Be Lomo Elikon 535

2009-10-28

Elikon 535。ぱっと見には普通のどこにでもある 35mm オートフォーカスカメラのようですが、よく見てみるとこのカメラにはそれだけではないすばらしい機能が満載だということがわかります。

ぱっと見には普通のどこにでもある 35mm オートフォーカスカメラのようですが、よく見てみるとこのカメラにはそれだけではないすばらしい機能が満載だということがわかります。
Minar 2 のマルチコーティングレンズのおかげで 535 は、冗談めいて苦学生のための LC-A だと言う人もいますが、実際それも一理あると言えると思っています。特にポジフィルムを使ったときの絶妙でな色合い、トンネル効果は出来のいい LOMO 写真のエッセンスが凝縮されています。

もう一つの興味深い特徴として、ピントと絞りをマニュアルで設定できる事が挙げられます。このカメラの場合は機能が限られてしまいますが、ロモグラファーにとって自分の機械を完全にコントロールできるというのは最高に幸せなことだと思っています。焦点距離は3つのアイコンの付いたダイアルでポートレート (1 メートル)、グループ (約 3 メートル)、建物や自然 (無限) のように設定します。絞り優先のカメラなので、適正なシャッタースピードはお天気アイコンの付いたスライダーで設定する絞りに従って決められますが、お天気アイコンでなくもちろん昔からある F 値 (16 から 3.8) を使うこともできます。カメラの底にはもう一つ、フィルム感度を ASA/ISO 50、100、200、400 と設定できるスライダーも付いています。

技術的な話は置いといて、このカメラはとても軽く、ロモグラフィーのゴールデンルール No.1 「どこに行くにもLomoをつれていこう。」 を貫くようなタイプの方にうってつけです。このカメラの目立った特徴はその浮きまくっている赤いシャッターボタンとボディーに刻まれたキリル文字と言えます。レンズカバーは Minar 2 を保護するだけでなくうっかりシャッターを切ってしまう事からも守ってくれる大変実用的なものなのです。ビューファインダーはレンズと並列ではないので、慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。多くのものと違い、なぜだか理由はわからないのですがこのカメラのビューファインダーは紫がかったピンク色がついています。他の特徴としては標準的なホットシューが付属していて、基本的にどんなフラッシュにも対応しているということ。私のおすすめはカメラの上が重くなりすぎない Colorsplash フラッシュを使う事です。三脚用のねじ穴も付いているのですが、535 にはバルブモードもタイマーも付いていないので、全く役には立たないと思います。

結論として Elikon 535 はロモグラファーとして最初の一歩を踏み出そうとしているビギナーの方でも、次々と増え続けるカメラのコレクションをさらに充実させようとしている年季の入ったベテランでも、どちらにとっても良い選択だと言えると思います。

Elikon 535のより詳しい紹介はこちらから
Elikon 535のご購入はこちらから

2009-10-28 #gear #35mm #review #elikon #minar-2 johann_affendy の記事
翻訳 takuji

コメントはまだありません

他の記事を読む

  • 【レビュー】Lomo LC-Aシリーズ特集① ~LC-A+編~

    2016-11-17 #gear #tutorials lomographyplus の記事
    【レビュー】Lomo LC-Aシリーズ特集① ~LC-A+編~

    Lomographyの代表的なLC-A+シリーズ。2016年現在はLC-A+、LC-Wide、LC-A120がシリーズの現行品として、フィルムカメラを再び盛り上げてくれています。このカメラをじっくりと紹介したいと思い、直営店スタッフによるマガジンシリーズの連載をスタート!まずは、フィルムカメラ初心者のみなさんや、「カメラそのもの自体触ったことがない!」という方にもオススメのLC-A+を特集します!説明書には載っていない細かいポイントまでご紹介するので、既にLC-A+をお持ちの方もご一読ください。

    2016-11-17
  • Simple Use Film Camera『ordinary unordinary days』 エキシビション @ Lomography+

    2017-04-27 refallinsasaki の記事
    Simple Use Film Camera『ordinary unordinary days』 エキシビション @ Lomography+

    Simple Use Film Camera の発売を記念して、『ordinary unordinary days』エキシビションが Lomography+にて開催決定。ロモグラフィースタッフが独断と偏見で選んだ個性を持つ8人。年齢も、やっていることも、ビジョンも…何もかもが異なる彼らが Simple Use Film Cameraで写した写真が飾られます。《写真》というフィルターを通じて世界はどのように写っているのか?[展示] を見に来るというよりも、友達の家に遊びに来て壁一面にある写真を眺めるような感覚で、ぜひエキシビションにお越しください。

    2017-04-27
  • ★Lomo'Instant Automat Glassを楽しむコツ:Don't Think, Just Shoot!

    2017-03-26 #ニュース Lomography の記事
    ★Lomo'Instant Automat Glassを楽しむコツ:Don't Think, Just Shoot!

    Lomo'Instant Automat Glass のオートモードなら昼も夜も関係ありません!カメラの設定に煩わされることなく、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押していつでもどこでもインスタント写真を満喫しよう。

    2017-03-26
  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • Google Mapで世界中どこでも現像所の場所がわかる!

    2017-04-20 #gear #tutorials lomographymagazine の記事
    Google Mapで世界中どこでも現像所の場所がわかる!

    ELUSIVEはこの地図を制作するために、世界中のフィルム現像所を集めました!世界中どこへ行ってもすぐに現像所を見つけることができます。掲載されていない現像所を見つけたら、ELUSIVEに伝えて地図をより充実させていきましょう!

  • TEN AND ONE Annual Lomography Photo Award 2016:『トライアル&エラー』大賞発表

    2017-05-28 #ニュース Lomography の記事
    TEN AND ONE Annual Lomography Photo Award 2016:『トライアル&エラー』大賞発表

    TEN AND ONE Annual Lomography Photo Awardは11の異なるカテゴリーで構成されています。恒例の10のカテゴリーとその時の世界問題を反映して毎年決定される限定カテゴリーを通して、参加者の皆様独自の視点からみた世界を募集します。各テーマがあなたにとってどのような意味を持つかを考え、この奇妙でおかしな美しい世界での体験を世界中のロモグラファーと共有しましょう!こちらでは『トライアル&エラー』カテゴリーの入賞作品を発表致します!

    2017-05-28
  • ★インスタント写真の美しさ:Ruby JuneがLomo'Instant Automat Glassを初体験!

    2017-03-19 lomographymagazine の記事
    ★インスタント写真の美しさ:Ruby JuneがLomo'Instant Automat Glassを初体験!

    ロモグラフィー好きを公言するRuby Juneは「はじめてロモグラフィーのカメラを手にした時から人生が変わった」と語ります。今回は彼女にロモグラフィー初のワイドガラスレンズ搭載インスタントカメラLomo'Instant Automat Glassを一足先に使っていただき、その感想を聞いてみました!

    2017-03-19
  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • Lomopedia: 手のひらサイズの Fisheye Baby 110 Metal

    2017-07-14 #gear geegraphy の記事
    Lomopedia: 手のひらサイズの Fisheye Baby 110 Metal

    フィッシュアイを手軽に楽しめる小さな相棒 Fisheye Baby 110 Metal。170°の視界のレンズで、小さいながらも迫力満点なまあるいショットが切り取れます。110フィルムを使ってみたいけど、どんなカメラを選べばいいかわからない!なんて人にオススメしたい一台です。この大きさなら、旅行やランニングのお供に持ち歩けますね。

    2017-07-14
  • Lomo In-Depth:ミューズとしての女性の身体

    2017-03-16 #ニュース lomographymagazine の記事
    Lomo In-Depth:ミューズとしての女性の身体

    性的対象として見られがちな女性の身体については多くの議論があります。それは実際のところ何を意味し、どのような影響を及ぼしているのでしょうか。ここでは、女性を写した写真とともにその真髄に迫ります。

    2017-03-16
  • 2016年9月のトレンドアルバム

    2016-09-30 #ニュース Lomography の記事
    2016年9月のトレンドアルバム

    イベントや撮影場所でアルバムを管理する人は多いですが、なかにはフィルムや撮影方法で分類したがる人や、ベストショットだけを集めたアルバムを作る人もいます。 今回は2016年9月の投稿のなかでベストに選ばれたアルバムたちから、写真を通して自分の想いを表現するヒントをもらいましょう!

    2016-09-30
  • ショップニュース

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    【ロモグラフィーの Simple Use Film Camera(レンズ付フィルム)】さあ今すぐ撮影開始!ロモグラフィーのユニークなフィルムでの撮影を簡単に楽しめます。フィルムが既にセットされているので、購入したらすぐに撮影スタート可能。

  • Lubitel 166+で焦点のあったクローズアップ写真を撮る裏技!

    2017-05-15 #gear #tutorials sandravo の記事
    Lubitel 166+で焦点のあったクローズアップ写真を撮る裏技!

    ご存知の通り二眼レフの可愛い見た目と多様な機能が魅力的なLubitel 166+ですが、一つ弱点があります。それは、最短焦点距離です。普段は80cmでも十分に事足りますが、時にはもっと近寄って撮影したい場合もあります。そんな時はクローズアップフィルターを使うのが簡単な解決策ですが、この場合にはフォーカスを目測で推測しなければなりません。ですが、もうそんな心配はいりません!!今回ご紹介する方法を使えば、クローズアップフィルターを使ってもビューファインダーでフォーカスの確認ができちゃうんです!

  • フィルムビギナーズ必見!あなたにピッタリのフィルムがわかる「Film Dating」

    2017-02-20 #gear #tutorials lomographymagazine の記事
    フィルムビギナーズ必見!あなたにピッタリのフィルムがわかる「Film Dating」

    みなさん、「Film Dating」をご存知ですか?このツールを使うと、簡単な質問に答えるだけであなたにピッタリのオススメフィルムがわかっちゃいます!

  • Kealan Shilling: ニューヨーク『地獄の門』への旅

    2016-11-16 #places Ciel Hernandez の記事
    Kealan Shilling: ニューヨーク『地獄の門』への旅

    ニューヨークの喧騒の裏側には、怖い話や都市伝説といった奇妙な噂が常にあります。フォトグラファーのKealan Shillingとその友人たちは冒険を求めて、大胆にも「地獄の門」と呼ばれる建物まで旅にでたようです。そこで彼らのカメラに写ったのは…?

    2016-11-16