神秘のダウトフルサウンド:ここはノルウェイ?それともニュージーランド?

2012-02-24

美しいフィヨルドを巡る・・・そんなことはノルウェイでないと出来ないと思っていました。でも驚くことにニュージーランドの南西部フィヨルドランドでも可能だったんです!訪れたダウトフルサウンドは、その名とうらはらに何もダウトなんてことはなく、むしろ最高級にすばらしい場所でした。

サザン・シーニック・ロード99の旅も終わりを迎えたけれど( 前回のロケーションを見てください )、あたらしい夢のような冒険がフィヨルドランドで始まりました。わたしたちはテ・アナウという同名の湖に寄り添う小さな町にたどり着きました。テ・アナウはフィヨルドランドのメインシティです。テ・アナウは町自体がとても美しく、何時間の移動の後だったにもかかわらず、日の入り前の湖を長いこと散歩して楽しみました。

テ・アナウ湖

テ・アナウは2つのフィヨルド探検への出発地点でもあります。ミルフォードサウンドとダウトフルサウンドです。もちろんフィヨルドランドは観光客にすっごく人気の場所で、夏季(12月/1月)はたくさんの人が訪れますが、冬期(7月/8月)はほとんど人がいません。友達数人にアドバイスを聞いたところ、有名なミルフォードサウンドに行くことを勧められました。しかし地元の人たちと話してみて、私たちはミルフォードサウンドより面白そうなダウトフルサウンドに行くことに決めました。テ・アナウからミルフォードサウンドへのアクセスは車が必要で、美しいことで有名なドライブロードを通っていきます。でも私たちは既に何日もドライブした後で、これ以上何時間もドライブを重ねる気になれませんでした。対してダウトフルサウンドへは長時間ドライブをする必要はなく、テ・アナウから数マイルしか離れていないマナポウリからクルーズに参加できます。

いよいよ、ダウトフルサウンドのボートの旅のはじまりです。出発は午前7時でした。天気は絶対的に良く、澄んだ青空から柔らかな日差しが降り注いでいます。 この地域は雨が非常に多くいつも湿っているんですが、わたしたちはほんとうにラッキーです。どうやらこの地域は冬の方が天気がよく、景色が色鮮やかに見える絶好のシーズンのようです。まずマナポウリ湖からテ・アナウ発電所へ向かいます。発電所への寄り道は面白かったですがこの日の目的はここではありません。

テ・アナウ発電所

ちょっとした寄り道のあとは「ディープコブ(深い入江)」へバスで向かいました。ここから「ダウトフルサウンド」のクルーズがとうとう始まります!太陽は絶好のコンディションで、空は深い青色でしたが、気温はOKとは言い難いものでした。0度から5度くらいなんです!デッキの上で私たちは凍りつくような寒さでしたが、誰一人ボードの中に入りたがりませんでした。それほどまでに、とにかく素晴らしい景色だったんです!!

ダウトフルサウンド – Horizon Gallery

水と山々からなる美しい風景に、ボートに乗船した全員が目を離せませんでした。それは想像するノルウェイのフィヨルドそのものでした。でも、ここは確かノルウェイとは地球の正反対の場所のはずです!私たちがいるのはノルウェイなんだっけ?それともニュージーランド???ダウトフルサウンドは私たちがいる国がどこなのか、疑いをもたせる魔力を持っています。この「ダウトフルサウンド」という名前の由来を少しお話しましょう。1770年の航海で、ジェームズ・クック船長がニュージーランドの南西の岸を発見したとき、このあまりにも深く内陸部まで伸びる「入口」に、これ以上危険なしに探検できるか疑わしく思い立ち去ることにしました。そしてこの場所を「ダウトフルサウンド」と命名しました・・・。

ダウトフルサウンド – Diana F+ Gallery

寒かったけれど、3時間のクルーズのあいだ全員が興奮状態で、ハッピーな空気につつまれていました。大自然の美しさによって私たちの脳内物質が分泌され、幸せが伝染し、周り全てが喜びでいっぱいになりました!サウンドから引き返し、バスで戻り、マナポウリ湖にたどり着いたときには、みんなとても疲れていましたが、こんなに美しいものを見れてとても満足していました。ダウトフルサウンドは、ただただ魅力的です!

ダウトフルサウンド – Canon Sureshot A1 Gallery

旅はつづく・・・

2012-02-24 #places #mountain #travel #lake #sea #water #discovery #beautiful #location #magic #fjord #new-zealand #sound #travel-destination #travel-tips #doubtful-sound #fjordlan vicuna の記事
翻訳 mizugoji

コメントはまだありません

他の記事を読む

  • Lomo In-Depth: 現代における心霊写真とは?

    2016-12-01 #culture Ciel Hernandez の記事
    Lomo In-Depth: 現代における心霊写真とは?

    その昔、心霊写真は死んだ親族とつながるための方法として一大ブームとなりました。しかし撮影技術の進歩とともに、そのトリックが見破られてしまった現代では目にすることも少なくなりつつあります。そんな心霊写真の意外ともいえる誕生秘話に迫りました。

    2016-12-01
  • 東京の「黄金時代」:1960年代 & 1970年代

    2017-04-11 #culture #places lomographymagazine の記事
    東京の「黄金時代」:1960年代 & 1970年代

    60年代、70年代の東京は戦後の歴史上もっとも成長が著しい時代であったことから、「黄金時代」ともよばれています。今日はそんな輝かしい時代を蘇らせてくれる写真たちをご紹介致します!

  • 色んな視点で街を見てみよう!

    2016-12-24 #culture lomographymagazine の記事
    色んな視点で街を見てみよう!

    窮屈な街のなかですら、毎日たくさんのことが起こっています。ここではロモグラフィーのコミュニティーに寄せられた街の写真をご紹介します!さぁ、あなたも今すぐカメラを持って街に飛び出しませんか?

    2016-12-24
  • ショップニュース

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    【ロモグラフィーの Simple Use Film Camera(レンズ付フィルム)】さあ今すぐ撮影開始!ロモグラフィーのユニークなフィルムでの撮影を簡単に楽しめます。フィルムが既にセットされているので、購入したらすぐに撮影スタート可能。

  • 若き女性フォトグラファー Marine Toux: Analogue Women

    2017-03-08 #people mpflawer の記事
    若き女性フォトグラファー Marine Toux: Analogue Women

    Marine Toux は若きフランス人女性フォトグラファー。そんな彼女を国際女性デーに紹介できて私たちもとっても嬉しいです!フェミニズムに対する考え方や、写真の世界で女性として生きていくことについて語ってくれました。

    2017-03-08
  • ★LomoAmigo: イラストレーターfoxco212がLomo'Instant Automatにお絵かき!《プレゼントあり》

    2017-05-30 choko3 の記事
    ★LomoAmigo: イラストレーターfoxco212がLomo'Instant Automatにお絵かき!《プレゼントあり》

    カラフルでキュート、そしてファッショナブルなイラストを描く Foxco212 さん。今回はなんと Lomo’Instant Automat Bora Bora や、撮影した写真にも素敵なイラストを描いてくれました!イラストを描くようになったきっかけから、今ではもう相棒のようになったと語る Lomo’Instant Automatの感想まで、様々なことをお聞きしました。なんと最後には読者プレゼントも!

  • ★Michael Wojcik × Lomo'Instant Automat Glass:カラフルに楽しもう!

    2017-03-30 lomographymagazine の記事
    ★Michael Wojcik × Lomo'Instant Automat Glass:カラフルに楽しもう!

    Mitchell Wojcik はニューヨークのブルックリンを拠点として活動しています。彼の好きなものは『ゴーストバスターズ』と、「頭に浮かんだものをとりあえず作ってみること」、そして「人生をありのままに記録すること」。以前は物事を深く考えすぎていたそうですが、最近は何も考えずにただ楽しむのもいいなと思っているそうです。なんて Lomo'Instant Automat Glass にピッタリな人でしょう!

  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • Andrew YungがPetzval 85 Lensで日本の紅葉を撮影!

    2016-10-28 #people Lomography の記事
    Andrew YungがPetzval 85 Lensで日本の紅葉を撮影!

    香港の撮影クラブ・AllionZのメンバーであるAndrew Yungは友達と山歩きをするのが趣味で、バックパッカー をしながら53か国も訪れたそうです。日本を訪れた彼は、Petzval 85で燃えるように赤く染まった森の風景を写してくれました。

    2016-10-28
  • LC-A+と一緒にスノボー旅行:Victor Daviet

    2016-12-06 #people mpflawer の記事
    LC-A+と一緒にスノボー旅行:Victor Daviet

    プロのスノーボーダーであるVictor Davietから愉快な旅行風景が届きました!写真とスノーボードをこよなく愛するVictorはVansとAct Snowboarding magazine主催のスノーボード旅行にもLC-A+を連れて行きました。いったいどんな写真になったのでしょうか?

    2016-12-06
  • 【レビュー】Lomo LC-Aシリーズ特集① ~LC-A+編~

    2016-11-17 #gear #tutorials lomographyplus の記事
    【レビュー】Lomo LC-Aシリーズ特集① ~LC-A+編~

    Lomographyの代表的なLC-A+シリーズ。2016年現在はLC-A+、LC-Wide、LC-A120がシリーズの現行品として、フィルムカメラを再び盛り上げてくれています。このカメラをじっくりと紹介したいと思い、直営店スタッフによるマガジンシリーズの連載をスタート!まずは、フィルムカメラ初心者のみなさんや、「カメラそのもの自体触ったことがない!」という方にもオススメのLC-A+を特集します!説明書には載っていない細かいポイントまでご紹介するので、既にLC-A+をお持ちの方もご一読ください。

    2016-11-17
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • 休暇を思い切り楽しむための5つの方法

    2016-12-13 #ニュース lomographymagazine の記事
    休暇を思い切り楽しむための5つの方法

    どこからともなく鈴の音が聴こえてきそうな、一年でもっとも楽しいシーズンがやって来ました!今日はみなさまに、忙しい仕事から解放されて休暇中を思いっきり楽しくクリエイティブに過ごすための5つの方法をご紹介します。ゆっくりお気に入りのコーヒーや紅茶でも飲みながら、ロモグラフィーからの愉快な提案をご覧ください!

    2016-12-13
  • 【テクニック記事】期限切れフィルム、その魅力と特徴にせまる

    2016-11-12 #ニュース hodachrome の記事
    【テクニック記事】期限切れフィルム、その魅力と特徴にせまる

    皆さんは期限切れフィルムを使ったことがありますか?その写りは、色褪せていたり粒子が荒かったりコントラストが低かったり等々、本来の品質ではないその結果にがっかりした人や、またそこが気に入ったという人もいるかもしれません。今回はそんな期限切れフィルムの魅力的(?)な世界とその特徴をhodachromeが説明していきたいと思います♪

    2016-11-12 1
  • Lomo In-Depth:ミューズとしての女性の身体

    2017-03-16 #ニュース lomographymagazine の記事
    Lomo In-Depth:ミューズとしての女性の身体

    性的対象として見られがちな女性の身体については多くの議論があります。それは実際のところ何を意味し、どのような影響を及ぼしているのでしょうか。ここでは、女性を写した写真とともにその真髄に迫ります。

    2017-03-16