Belair X 6-12 撮影のヒントとテクニック

2013-02-03

Lomographyが送り出した新商品Belair X 6-12はまるで宝石みたいだよ!
そいつを使って実験的に撮影してみたよ。
やっぱりいつもより特別な気持ちになるね。

Belair って好きにならずには入れないカメラだよね。ついつい散歩に連れていきたくなっちゃうよ。簡単に使える手軽さがあるくせに、機能はプロレベルだもんね。

まずは僕が一番気に入ってるところが紹介させてもらうね。
それは6×12のフレームが使えるってところなんだ。
それに58mmのワイドレンズをつけると、すばらしい作品ができちゃうよ。

このカメラは、気軽に撮れるようにデザインされているけど、同時に専門的な技術や知識があるともっと楽しめるようにも作られているんだ。
その他のアドバンテージとしては、このカメラのユニークなライトメーターだろうね。このライトメーターはBelairの大先輩にあたる Lomo LC-A を参考にして作られてるんだよ。ということは、好みの被写界深度(ボケ)を設定するのに、F値だけ決めればいいってことなんだ。
僕のオススメはF16だね。
このF値で、カメラから2mくらいの距離にいる1〜2人くらいのポートレートを撮ると被写界深度が深く(よりボケが出て)、しかもよりシャープな写りになるんだ。
もし風景を撮りたいのなら、F8を使うといいだろうね。自動シャッターだから、勝手にシャッター速度は早くなってくれる。Belairはライトメーターが組み込まれているから、F8とF16の二つの絞りから、かってに露光時間を計算するように出来てるんだ。

写真を撮るまでのオススメの手順を紹介するね。

①被写体に応じて、F値を決める。
②距離を決める。それぞれのレンズで4段階に決めれるよ。
③Belairにセットしたレンズとビューファインダーが対応してるかチェック。
④フィルムとISOダイアルがきちんとされているかチェック。
⑤蛇腹を広げて、レンズに蓋がされてないように注意しよう。
⑥電池はちゃんと入れてあるかな?フィルムを入れる前に、シャッターがきちんと動くかも確かめよう。
⑦もし電池を忘れちゃったり、切れちゃったりしても、大丈夫。落ち着いて。Belairは電池がない場合は1/125のシャッター速度になるようになってるんだ。ということは、晴れの日であれば、そのまま撮影できちゃうってことだね。
⑧3つあるフィルムフォーマットの中から、好きなものを選ぼう。
マニュアルを読んで、それぞれどんな特徴があるか調べてみようね。

あとは簡単だよ。
ビューファインダーをしっかり覗いてBelairをちゃんと構えよう。これだけは言っておかないといけないけど、Belairは軽量なカメラだよ。シャッターレバーはレンズの近くにある。だから、しっかり両手で構えよう。しっかりカメラを持ったなら、脇をしめるんだ。そうすると自分の体が三脚になったみたいに安定するよ。そうすれば、写真がブレずしっかりとしたのが撮れるよ。

もう一つ、ビューファインダーから覗いているときは、真ん中を見るようにしよう。あまり、横を見すぎないように。ビューファインダーから見えるものが、写真に写るものだからね。
Belairは一眼レフとはちがう。だから接写する時は、歪みがでないように少しだけフレームを上に傾けるといいんじゃないかな。

室内みたいな、薄暗い場所で撮影するときは、露光時間のことも考えないといけないよ。つまり、シャッターを押して、二回目のクリック音が聞こえるまで、離さないようにってことだ。もしシャッターを離すのがはやいと、写真も暗くなっちゃうよ。
こういう場合は本当に注意しないとね。でも、三脚を使えばいつでも100%のクリアな写真が撮れるからご安心を。

Belairのユニバーサルシューにフラッシュを付けたら、シャッターを離した瞬間に自動的にフラッシュが光るようになるよ。撮りたい景色に十分な明るさがないなら、Bモード(バルブモード)を使うことで、長時間露光ができるから、必要なだけシャッターを開いておくこともできるね。

その場合、もし三脚をもっていなかったら、ほぼ間違いなく写真はぼやけちゃうだろうね。
ほとんどのロモカメラと同じように、このBelairでも多重露光が可能だ。
僕が特にお気に入りのポイントだね。
僕はいつも、BelairといっしょにLEDのフラッシュライトを持っていくんだ。そうすれば、今何枚目なのか確認しやすくなるからね。カメラの後ろの窓にある、フレームを確認するための窓は、赤いフィルターがかかってて、薄暗くなっちゃうと見えにくくなっちゃうからさ。

レンズを付け替えるのはすごく簡単だよ。そうだ、カメラを使わないときには、ビューファインダーを取り外しておこう。壊れちゃうかもしれないからさ。これは僕もいつも気を付けてるよ。

ライトメーターを指なんかで隠しちゃえば、面白いこともできるよ。
隠す事で、露光時間がのびるよね。ちょっと暗い時や逆光のときにやってみると、面白い写真になると思うよ。

さて、もうお分かりだとおもうけど、このカメラの操作はすごくシンプルだ。この軽いカメラを取り扱うときに、一番重要なことは断固たる決意で構えること。もちろん両手でね!そして、すばらしくシャープな写真を撮りたければ被写体までの正確な距離を測ることだね。レンズのもつクオリティーは素晴らしいし、自分なりの撮影手順を考えて、実行すれば、ハッピーでグッドなロモグラファーになれること間違いなし!

ベストな瞬間を逃さないように、いつもお供させてあげてね。

質問があれば、いつでも聞いてくれていいよ。
pasquale@lomography.es

それじゃ。

Good luck and congratulations for your new Belair X 6-12!

Pasquale Caprile.

2013-02-03 #gear #gran-formato #belair #tecnica-con-belair #review #experimentar #trucos-con-belair pasqualecaprile の記事
翻訳 keni

他の記事を読む

  • 暗い場所での撮影のための5つのフィルム

    2015-12-01 #gear #tutorials lomographymagazine の記事
    暗い場所での撮影のための5つのフィルム

    みなさんご存知のとおり、光量の少ない場所で撮影する際はブレないようにしっかりとグリップして保つ必要があります。三脚などのツールを使うのも方法としてありますが、勿論暗い場所での撮影に適したフィルムを使うことがとても重要です。この記事では光量の少ない場所での撮影にぴったりなフィルムを5つリストアップしてみました。

    2015-12-01
  • 【LC-Aバースデー記念】~コンパクトカメラ写真コンテスト開催決定~

    2016-06-16 #ニュース ciaoannacotta の記事
    【LC-Aバースデー記念】~コンパクトカメラ写真コンテスト開催決定~

    6月19日といえば?!そう、ロモグラフィーを象徴する実験的な35mmアナログカメラ・ LC-Aの誕生日!!!誕生日を記念して、今年はLC-AシリーズやLC-Wideに限らずアナログの"コンパクトカメラ”で撮影された作品も対象にしたコンテストを開催します!愛用機、フィルムそしてご自身のオリジナリティがあふれる作品を多くみれること、楽しみにしております。

    2016-06-16
  • 【レポート】Lomography+主催『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』

    2016-08-22 lomographyplus の記事
    【レポート】Lomography+主催『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』

    2016年8月11日(山の日)に行われた『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』はLomography製のフィルムから他社製品のフィルムを気軽に体験できるという夏の光を写すにはピッタリのイベントでした。今日はそのイベント模様をレポート!夏らしさ溢れるスペシャルな写真の数々は必見です!!また参加者みなさまのギャラリーと共に、使用フィルムの特長や撮影時のテクニックについてもご紹介も致しますので、どうぞごゆっくりご堪能下さいませ。

    2016-08-22
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • First Impressions of the Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lens: Heiwa Wong

    2016-05-05 #ニュース #ビデオ #gear #people Lomography の記事
    First Impressions of the Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lens: Heiwa Wong

    Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lensで撮影された“The Sea Within.”は、香港のビジュアルアーティストであるHeiwa Wongによって監督された音楽とイメージをミニマルアートとして巧みに扱いながら、強い感覚の経験を呼び起こす短編映画です。自然と身体のつながりについて触れ、見る者を冷静と情熱の間を行き交う旅へと誘う作品を彼女のインタビューと共にお楽しみください。

    2016-05-05
  • 32歳になったLC-Aが喜ぶ32の方法

    2016-06-24 #gear lomographymagazine の記事
    32歳になったLC-Aが喜ぶ32の方法

    伝説の名機でありロモグラフィーの魂、LC-A。実験的なコンパクトカメラが誕生して今年6月で32年!LC-Aのお祝い何にしよう?なんて悩む必要なし!LC-Aが喜ぶのは写真を撮ってもらえること!

    2016-06-24
  • 名作は近場で生まれる?ご近所フォトのススメ

    2016-02-23 #people #places #tutorials hodachrome の記事
    名作は近場で生まれる?ご近所フォトのススメ

    皆さんは自分の地元で写真を撮っていますか?何もないから撮る気にならない?それは実にもったいないです。見慣れた平凡な日常風景の中に素敵な題材はたくさん溢れています。そしてアイデアやテクニック、フィルムを使い分けることでそれらは一層輝いたものになります。今回は、私hodachromeのこれまでの高評価作品の中から、身近で撮影されたものをピックアップして説明とともにご紹介したいと思います。

    2016-02-23 2
  • ショップニュース

    スタイリッュなカメラバッグをお探し?

    スタイリッュなカメラバッグをお探し?

    ZKINはカメラバッグやストラップなどを取り扱うブランド。しっかりとあなたのガジェットを保護してくれる、機能も見た目も備えたカメラバッグです。スタイリッシュなZkinバッグで大切なカメラをしっかり保護して、フォトアドベンチャーに繰り出そう!

  • 12/17(木)のアドベントカレンダー: 最終日!フィルムパック3つを2つの値段でGET! (ディスカウントコード: THREE4TWO)

    2015-12-17 #ニュース #gear Lomography の記事
    12/17(木)のアドベントカレンダー: 最終日!フィルムパック3つを2つの値段でGET! (ディスカウントコード: THREE4TWO)

    この季節は写真をたくさん撮影します。クリスマスに年末年始とイベント事が盛りだくさん待ち構えています!そんな季節にアナログカメラでたくさん写真を撮れるようにフィルムを買っておきましょう!本日まで同じフィルムパックを3つご購入で1パック分無料になるキャンペーンを実施中!

    2015-12-17
  • モノクロ写真に学ぼう: モノクロの魅力とは?

    2016-09-14 Ciel Hernandez の記事
    モノクロ写真に学ぼう: モノクロの魅力とは?

    モノクロ写真のいいところは、ただクラシックでかっこよく見えるだけではありません!実はモノクロ写真は、撮影技術にもいい影響を与えてくれるって知っていましたか?

  • Fashion Shoot with Lomo'Instant Wide x Seven Sins

    2016-04-15 #people choko3 の記事
    Fashion Shoot with Lomo'Instant Wide x Seven Sins

    俳優として、デザイナーとして、モデルとしてマルチに活躍されるMAKOTO UENOBORIさん。今回は彼が手がけるブランド、 "Seven Sins"について聞いてみました!Lomo'Instant WideとLC-A+で撮影されたfashionableでchicな写真をお楽しみください!

    2016-04-15
  • ショップニュース

    Revolog フィルム 種類によって様々なユニークな効果が現れます!

    Revolog フィルム 種類によって様々なユニークな効果が現れます!

    緑の発光体やイナズマ、引っ搔き傷などのユニークなエフェクトが現れるRevologフィルム。刺激的な写真が撮りたい方におすすめ!

  • 超簡単!LC-AにDIYオレンジフィルターを取り付けよう!

    2016-02-04 #gear #tutorials imbaaa の記事
    超簡単!LC-AにDIYオレンジフィルターを取り付けよう!

    ありきたりなカラー写真に飽きてきていませんか?時にはレトロ風味な写真も撮りたくなりますよね。そんな時に役立つのがこのテクニック。LC-Aで使えるオレンジフィルターを自作しましょう!

    2016-02-04
  • 遠くを写したロモグラフ

    2016-01-26 lomographymagazine の記事
    遠くを写したロモグラフ

    被写体に近寄って近距離で撮影することをロモグラフィーでは提唱しています。しかし、それは皆さまに面白い写真をとってもらうようなひとつのアイディアのようなもの。みなさんご存知のように、遠距離の撮影も素晴らしい結果を残します。あえてメインの被写体から離れて小さく写したものや、風景写真など、イリュージョンを引き起こした写真たちをご覧ください。遠くを写すことの美学を感じましょう。

    2016-01-26
  • Lubitel Garelly: 色の魔法

    2016-02-11 #gear lomographymagazine の記事
    Lubitel Garelly: 色の魔法

    じっとしていられず、想像にふけることは人類が持つ特性です。そして物事をどのように見るのか、何を見るのかによって、「本物」というものはその人によって解釈されます。空想家が景色をみれば、辺りは一面夢見るキャンバスに。それは真実なのか、空想なのか。どちらにせよ写真家には科学の力であなたが見たものを着色する術があります。あなたの目で見る、夢のような景色に近づけるフィルムというものが。逆に夢など見ない現実主義の写真家は、フィルムを通して世界を見ることで、記憶にある景色を夢の大地に変えることができます。それが色とフィルムの魔法。写真写りの良い最適な被写体は、色が誇張されることによって美しさが際立ちます。フィルム写真の楽しみはそんなところにあるのではないでしょうか?

    2016-02-11