新田桂一、LOMO LC-A+ で撮る

世界的に有名な写真家テリー・リチャードソン氏に師事していたことでも知られている、広告やファッション雑誌など、幅広い分野で活躍されているフォトグラファー、新田桂一さんにご自身が撮影されたLOMO LC-A+写真と共にインタビューにお答えいただきました!

Name: Keiichi Nitta
Country: Japan
Website : http://keiichi-nitta.sakura.ne.jp/

はじめまして!まずは、新田さんご自身について簡単な自己紹介をお願いします。

新田桂一(Keiichi Nitta)
1975年東京都出身、1997年渡米。2000年フォトグラファーのテリー・リチャードソン氏に師事。2006年帰国後、独立。パッショナブルな作風で広告やファッション雑誌などの分野で活躍するフォトグラファー。

ロモグラフィーのカメラを使ったのは今回が初めてでしたか?ロモグラフィーのカメラは全てフィルムカメラなのですが、普段もフィルムカメラで撮影されることはありますか?愛用機も教えてください!

ロモグラフィーのカメラは今回が初めてでした。
フィルムはコンパクトカメラが多いです。YASHICA T4 なんかは今でも作品などで使用しています。

写真に興味を持ち始めたきっかけは何だったのでしょう?

もともと文化服装学院に通ってて、洋服を作っていたんです。しかし海外に行ってみたい衝動から卒業後にNYへ行きました。写真は元から好きだったのですが、NYで生活している内にやっぱり写真だ!と決意してテリーのアシスタントになったわけです。

積極的で粘り強いアプローチにより写真家テリー・リチャードソン氏のアシスタントの座を勝ち取ったお話は言わずとしれず有名ですが、彼とのエピソード、彼から学んだことについてちょっとだけお話いただけませんか?有名写真家の生活ってどういった感じなんでしょう!

テリーとの生活はハチャメチャでしたが、とても楽しかったです。
テリーは相手が誰であろうと、モデルのプライベートな表情だったり 内面を映し出せる数少ないフォトグラファーだと思います。そのための現場の雰囲気作りやモデルとのコミュニケーション、そういった物をテリーから学びました。

今回に限らず、撮影中の今までで一番クレイジー出来事や思い出をきかせて欲しいです!

最近だと 今年中には発売されると思いますが、月刊MENと言う雑誌があります。
毎号著名人一人をフューチャーした写真集の様な作りなのですが、僕が撮影させて頂いた MIYAVI と言うアーティストの撮影はとてもクレイジーというかエキサイティングでした。
3日程練習やライブや打ち上げに密着して写真を撮らせて頂きましたが、ライブ中にステージに上がって撮影したりと 僕も音楽が好きなのでとてもテンションの高い写真が撮れたかなと思います。

LOMO LC-A+を一言で表すと?

ユニーク ですね。LOMOのカメラやフィルム、全てのアイテムがポップな雰囲気でカラフル。フィッシュアイやワイドカメと、とてもユニークだと思います。

Instant Back+や、Color Flashなど、LOMO LC-A+のカメラアクセサリーも合わせて使っていただきましたが、このカメラを使ってみていかがでしたか?

デジタルカメラを使っていると 構造とか、テクニカルな部分がとても複雑に思えますが、LOMOのカメラの撮影プロセスはとてもロジカルでシンプル。
Instant Back+やColor Flashも箱から出してすぐ使えちゃう。この感じは他では無いと思います。

もし今、LOMO LC-A+で世界中どこでも撮影しにいってもよいと言われたらどちらに行かれますか?それは、なぜでしょう?

カリフォルニアとかの ビーチに行きたいです。
ベニスビーチ辺りを散歩しながらサーファーやスケーターや風景などをビビットな発色のフィルムを入れて撮りたいですね。僕は音楽でもアートでもストリートの雰囲気が感じられる物が好きです。
それにはサンフランシスコの自由な空気がぴったりではないですか?

東京を代表するフォトグラファーが企画するTokyo Photographer’s night等でDJとしてご活躍されていらっしゃいますが、もし、ここ(LomoAmigosインタビュー掲載ページ)に紹介している写真に音楽をつけるとしたら、誰のどんな曲ですか?3曲選んで下さい。

Judas Priest – Breaking The Law
Slayer – Reign in Blood
Metallica – Seek And Destroy

これからLOMO LC-A+で撮ってみたい被写体やシチュエーションは何ですか?

LOMOの用にいつでもポケットに忍ばせておけるようなカメラは日々の出来事を写すにはぴったりです。
僕のまわりで起きる身近な出来事。家族、友人、その日食べたランチなど 良いと思った瞬間に撮影していくスタイルで撮影したいですね。

最後にLOMO LC-A+をこれから使ってみようという方と、写真好き、それからもちろんファンの皆さんに何かメッセージをお願いします!(告知もあればどうぞ!)

僕の情報は ホームページ ブログに写真やイベントの情報を随時アップしているので、そちらをチェックして頂けたら嬉しいです。

HP : KEIICHI NITTA PHOTOGRAPHY
BLOG : Everyday is like sunday

新田さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
ぜひみなさんも新田さんのサイトをチェックしてみてください!

2012-09-20 #people #colorsplash #lomo-lc-a #lomoamigo #keiichi-nitta # #nitta #keiichi kyonn の記事

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