Diana Mini フィルム巻き上げ時のポイント
4 Share Tweetご好評を頂いているDiana Mini。より楽しくご利用頂くために、フィルム巻き上げ時のポイントをご紹介します。
フィルム装填時、巻き上げができない!という方
1. 巻き上げがロックされている状態かもしれません
シャッターボタンを押してみて下さい。巻き上げダイヤルが回るようになります。
巻き上げダイヤルは一コマ分巻きあがりますと、動かなくなります。シャッターボタンを押すことで解除されます。
2. 裏蓋がきちんとしまっている状態かをお確かめ下さい
裏蓋と、軍艦部(水色部分)に隙間がないか確かめるため、裏蓋を押しながら上に上げてみて下さい。
フィルムの装填は正しくできていますか?
他のカメラですと、スプールにフィルムを何周か巻き付けてから裏蓋を閉めるという方法のものがよくあると思います。DianaMiniにつきましては、巻きつけはあまりしない方がうまくいきます。
ハーフの際の巻き上げ量は短いので、無理に巻き上げをしすぎてしまいますと、フィルムの穴(パーフォレーション)が切れて引っかかる原因となります。こまめにシャッターを切って巻き上げロックを解除して装填できれば問題ないですが、できれば下記の方法でお願いいたします。
フィルムを、スプール部分下にある黄色のシールの矢印部分位まで伸ばし、フィルムの穴(パーフォレーション)が、中央のフィルム送りギアに噛んでいることを確認してから、巻き上げダイヤルを回さず、フィルム押さえを下げ、裏蓋を閉じてしまって下さい。この時、たるみがあると、フィルム穴と爪がうまく噛まず、破れの原因となりますのでお気を付け下さい。
フィルムが破けてしまう!という方
【 巻きすぎていませんか?】
DianaMiniはハーフフレームで1/4回転*、正方形フレームで1/2回転*程巻き上げをします。(*あくまでも目安です)
思い切り巻き上げすぎて1回転、いや、それ以上回してしまっていませんか?
力いっぱい回すと、巻き上げダイヤルは回ってしまいますが、その時、中ではフィルムのパーフォレーションが破けてしまっています。優しく巻き上げて下さいね。
【フィルム装填の際にも注意が必要です】
フィルムの装填が正しく行われていませんと、フィルムが破けてしまうことがあります。
例えば、装填時、スプールにフィルムを巻き付けしすぎてしまった場合。先程お話しいたしましたとおり、
DianaMiniはあまり巻き上げをしなくても、シャッターチャージされます。なのにスプールにたくさん巻き付けできている、ということはフィルム送りギアがストップしたのを無視して、巻き上げダイヤルを回し続けてしまっている可能性があります。
そうしますと、裏蓋を閉じて、「さあ、もう一回巻き上げをしよう」、と回してしまい穴が破れる!ということに。
また、フィルムの穴が、中央のフィルム送りギアに噛まない(届かない)状態で巻き上げをすると、
これまた、フィルムの先が折れ曲がって引っ掛かり、フィルムが破けてしまいます。
上記「フィルムの装填は正しくできていますか?」をご参考頂いた装填方法をお試しください。
巻き上げが止まって動かなくなった!という方へ
撮影途中で巻き上げが止まって動かなくなったら、無理に巻き上げをしないで下さい。
ちぎれて真っ二つになってしまいます!またはギア部分のパーフォレーションが破れ、次の巻き上げができなくなってしまうことも。
一度レンズキャップをしめてシャッターボタンを押して下さい。
レンズキャップを閉めないで行うと重なって撮影されてしまいますのでご注意ください。
少しだけ巻き戻しを行って下さい。
強く巻きすぎてフィルムが外れてしまった時や、フィルム穴が破れて動かなくなっている時、巻き戻してフィルムのパーフォレーション位置を変えることで改善できる場合があります。
巻き戻した部分は、レンズキャップをしめてシャッターをきらないと、写真が重なってしまいますので、ご注意ください。
カウンターの数字が戻らない!という方へ
フィルムが巻き上げられた状態では、巻き戻して裏蓋を開けただけではカウンターがリセットされない場合がございます。
裏蓋を開けた状態で、シャッターボタンを一度押して頂きますと、リセットされますので、お試しください。
それでは、快適なDiana Miniライフをご満喫下さい。
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