コミュニティーロモアミーゴ!mafiosaが紹介するロモカメラコレクション!

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我らの大切なメンバーであるロモアミーゴのその一人、mafiosaはロモカメラで撮影し始めてたったの三年。だが彼女のスキルは計り知れない。写真に対しての情熱は愚か、ロモグラフィーを愛する力は誰よりもつよい彼女。今日は彼女のカメラコレクション、そして彼女のロモホームをご紹介します。どうぞ、盛大な拍手でお迎えください、カナダ出身のロモアミーゴ、mafiosaです!

Credits: mafiosa

ロモグラフィーID: mafiosa
出身: カルガリー, アルバータ, カナダ

それではまず最初に自己紹介から。普段何をされていますか?趣味などありますか?

日中は環境問題に取り組む科学者で、地学などを先攻しています。科学者としていろんなことに取り組んでいますが、新しくいろいろなものが生まれる環境を守っています。私は常に1950年代のスタイルに憧れていて、そのスタイル(例えば髪型、洋服、化粧品、車、家具、などなど)を常に生活に取り入れています。昔のスタイルが好きなんでしょうね、だから必然的に写真もフィルムで撮ることが好きになりました。

ロモグラフィー以外の趣味と言ったら、映画を見ることとおかし作りですかね(笑) 流行にとても敏感なので、とにかく映画はみれるだけ見ます。海外の作品だったり、有名ではない個人的なフィルムだったり。映画監督はマーティン・スコーセセやクイントン・タランティーノが好きです。
お菓子を焼いたりするのも好きで、よく作ってますよ。いつも新しい自分なりのレシピを考えたり、その過程を写真で撮ったり。夢はロモでお菓子のレシピ集を作ることです。(今現在、その提案を進行中です!お楽しみに!)

もうロモログラフィーを始めてどのぐらいなんですか?きっかけや、どうやってロモコミュニティを見つけたのか教えてください

私の最初のロモカメラは 白のDiana で、2009年に ロモグラフィー で買いました。ラスベガスへ旅行中で、そのときに Lomography camera をみて、あれ、おもちゃかな?と思いました。最初はパッケージをみて、『うそでしょ、こんな素敵な写真がこんなおもちゃみたいなカメラで撮れるの?』って。実際あまり写真について詳しくもなかったし、どこかにいった時に撮った写真が周りの友達に気に入られるぐらい。最初ダイアナを買った時は本当に楽しみで、 ブローニーフィルム の存在さえ知らなかったわ。(近くのコンビニでも買えるなんてことも知らなかった)すぐにフィルムをいれて…と挑戦、最初は本当に手こずって(笑) 外に写真を撮りにでかけてみたのだけど、最初の一本は失敗だらけ。まずフラッシュの光が足りてなかったこと。それに間違えてバルブモードで撮っていたらしくて、あえなく失敗に終わったの。それからとりあえず棚に ダイアナ をしまっておいたのだけど、それから数ヶ月が経ったわ。

いつか友達が『ワークショップで学んでみたら?』と言ったので、最寄りのお店でのワークショップに出席したの。そこからすぐにロモの虜になったわ。すぐにいろんなことを自分で試したくて、二重露出、カラージェル、自作マスク、などなど。同時期にロモグラフィーのサイトものぞき始めて、いろんな写真を眺めて、すごい、私もこんな写真を撮ってみたい、そう思い始めた。最初はアカウントを作るのを躊躇っていたのだけど…個人情報とかを気にする方で…でもやっぱりいろんな人とも交流してみたくて、すぐにロモのホームページを作ったの、それが2010年だった。

Diana F+ で撮った写真

アルバータ州で始まったアナログライフ、今どのように発展していっているか教えてください

最初に出会ったのが weedos で、彼となにか面白いことができないか考えてて。彼はコンピューターテクノロジーにおいてすごい才能がある人で、彼がアルバータ・アナログライフのサイトを始めてくれたの。(その名前も彼が考えたの) アナログライフにていろんな人との交流をしたり、イベントを企画したりしたわ。一番最初にみんなでイベントをしたのは4月後半。シルバンレイクにいってみんなで写真を撮ったの。そこで初めて weedos に会ったり、 yyyhorn に会ったり、そしてアルバータのロモグラファーに会ったり…すごい刺激的で、いい経験になったわ。これからも、一年に一回はみんなで集まって写真を撮っていきたいと思っているの。

アナログアルバータによる、4月の会合、シルバンレイクにて。2010年

アルバータに行くとしたら、どこにいったらいい写真が撮れる?

すごい難しい質問!(笑) まだ答えられないかなぁ。アルバータ州はとても大きい州で、そう簡単に全てを網羅できるようなサイズじゃないのよ(笑) 例えば、カナダのロッキー山脈もあるし、丘、平原… 私はカルガリーっていう都市に住んでいるのだけど、だいたいの写真はここで撮っているわ。山にいったり、エドモントンという都市にいったり、いろんなところで写真は撮っているけど、あ、アナログアルバータの集まりでいったシルバンレイクとかね。でも、もっともーっとたくさん撮りにいきたいところがあるの。夏に車でドライブしながら、いろんなところに旅行するのが今夢で。ピンチャー渓谷、ドラムヘラー平原、レスブリッジにある鉄道橋、カナナスキで星の写真を撮ったり…もっともっと考えれば出てくるわよ(笑) だから、どこが一番というより、まだ一番はないかもしれないけど、素敵なところなら本当に山のようにあるわ。

LC-A+ で撮った写真
Spinner 360 で撮った写真
LC-Wide で撮った写真
Horizon Perfekt で撮った写真

それじゃあ、一番好きなカメラは?

またそうやって難しい質問する!(笑) 親に一番好きな子供はどの子って質問するのと同じだよ、それ。んー、最近よく使うのはやっぱり Sprocket Rocket かな。なんでかというと:

• 頑丈。ぽいっとカバンにいれるだけで、壊れる心配が無い。
• 設定がシンプル。撮る前にチェックする項目は少なく、すぐ撮れる。
• フィルムを入れるのが本当に簡単。
• スプロケットの部分にまで写真が撮れる♥
• パノラマがずーっと撮れる!

Sprocket Rocket で撮った写真

だけど、一番の宝物はこの Lubitel 166+ かな。この Lubitel 166+ で撮れる写真は本当に素敵で、いつも惚れ惚れしちゃう。設定がちょっとだけ複雑になるから、まあすごい便利とは言えないから毎日はあまり使わないかな。どこかに持っていくと前もって準備する必要もあるわね。

Lubitel 166+ で撮った写真

カメラを5つの言葉で表すとしたら?

じゃあ、 Sprocket Rocket を俳句で表現するね:

ネオンのようなプラスティック
終わることなきパノラマと二重露出
誠に美しいスプロケットホール

今までとった写真の中で、なにかお気に入りの写真はある?

一番のお気に入りは Sprocket Rocket で撮ったこれかな?:

Credits: mafiosa

全てが好き。色、トーン、陰、ビグネット…そして、懐かしい雰囲気かな。みんなこっち向いてないんだけど、誰でも載っているイメージを想像できる。子供に戻った時のように。夏のイベントの風のにおいが伝わってくる。

あなたの写真がここで公表されて、3曲サントラをつけて流すことが出来たら、どんな曲を流したい?

一曲目は… フランクシナトラ夏の風

夏の風が吹いている
向かいに見える海の方から
君の髪を撫でるように
一緒に歩こう
色を塗った凧のように、そうあの日々のように
楽しい時は去っていって
新しい世界がこの地球に生まれる
空という傘の下に

LBCの夏 っていう ドーブ・シャック の曲もいいかもね。

なんで人は毎日を繰り返すのだろう
門限も気にすること無く夜を歩く

あと一曲は…

ジョンレノンインスタント・カーマ

全ての人にはチャンスがある
輝く時が来る、月のように、星のように、太陽のように

どんなフィルムを使うのが好きですか?そしてなぜ?

もちろん、その時々によってかわるけど、
最近は富士フィルムのアスティアが好きかな。

未来のロモグラファーに向けてアドバイスを:

好きなものを撮っていれば、被写体をもっと好きになれる、
それがロモグラフィーです。みなさんも是非楽しんでください。

追記: Sprocket Rocket はスプロケットにまで写真を映し出せる世界初の広角レンズ付きカメラです。二重巻き上げノブで簡単に多重露出もでき、パノラマ写真を率いてどんなクリエイティブな写真も撮影可能です。詳しくは Sprocket Rocket を ロモグラフィーサイトの ショップ にてご覧ください!

2013-01-06 #people #community #lomoamigo #mafiosa #community-lomoamigos jeanettelee の記事

1 Comment

  1. mafiosa
    mafiosa ·

    Thank you for translating this article :)

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