチをいれます。ここで、この機械からの光が紙のデザインを紫色のスクリーンに写し出すんです。紙の白い部分(半透明の部分)は光を通して紫の部分をそのままに固定します。一方で黒い部分(カメラのデザインの部分)は光をブロックして、紫の部分にそのデザインが写し出されます。
機械から取り出したら、紫の部分にカメラのデザインが写っているのがかすかに見えるでしょう!次のステップはスクリーンから紫色の感光乳剤を取り除きます。とっても簡単ですよ。水で洗い流せばいいんです!
デザインが何も入ってない部分は光を通して、紫の感光乳剤を固定して取れないようにします。ですのでカメラのデザインが入っている紫色の部分だけはげるんです。最終的にはカメラのデザインの部分がシースルーになります。
フレームも一緒にドライヤーで乾かしましょう。私の使ったフレームは大きいやつだったので半分だけ使いました。
さて、次のプロセスは長いですよ!でも一番楽しいところです。プリントしましょう!
まず、水をあてたせいでスクリーンに穴が空いてないかをチェックしましょう。もし穴があいてたら、マスキングテープでカバーしましょう。
次にカードボードをTシャツの内側にいれて、表面をたいらにしましょう。伸びるのを防ぐ意味もあります。
そうしたらデザインのついたフレームをTシャツの上の好きなところにおきます。色をつけるにはファブリックペイントを使用します。普通の塗料では洗濯したらとれてしまうんでダメです。私は原色をつかうことにしました。赤、黄色、そして青です。
位置を決めたら、塗料をカメラのデザインよりも上のほうに小さな塊にして置きます。変わったコンビネーションにするために、すこし混ざるようにしてもいいですね!フレームをシャツの上にしっかりと固定したら、スクイジー(ガラス掃除用の道具)をつかって塗料を塗ります。
ゆっくり、しっかりと行ってくださいね。そしてフレームを上げると、シャツの上にデザインが写っています!
私は背中の部分にロシア語の「Lomo」といれました。
さあようやくできましたよ!ハンドドライヤーで乾かしたら、新作のTシャツを着てみましょう!
2011-10-12 #gear #チュートリアル #printing #camera #tutorial #t-shirt #photo #expose #tipster #emulsion #frame #lomo #silkscreen #printmaking shuttersentinel17 の記事
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