アナログVSデジタル

2013-01-20

デジタル写真とアナログ写真を比較するために実地試験を行った。

Credits: mrwhiteman

しばらく前からアナログとデジタルを比較しようというアイデアはあったのだが、最近やっと、科学的な方法を用いて試験する機会を得た。試験には私の所有する、デジタル: FUJIFILM FinePix S5 Pro とアナログ: Nikon F90 を使用した。

これらのカメラに対する批評はどこにでも載っているので省き、比較試験に関連することのみ詳細を説明しようと思う。FinePix S5 Proの性能は23.0×15.5 mm (APS-C)スーパーCCDハニカムSR Pro、最大記録画素数1210万画素(4256×2848ピクセル)である。F90には FUJICHROME Velvia 50 スライドフィルムを装填し、画像寸法は36×24mm。APS-Cとフルフレームサイズセンサーでは、同じレンズでも視界が変わってしまうので、レンズは下記のものを選択した。

FinePix S5 Proには Nikon 35mm f/2 AF-D 、F9には Nikon 50mm f/1.8 AF-D を選択し、同一の視界になるようにした。レンズは両方ともF2.0に設定し、カメラもオートフォーカス、自動露出にし、できる限りヒューマンエラーの可能性を低くした。FinePix S5 ProのISOは100で、ホワイトバランスは“日光”にした。

同じ被写体を撮影する場合は順番に撮影した。写真を撮影した後は近くのフォトラボで現像し、自分の持っている Epson Perfection V700 Photo を用いてスキャンした。イメージの解像度は 3600×2289ピクセルにした。

さて、下にあるギャラリーでは、デジタル→アナログの順に写真が表示される。写真を見終わった後に、意見の交換をしたいと思う。

Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman
Credits: mrwhiteman

いかがだっただろうか?
明確なことはVelviaで撮影したものは、よりコントラストが強く、シャープな印象で、おそらく、露出不足(ISOが低いため)のものが多かった。また、F90のものは被写界深度が浅かったが、比較前から明らかであり、今回の目的からは外れている。

各写真を見ると、より興味深いことが分かる。アナログの写真では、空はより鮮やかな青色に写っている。夕焼け時の橋の写真もフィルムの方が、確実に色合いが良い。私はVelviaで撮影した、黄色い葉っぱのクローズアップ写真が気に入っている。しかし、Velviaの写真にはたまに変に青みがかった影が写っている。フィルムでは黄色い葉っぱが少し赤らんだ色調になっている。ピンクのバラと黄色いバラ、夕焼けがかった木と巣の写真はデジタルの方が良いと私は思う。

総合的にいえば、今日では、いかにデジタルとアナログが近いかということに驚いた。特に、写真編集ソフトを使用できるということを考慮すると、より縮まるだろう。それでも、私の意見では、フィルムの方が、デジタルでは時間をかけなければ再現できない、美しさを持っている。今回の試験に関するみんなの意見を聞いてみたい。コメントを残してもらえると有難い。フィルムはまだまだ負けていない!

2013-01-20 #digital #film #lifestyle #analog #test #comparison mrwhiteman の記事
翻訳 54070

他の記事を読む

  • アナログでやりたいことリスト:5月 - カラーフィルターを使ったモノクロ写真

    2016-01-27 #tutorials Maaike van Stratum (@stratski) の記事
    アナログでやりたいことリスト:5月 - カラーフィルターを使ったモノクロ写真

    2015年のはじめ、毎月1つずつ実行するプロジェクトを決めました。5月、モノクロ写真を撮る時にカラーフィルターを使うとどう変わるのかを実験してみます。

  • アナログ写真の実験的なテクニック 10のリスト

    2016-04-23 #tutorials lomographymagazine の記事
    アナログ写真の実験的なテクニック 10のリスト

    フィルムスープからEBSまで、アナログ写真は実験的なテクニックがたくさん。マッドサイエンティストになった気分でこのリストで紹介するテクニックを是非お試しあれ!

  • Daguerreotype Achromat Art Lens体験会、5月14日(土)開催決定!

    2016-04-28 #ニュース #gear ciaoannacotta の記事
    Daguerreotype Achromat Art Lens体験会、5月14日(土)開催決定!

    なんと!なんと!Daguerreotype Achromat Art Lens(プロトタイプ)を触って頂ける体験会の開催が決定いたしました。写真や動画は見ているけど実際どんなレンズ何だろう?その疑問にお答えします!

    2016-04-28
  • ショップニュース

    ANALOGUE LOVEなあなたに贈る、ロモグラフィーのタトゥーシール

    ANALOGUE LOVEなあなたに贈る、ロモグラフィーのタトゥーシール

    簡単に貼付けることができるロモグラフィーデザインのタトゥーシール。Petzval、LC-A+、Diana、Lubitel、Analogue Loveの5種類のシールが入ったパッケージです。あなたのアナログ魂を肌で表現しよう!

  • LomoAmigos: Trevor Williams

    2016-03-05 #people ciscoswank の記事
    LomoAmigos: Trevor Williams

    Trevor Williamsは日本を拠点に活動する写真家。岡山で商業用の写真と映像のサービス「TDUB PHOTO」を運営しています。「シャッターボタンでできることなら何でも好き」という彼は、エキセントリックなライトペインティングからムーディーなフィルム写真のスナップまで、様々なスタイルの写真を巧みに生み出しています。そんな彼にワイドサイズの写真が撮ってすぐに楽しめるインスタントカメラ・Lomo'Instant Wideをお貸出しし、お得意のライトペインティングを行っていただきました。

    2016-03-05
  • Lubitel Garelly: 色の魔法

    2016-02-11 #gear lomographymagazine の記事
    Lubitel Garelly: 色の魔法

    じっとしていられず、想像にふけることは人類が持つ特性です。そして物事をどのように見るのか、何を見るのかによって、「本物」というものはその人によって解釈されます。空想家が景色をみれば、辺りは一面夢見るキャンバスに。それは真実なのか、空想なのか。どちらにせよ写真家には科学の力であなたが見たものを着色する術があります。あなたの目で見る、夢のような景色に近づけるフィルムというものが。逆に夢など見ない現実主義の写真家は、フィルムを通して世界を見ることで、記憶にある景色を夢の大地に変えることができます。それが色とフィルムの魔法。写真写りの良い最適な被写体は、色が誇張されることによって美しさが際立ちます。フィルム写真の楽しみはそんなところにあるのではないでしょうか?

    2016-02-11
  • Awesome Albums: 『Blizzard 101 New York』 by duffman

    2016-01-30 lomographymagazine の記事
    Awesome Albums: 『Blizzard 101 New York』 by duffman

    写真を撮ることをやめさせるものとは、一体何なのでしょうか?世界的に大寒波に見舞われた今月、大吹雪がニューヨークを襲った時でさえも、写真を撮り続けたひとりのロモグラファーがいます。

    2016-01-30
  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • Kate Bellm: LomoChromeフィルムで写し出すサイケデリックなアイスランド

    2015-12-26 #gear #people zonderbar の記事
    Kate Bellm: LomoChromeフィルムで写し出すサイケデリックなアイスランド

    我らがロモアミーゴ Kate BellmはDeyáを拠点に活動するサイケデリックな作風で知られる写真家。ユニークな色の変化が楽しめるロモグラフィーのLomoChrome フィルムは彼女のスタイルにぴったり!彼女はバッグにLomoChrome PurpleとTurquoiseを詰め込みアイスランドへと旅立ち、まるで別世界を写し出したかのような素敵な写真と共に戻ってきました!

    2015-12-26
  • 経験収集家:井口佳亮

    2016-06-02 #people Eunice Abique の記事
    経験収集家:井口佳亮

    井口佳亮さんは写真家としてでも旅行者としてでもない方法で世界を記録し続けています。彼は経験を収集している、経験収集家です。彼がもうじき出版する写真集『Politics is for Losers,』は10年間にわたる長旅の中で、美しく力強い魂を捉えてきた一冊です。

    2016-06-02
  • 名作は近場で生まれる?ご近所フォトのススメ

    2016-02-23 #people #places #tutorials hodachrome の記事
    名作は近場で生まれる?ご近所フォトのススメ

    皆さんは自分の地元で写真を撮っていますか?何もないから撮る気にならない?それは実にもったいないです。見慣れた平凡な日常風景の中に素敵な題材はたくさん溢れています。そしてアイデアやテクニック、フィルムを使い分けることでそれらは一層輝いたものになります。今回は、私hodachromeのこれまでの高評価作品の中から、身近で撮影されたものをピックアップして説明とともにご紹介したいと思います。

    2016-02-23 2
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • [レポート] 親子向けサマーワークワークショップ「写真教室」@3331こども芸術学校

    2016-08-11 #ニュース ciaoannacotta の記事
    [レポート] 親子向けサマーワークワークショップ「写真教室」@3331こども芸術学校

    暑い夏が更に熱くなる!ロモグラフィーのスタッフが講師となって行われた「写真教室」の様子をお届け致します!

    2016-08-11
  • LomoAmigos: ミュージックフォトグラファー 植村英里奈

    2016-02-18 #people ciscoswank の記事
    LomoAmigos: ミュージックフォトグラファー 植村英里奈

    アメリカと日本をまたにかけミュージックフェスやコンサート写真を撮影しているフォトグラファーの植村英里奈さん。数々の大物アーティストの撮影実績があり、Coachellaフェスなどの世界中のビッグなロックフェスティバルでの撮影経験も豊富。そんな植村さんに、昨年11月に開催されたHostess Club Weekender 出演アーティストのポートレイト撮影をロモグラフィーのカメラやレンズで挑戦していただきました。このイベントは日本のレーベルHostessが開催する、インディーロックファンにたまらないラインナップで良質な音楽を楽しめるイベントです。その舞台裏で、植村さんがLomo'Instant WideとPetzval 85 Art Lensで収めた貴重な写真を、彼女の写真家としての活動に迫るインタビューと共にお楽しみください!

    2016-02-18
  • SF映画風のアナログ写真

    2016-04-08 #gear lomographymagazine の記事
    SF映画風のアナログ写真

    アナログ写真というと、みなさんちょっと古めかしいものを想像するかもしれません。でも、この記事で紹介するロモグラファーのアナログ写真は、どちらかというと「革新的」だと思いますよ!

    2016-04-08 1