世界で最初のロモウォール

1

ロモグラフィーはクリエイティブで革命的なことを起こすのが全て。1992年に行われた世界で初めて行われたロモグラフィーの展示会を覗いてみよう。同じように優れた何人かのアーティストがギャラリー用のスペースを要求してきたらどうしますか?そんな先が見えないような状態で見つけた希望の光。そう、この瞬間にロモウォールで写真を見せようというアイデアが生まれたんだ。

1992年に世界で初めてのロモグラフィーの展示会が行われた。学生用の小さなアパートで準備された。アーティストはロモグラフィー・ソサエティー・インターナショナルを設立した人たちの友達で、再発見された Lomo LC-A で撮影した写真をぜひ見せたいと思っていた人たちなんだ。

でもすぐに、アーティストの要求に応えるには部屋が狭すぎるということに気がついたんだ。写真を大きく引き伸ばしたいという人もいれば、インスタレーションを取り入れたいという人もいるし、中には具体的にフォーマットやインストラクションを決めていた人もいたんだ。あなたなら、どのようにして彼らに平等にスペースを与えますか?

ロモグラフィーはいつもクリエイティブで革命的なことを考えているから、最終的には素晴らしい解決策が思いついたんだ。参加者のネガを集めて、その中から選んだ写真を、決められたサイズとフォーマットで印刷をして、それらを一つにまとめて、万華鏡のように光り輝くウォールを作り上げたんだ。こうして世界で初めての ロモウォール が作りだされたんだ!

遠くから大雑把に見ると、色、明るさ、ビネット、形の全てが入り乱れて、抽象的な絵画に見える。しかし、近寄ってじっくり見てみると、ロモグラファーによって捕えられた、鮮やかで、具体的な被写体がお互いに主張し合っている。それに、ちょっと冷静になって考えてみると、この方法はとてもデモクラティックで、ロモグラフィーが全てのアナログラバーのための、ムーブメントであり、コミュニティーでもあるということが、表れている。

分かっていると思うけど、世界初のロモグラフィー展示会は大成功だったんだ。400人近くのロモグラファーが小さなギャラリースペース(たった60㎡)にぎゅうぎゅう詰めになって、巨大なロモウォールとそこに貼り付けられた写真を見に来たんだ。

この方法がどんなに有効だったかっていうのは、インターネット上だけど、20年経った今でもロモウォールが存在していることが証明しているよね。さぁ、自分のロモホーム用にロモウォールを作ろう!

ロモグラフィー、20年目の誕生日おめでとう!

*Lomography 20th アニバーサリーのページはこちら*
20周年エディションのLOMO LC-A+はこちら
20周年記念ブックはこちら

2012-11-26 #ライフスタイル #lomography #lomowall #exhibit #analogue-cameras #lc-a #history #lca #art #lomography-20 #lomographers #analogue-photography denisesanjose の記事
翻訳 54070

1 Comment

  1. mami-iraha
    mami-iraha ·

    初めてLomoにであったのが15年前ぐらい。Lomo wallを見て、自分の写真でこんなwallを作ってみたい!と興奮しLC-Aを購入した記憶を思い出しました。原点ですね。

他の記事を読む

  • Lubitel Garelly: 色の魔法

    2016-02-11 #gear #ライフスタイル lomographymagazine の記事
    Lubitel Garelly: 色の魔法

    じっとしていられず、想像にふけることは人類が持つ特性です。そして物事をどのように見るのか、何を見るのかによって、「本物」というものはその人によって解釈されます。空想家が景色をみれば、辺りは一面夢見るキャンバスに。それは真実なのか、空想なのか。どちらにせよ写真家には科学の力であなたが見たものを着色する術があります。あなたの目で見る、夢のような景色に近づけるフィルムというものが。逆に夢など見ない現実主義の写真家は、フィルムを通して世界を見ることで、記憶にある景色を夢の大地に変えることができます。それが色とフィルムの魔法。写真写りの良い最適な被写体は、色が誇張されることによって美しさが際立ちます。フィルム写真の楽しみはそんなところにあるのではないでしょうか?

  • 菅武志ゲスト展示:「LONDON MY TOWN」 SHOKO CD・書籍同時リリース記念エキシビジョン

    2015-10-14 #world #ニュース ciscoswank の記事
    菅武志ゲスト展示:「LONDON MY TOWN」 SHOKO CD・書籍同時リリース記念エキシビジョン

    ロンドンと東京を拠点に活動するアーティスト、SHOKOさん。先日CDメジャーデビューを果たし、更にロンドンブックシリーズ第2弾となる書籍を発表されました。そんなSHOKOさんのCD・書籍同時リリース記念エキシビションが10/15(木)より開始されます。このエキシビションでは、ロモグラフィーではおなじみの写真家・菅武志さんが、ロンドンで撮り下ろしたSHOKOさんの写真がゲスト展示されます。菅さんファン必見の美しい写真を見に、そしてアーティストSHOKOさんの世界観を味わいに、是非足を運んでみてください。

  • モノクロ写真と世界のフォルム

    2016-01-23 #world #ライフスタイル lomographymagazine の記事
    モノクロ写真と世界のフォルム

    カラー写真では、色は時折この世界のものではないように感じます。それらはクロスプロセスや多重露光、現像後の処理によってコラージュのように組み合わされ作り出されます。色の可能性は無限大ですが、でもそんな中モノクロ写真を撮り続けるフォトグラファーも多いのです。2016年の現在、モノクロで撮り続けることは古典的な方法で正確さとバランスを追及する道なのです。モノクロ写真では、光と影が写真の中で踊りだします。モノクロ写真の中の様々な形状は、ダンスの振りつけが最初からあるかのように明確に映し出されるか、もしくは控えめに演じているように写し出されます。それはどのようにその物体を見るかによって変わってくるのです。

  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • 光はマジカル: Li Huiと語る

    2015-05-12 #people #ニュース #ライフスタイル jennifer_pos の記事
    光はマジカル: Li Huiと語る

    写真を撮るという行為は、出来事を記録し、コミュニケーションを取るためだけのものではない。それは世界を覗き見る手段でもあるのだ。カメラに目を開かれ、見慣れた景色の背後に潜むなにものかと邂逅する。その時から我々の前には、あらゆる物が写真の主題として立ち現われ始める。漏れ出す光は全て、新たな秘密を解き放ち、才能有る写真家はそこから一片のアートを生み出す。Li Huiはそういった恵まれた才能の持ち主の一人だ。その作品、そして見事な繊細さを捉えるその感受性豊かな写真について、彼女に話を聞くことが出来た。

  • 写真の中の「ペア」

    2016-01-29 #world #ライフスタイル lomographymagazine の記事
    写真の中の「ペア」

    何か二つ一組のものに遭遇したとき、なんだか特別に感じ思わず写真に収めたということはないですか?また、偶然ふたつのもの、二人、二羽、二匹がそろって並んで写っていた、なんてこともちらほら。写真を見返していてそんな運命のいたずらのような1ショットを見つけるのも、また趣深いですね。この記事ではそんな何かの「ペア」が写り込んだ写真をご紹介します。

  • Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensのファーストインプレッション: Andrea Cislaghi

    2015-05-13 #gear #ニュース Julien Matabuena の記事
    Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensのファーストインプレッション: Andrea Cislaghi

    ロモグラファーならもうすでにご存知のことかと思いますが、Lomography Art Lensシリーズ第四弾のLomo LC-A Minitar-1 Art Lensが発表されました。伝説的なLC-Aカメラに搭載されているMInitar-1レンズをMマウントレンズとして生まれ変わらせ、クラシックなロモグラフィースタイルを他のカメラ、更にはデジタルの世界でもお楽しみいただけるようになりました。そこで、ロモグラフィーのスタッフが一足お先にこのレンズを試した最初の感想をシェアしたいと思います。 最初のスタッフはグラフィックデザイナーのAndrea Cislaghi。Bessa R2とSony α7でMinitar-1レンズを試しました!

  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • Petzval 85 Art Lens: SASU TEI

    2015-11-13 #people #Lomoamigos ciscoswank の記事
    Petzval 85 Art Lens: SASU TEI

    韓国出身のフォトグラファーSASU TEIさん。日本と韓国でファッションやコマーシャルフォトの分野で活躍されています。彼がPetzval 85 Art Lensで写し出した写真は、幻想的で独特な世界観を放っています。日本で撮影されているのにも関わらず、なんだか日本ではない別世界のように感じる写真たち。日本人が今まで着目してこなかった日本の良さを、SASU TEIさんの作品から教えられたような気がします。

  • Lomo LC-A 120: 「扉」の表情

    2015-08-18 #gear #ライフスタイル #ロケーション lomographymagazine の記事
    Lomo LC-A 120: 「扉」の表情

    写真を何気なく見ていると、色んな表情が浮かび上がってきます。写真を撮影していて楽しいと思うのは、写真の表面だけではなく、その裏側にある「表情」や「物語」を想像することかまもしれません。ここでは世界中のロモグラファーが LOMO LC-A 120で撮影した扉の写真をご紹介。色、質感、大きさなど、建築物の「顔」となる扉を見て、あなたにはどんなストーリーや、表情が見えてきますか?

  • LomoAmigos: 菅武志、Petzval 58 Bokeh Countrol Art Lensでウエディング写真を撮る。

    2015-10-14 #people #Lomoamigos ciscoswank の記事
    LomoAmigos: 菅武志、Petzval 58 Bokeh Countrol Art Lensでウエディング写真を撮る。

    ドリーミーな世界観を作り出すフォトグラファーの菅武志さん。ロモグラフィーのコミュニティーでも何度か作品を披露していただき、まるで夢の中のような幻想的な写真の虜になった方も多いことでしょう。そんな菅さんは、長年活動の拠点としてきたイギリスから拠点を日本に移し、新たな試みに挑戦されています。初夏にはPetzval 58 Bokeh Control Art Lensを使い、ロンドンの庭園で美しく咲くボケの花を撮影していただきましたが、今回は日本で撮影したウェディング写真をシェアしていただきました。

  • ショップニュース

    ANALOGUE LOVEなあなたに贈る、ロモグラフィーのタトゥーシール

    ANALOGUE LOVEなあなたに贈る、ロモグラフィーのタトゥーシール

    簡単に貼付けることができるロモグラフィーデザインのタトゥーシール。Petzval、LC-A+、Diana、Lubitel、Analogue Loveの5種類のシールが入ったパッケージです。あなたのアナログ魂を肌で表現しよう!

  • STAY FOCUSED: すべての始まり

    2016-04-05 #world #ニュース Lomography の記事
    STAY FOCUSED: すべての始まり

    どんなに面白い革新的な商品でも、そのもとになる最初の発明があります。最初の発明に焦点を合わせてみましょう。新しいミステリープロダクトはとってもクレイジーで、信じられないようなアイテムです。私たちロモグラフィーにとっても"すべての始まり"になる、そんな予感で今からとてもワクワクします。

  • インスタント写真で京都を写す

    2015-07-30 #gear #ライフスタイル lomographymagazine の記事
    インスタント写真で京都を写す

    桜の花のように、京都の寺々は旅行者たちの足を止め魅了します。そういった観光客が首から下げたカメラを手に取り、写真を撮るポーズをしている光景は京都のどこでも見られる光景です。特に初めて京都を訪れた人は、写真を撮りたくなる衝動に何度も駆られることでしょう。金閣寺や伏見稲荷大社の鳥居など、歴史的な建造物や風情ある名所があなたを待ち構えています。

  • 大きな世界に小さな人間:世界と人間の対比が面白い写真

    2015-05-21 #world #ライフスタイル K. Aquino の記事
    大きな世界に小さな人間:世界と人間の対比が面白い写真

    都市や大自然での生活の上に成り立つ広大な帝国を、カメラのように小さなものが表すことができるってなんて素敵なことでしょう!高い建物やとても広い場所に囲われた人々は、控えめで、撮影距離からミニチュアサイズに写っています。この記事ではそんな巨大な世界と人々との対比が面白い4つの写真を紹介します。