アナログVSデジタル

デジタル写真とアナログ写真を比較するために実地試験を行った。

Credits: mrwhiteman

しばらく前からアナログとデジタルを比較しようというアイデアはあったのだが、最近やっと、科学的な方法を用いて試験する機会を得た。試験には私の所有する、デジタル: FUJIFILM FinePix S5 Pro とアナログ: Nikon F90 を使用した。

これらのカメラに対する批評はどこにでも載っているので省き、比較試験に関連することのみ詳細を説明しようと思う。FinePix S5 Proの性能は23.0×15.5 mm (APS-C)スーパーCCDハニカムSR Pro、最大記録画素数1210万画素(4256×2848ピクセル)である。F90には FUJICHROME Velvia 50 スライドフィルムを装填し、画像寸法は36×24mm。APS-Cとフルフレームサイズセンサーでは、同じレンズでも視界が変わってしまうので、レンズは下記のものを選択した。

FinePix S5 Proには Nikon 35mm f/2 AF-D 、F9には Nikon 50mm f/1.8 AF-D を選択し、同一の視界になるようにした。レンズは両方ともF2.0に設定し、カメラもオートフォーカス、自動露出にし、できる限りヒューマンエラーの可能性を低くした。FinePix S5 ProのISOは100で、ホワイトバランスは“日光”にした。

同じ被写体を撮影する場合は順番に撮影した。写真を撮影した後は近くのフォトラボで現像し、自分の持っている Epson Perfection V700 Photo を用いてスキャンした。イメージの解像度は 3600×2289ピクセルにした。

さて、下にあるギャラリーでは、デジタル→アナログの順に写真が表示される。写真を見終わった後に、意見の交換をしたいと思う。

Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman

いかがだっただろうか?
明確なことはVelviaで撮影したものは、よりコントラストが強く、シャープな印象で、おそらく、露出不足(ISOが低いため)のものが多かった。また、F90のものは被写界深度が浅かったが、比較前から明らかであり、今回の目的からは外れている。

各写真を見ると、より興味深いことが分かる。アナログの写真では、空はより鮮やかな青色に写っている。夕焼け時の橋の写真もフィルムの方が、確実に色合いが良い。私はVelviaで撮影した、黄色い葉っぱのクローズアップ写真が気に入っている。しかし、Velviaの写真にはたまに変に青みがかった影が写っている。フィルムでは黄色い葉っぱが少し赤らんだ色調になっている。ピンクのバラと黄色いバラ、夕焼けがかった木と巣の写真はデジタルの方が良いと私は思う。

総合的にいえば、今日では、いかにデジタルとアナログが近いかということに驚いた。特に、写真編集ソフトを使用できるということを考慮すると、より縮まるだろう。それでも、私の意見では、フィルムの方が、デジタルでは時間をかけなければ再現できない、美しさを持っている。今回の試験に関するみんなの意見を聞いてみたい。コメントを残してもらえると有難い。フィルムはまだまだ負けていない!

2013-01-20 #test #lifestyle #analog #film #digital #comparison mrwhiteman の記事
翻訳 54070

他の記事を読む

  • Lomography 25周年記念プロジェクト始動!

    2017-07-19 #culture
    Lomography 25周年記念プロジェクト始動!

    1992年に誕生したクリエイティブで実験的な写真を愛するコミュニティー『Lomography』。25周年を皆さまと盛大にお祝いするため、世界中の方からご応募いただいた写真で LomoWallを作成予定!

  • 虹色の思い出:Wendy Laurelのフィルムスープ実験

    2017-08-27 #tutorials
    虹色の思い出:Wendy Laurelのフィルムスープ実験

    旅行中の家族写真で実験をしてみたという Wendy Laurel。彼女は旅の幸せな思い出を表現するため、酸性のフィルムスープや光漏れで素敵なイメージを作り上げました!今回は、実験の内容や手順について私たちに教えてくれました。ハッピーな気持ちが伝染しそうな写真とともにご覧ください。

  • Simple Use Film Camera × ロモジャパン代表 星希依子

    2017-05-21 trifivy の記事
    Simple Use Film Camera × ロモジャパン代表 星希依子

    恵比寿生まれ恵比寿育ちのバイリンガル、ロモグラフィーを日本中に広めるため日々奮闘するロモジャパン代表 星希依子。普段はLC-Wideを愛用している彼女が、Simple Use Film Cameraで愉快な仲間たちと実験的な毎日を激写!

  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • Simple Use Film Cameraと街を自由にぶらつこう!

    2018-04-02 #gear
    Simple Use Film Cameraと街を自由にぶらつこう!

    その名の通り「シンプル」なこのカメラは、どこへ行ってもあなたと一緒。フィルムが既に入っているので、出会ったものを感覚的に写真におさめることができるんです!

  • 平間至ワークショップ「プレミアムポートレイト2017」

    2017-06-07 refallinsasaki の記事
    平間至ワークショップ「プレミアムポートレイト2017」

    あらゆる人物撮影を経験してきた写真家 平間至 さんが現場で培ってきた撮影術を惜しみなくお伝えするワークショップ「プレミアムポートレイト2017 〜平間至に撮られる〜」を開催します! 平間さん独自の場づくりやコミュニケーションは体験してみないとわからない非日常的で、吸い込まれるような世界です。受講生は平間さんが実践している『アプローバルフォト』を被写体として体験していただきながら、その後の撮影に生かすというかつてない試みです。

  • 【比較】クロスプロセスってどんな写真が撮影できるの?

    2018-03-27 refallinsasaki の記事
    【比較】クロスプロセスってどんな写真が撮影できるの?

    皆さんは普段、どんなフィルムを使っていますか?いつもとは少し違った写真が撮影してみたい!という方にはロモグラフィーのクロスプロセスフィルムがおすすめです。カラーネガで撮影した写真とクロスプロセス写真がどう違うのか、同じ日に撮影した写真を比べてみましょう!

    1
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • Fisheye No. 2と一緒に魚の視点で夏を楽しもう!

    2017-06-26 #gear #tutorials
    Fisheye No. 2と一緒に魚の視点で夏を楽しもう!

    この夏は魚になって今までに見たことのない世界を探検しよう!魚眼レンズを通してみるとすべてが違って見えてしまいます。Fisheye No. 2でクリエイティブで世界をまあるく切り取って実験的な写真撮影を楽しみましょう。

  • 幻想的なリアリズム:Agata Gąsekによるポートレート

    2017-05-14 #people Ciel Hernandez の記事
    幻想的なリアリズム:Agata Gąsekによるポートレート

    美しさはそれを観る人の目に左右されます。ポーランドのアナログ写真家・Agata Gąsekはカメラの前に立つ人を描くとき、現実と少しの気まぐれを融合させたポートレートを写します。

  • カラフルでポップ、ちょっぴり皮肉めいたイメージたち:LomoAmigo Olivia Locher

    2017-05-03 #gear #people katphip の記事
    カラフルでポップ、ちょっぴり皮肉めいたイメージたち:LomoAmigo Olivia Locher

    ファインアーティストのOlivia Locherはロモグラフィーのカメラの大ファン。彼女が写真を始めた頃から使っていて、遊び心溢れる実験的な作風にはロモグラフィーのカメラも一役買っています。今回は彼女がLomo'Instant Automatを使って撮影した作品をご紹介致します!

  • ショップニュース

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    【ロモグラフィーの Simple Use Film Camera(レンズ付フィルム)】さあ今すぐ撮影開始!ロモグラフィーのユニークなフィルムでの撮影を簡単に楽しめます。フィルムが既にセットされているので、購入したらすぐに撮影スタート可能。

  • Neptune Convertible Art Lens Systemの第一印象:Guen Fiore

    2017-05-25 #gear #people lomosmarti の記事
    Neptune Convertible Art Lens Systemの第一印象:Guen Fiore

    Guen Fioreはイタリアの若い写真家。クリエイティブな写真とポートレートを専門とする彼女に Neptune Convertible Art Lens Systemで晴れ渡るローマを撮影してもらいました!彼女の作品とともに、このレンズを初めて使った感想を聞いてみましょう!

  • The Smoking GunsがLomo'Instant Automatで写す晴天のロサンゼルス!

    2017-06-22 #gear
    The Smoking GunsがLomo'Instant Automatで写す晴天のロサンゼルス!

    The Smoking GunsというDJデュオとしても良く知られるIrainaとSam。彼らはロモグラフィーのソーホー店のすぐそばにあるソーホーラジオでのレギュラー番組も持っているんです!今回ロモグラフィーでは二人にLomo'Instant Automatを渡して、雨ばかりのイギリスとは正反対の晴れ渡るロサンゼルスへの旅行をインスタント写真に収めていただきました!

  • New Jupiter 3+ Art Lensと冒険に出かけよう

    2017-07-01 #gear
    New Jupiter 3+ Art Lensと冒険に出かけよう

    世界はあなたを待っています!New Jupiter 3+と一緒にまだ見ぬ素晴らしい景色を写真に捉えるための旅に出ましょう。