Hodachrome、そのクリエイティブなライフスタイルとロモダイアリー

2013-10-30

もし彼がひとつだけこのコミュニティーに感謝することがあるとすれば、それは写真撮影の個性とスタイルを確立する機会を得られたことでしょう。そしてそれこそがとても重要なことです!

一目見たらあなたは今見ている写真が彼の作品だとわかるでしょう。とても特徴的でカラフル、そしてフィルムフォトグラファーとして彼のパーソナリティーをほぼ確実に物語っています。彼はもしかしたら無口かもしれない、しかし彼のロモグラフは確実に彼自身を雄弁に物語っていて、そしてそれは彼のような才能のある男には十分でしょう。我々は日本が生んだこの人物にインタビューできたことをとてもうれしく思います。紳士淑女の皆さん、ぜひ hodachrome のLomoDiaryをご覧ください!

名前: 山本穂高
ロモグラフィーのユーザーネーム: hodachrome
所在地: 岐阜県、日本
ロモグラファーとしての年数: 約7年
このコミュニティでの年数: 3年

あなたについて教えてください。あなたの興味は何ですか?あなたの仕事は何ですか?

私の名前はhodachromeです。私はフォトグラファーでデザイナーです。私の主な撮影テーマは、四季を通じた日本の美しい風景と、多重露光による独特な作品作りです。

ロモグラフィーに関するあなたがこれまでに経験したことで記憶に残ることを教えてください。

これまで私はコミュニティーメンバーの gocchincatfordst に会いましたがこれがよい経験でした。彼らは日本での良き友人であり、創造性と表現力のある優れたフォトグラファーです。

fotobesとのフィルムスワップ作品

特に、私にとってgocchinとの出会いはとても有意義なものでした。彼の全世界に渡るスケールの大きい、ダイナミックで、そして洗練された作品は私には衝撃的でした。我々はお互いに刺激し合える良き関係だと思っています。そして、ロモグラフィーを通じて出会った人に関しては、イギリスの fotobes のような素晴らしいフォトグラファーに出会えたことはとても素敵な経験でした。彼の写真の技術やセンスはとても素晴らしいものがあり、私は彼から多くのことを学びました。

ロモグラフィーが私の写真ライフにおいて重要な役割を果たしていることはまちがいありません。ロモグラフィーと出会って以来、私のそれまでの単調で平凡だった写真のスタイルは独創性溢れるものへと劇的に変化しました。

Credits: hodachrome

ロモグラフィーまたはロモグラフィーのコミュニティーがあなたにとってどのように大きな役割を果たしてきたのかを教えてください。ぜひお聞きしたいんです~。

3年ほど前に私がロモグラフィーのコミュニティーに参加したとき、私はまだ自分の写真スタイルが確立されておらず、アナログ・デジタルを問わずいろいろな種類の撮影をただやみくもに試していました。それはまるで「手探り状態」のような日々でした。そんな時期に、このコミュニティーで多くの面白い写真を見て、そしてやがて自分の独自のスタイルを築くことができました。特に偉大なフォトグラファー mephisto19 の作品には衝撃を受けました。彼の多重露光、アイデア、そして撮影技術ということに関しては際立ったものがあり、それらは私自身の頭の中の「固い殻」を破ることになりました。

あなたはとてもユニークなロモグラフのスタイルを持っているのを我々は知っています。あなたのスプリッツァーを使った、そしてクロスプロセスによるロモグラフはどれもとても素晴らしい!練習し、完全に修得するまでにかなりの時間を要しましたか?

多重露光、特にスプリッツァーを使って制作するものや、クロスプロセスによるものはどちらも私のロモグラフィーのスタイルの中核を担う不可欠なものです。スプリッツァーに関しては、私の得意とする「無重力的」な多重露光を作るためにかなり頻繁に使っています。クロスプロセスについても、写真に幻想的で夢のような色合いとトーンを与えることのできるとても重要なものです。そして、可能な限り完璧なものに近づけるために多くの時間と練習を費やしました。とりわけスプリッツァーについては、LC-Aには特有の「視差」があるため、それが克服できなければ思い描いたようなシンメトリーな作品を作ることはできません。さらに、LC-Aで安定した露出を毎回得ることは簡単なことではありません。なので私はよく同じ場所で同じ写真を数枚撮るようにしています。その中から一番良いものを選ぶということができるからです。

一目見ればそれらがHodakaの作品だとわかるよね!

ロモグラフィーであなたがまだやったことがないこと、そして今後やってみたいことは何ですか?

私にはまだやったことがなくて、そしてこれからやってみたいことがあります。最も魅力的なものは「カラー赤外線撮影」です。そのフィルムを購入することは今では簡単ではないですが、それでもいつかはやってみたいです。LSIが販売してくれたらなあ!( LomoChrome Purple がありますよ~) まちがいなくたくさんの幻想的な多重作品を創り出しますよ!

あなたの一番「気に入っていない」ロモグラフは何ですか?あなたが「失敗」だと思うものです。

私には他の人と比べて多くの失敗写真があると思います。それらはあまりロモホームにシェアしていないのですが、挙げるとしたらこれかな~。

私はこの写真を、日本のある有名な桜の名所で撮影しました(スライドによるクロスプロセスです)。しかし、柔和で淡いピンク色の花びらを持つ桜は、ハイコントラストのクロスプロセスには合わないように思いました。花びらの色合いやトーンは失われ、真っ白になってしまっています。時として、日本の繊細で落ち着いた自然には、クロスプロセスよりもソフトなトーンのネガフィルムのほうがよりフィットする場合があるのだと気づきました。なんでもかんでもクロスプロセス処理していた自分への教訓となったような気がします。ということで、この写真にLikeをくれた人には大変申し訳ないですが、この写真はあまり好きではありません。

あなたがロモグラフィーに果たしてもらいたい将来のプランは何かありますか?

具体的なプランはまだありませんが、もしロモグラフィーがもっと「商業写真」とリンクしてくれたら素晴らしいことだと思います。私はかつて、ある世界的に有名な宝石ブランドの商品を、雑誌面での宣伝のためにLC-Aを使って撮影したことがあります。私はその時、ロモグラフ(アナログ写真)は、洗練されたファッション界においてもとてもよくマッチすると実感しました。アナログ写真なんて古くさいものと思う人もいるかもしれません、しかし私が撮影した写真はとてもファッショナブルに見えました。

Hodakaの写真はまちがいなくファッション撮影にぴったり、そう思いません?

あなたの人生に影響を与えた歌や映画を教えてください。そしてその理由も。

「バグダッドカフェ」という映画です。映画のロケーションは正直美しいとは言えないのですが、この映画を見ていると不思議ととても美しさを感じさせてくれます。これは写真にも通じることだと思います。たとえ我々の日常生活がそんなに美しくなくても、カメラという手段を通じてそれらを美しいものへと表現することができるのです。

✘ Youtube: http://youtube.com/watch?v=VdvbgW3YOVM

これらはHodakaに選んでもらった5枚のロモグラフです。いずれも彼のロモダイアリーをよく物語るものばかりです。

Credits: hodachrome

Dolphin Sky: 私の代表作であり昨年一番の評価を得た作品です。私のお気に入りのテーマ(多重露光、クロスプロセス、イルカ、そして観覧車)が全て入っています。

Credits: hodachrome

Highway Sparkling: 努力が確実に報われたと感じた初めてのロモグラフです。

Credits: hodachrome

Scrappy: この素敵な被写体を見せてくれた写真の神に感謝したいです。

Credits: hodachrome

Both sides of the daily life: 「集中力と忍耐力」の一枚。

Credits: hodachrome

Inceptional: シンプルかつ斬新。この写真を撮った後、私の写真スタイルは向上したかもしれない。

どうでしたか、素敵なロモダイアリーですよね?Hodakaの考えとその驚くようなロモグラフとがよくマッチしていて素晴らしいでよね。ありがとう、hodachrome!もっと見たい?じゃあ こちら をクリックしてね。じゃね!

2013-10-30 #lifestyle #lomodiary #community #japan #hodachrome #community-interview mayeemayee の記事
翻訳 hodachrome

コメントはまだありません

他の記事を読む

  • Daguerreotype Achromatの第一印象:Kamal Tung

    2017-05-01 #gear #people Jill Tan Radovan の記事
    Daguerreotype Achromatの第一印象:Kamal Tung

    フィルム写真が希少とされる今日においては、モノクロのイメージは携帯画面をスワイプすればすぐに出来上がってしまうと思われがちですが、そんななかでもKamal Yungの作品を真実を写し続けています。シンガポールを拠点に活動する彼はいまでも静物画やポートレートを古典的な方法、フィルムで写すことを選びます。

  • Simple Use Film Camera『ordinary unordinary days』 エキシビション @ Lomography+

    2017-04-27 refallinsasaki の記事
    Simple Use Film Camera『ordinary unordinary days』 エキシビション @ Lomography+

    Simple Use Film Camera の発売を記念して、『ordinary unordinary days』エキシビションが Lomography+にて開催決定。ロモグラフィースタッフが独断と偏見で選んだ個性を持つ8人。年齢も、やっていることも、ビジョンも…何もかもが異なる彼らが Simple Use Film Cameraで写した写真が飾られます。《写真》というフィルターを通じて世界はどのように写っているのか?[展示] を見に来るというよりも、友達の家に遊びに来て壁一面にある写真を眺めるような感覚で、ぜひエキシビションにお越しください。

    2017-04-27
  • Lomo In-Depth:ミューズとしての女性の身体

    2017-03-16 #ニュース lomographymagazine の記事
    Lomo In-Depth:ミューズとしての女性の身体

    性的対象として見られがちな女性の身体については多くの議論があります。それは実際のところ何を意味し、どのような影響を及ぼしているのでしょうか。ここでは、女性を写した写真とともにその真髄に迫ります。

    2017-03-16
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • Lubitel 166+で描くマーティン・パーのカラーパレット

    2017-07-03 #gear lomographymagazine の記事
    Lubitel 166+で描くマーティン・パーのカラーパレット

    みなさん、イギリスの写真家 マーティン・パー を知っていますか?カラー写真のパイオニアとも呼ばれたパーは、日常のちょっと奇妙なシーンをポップな色使いで切り取ります。彼のスタイルをお手本にするなら、二眼レフカメラ Lubitel 166+ で撮影してみましょう!自然光での撮影にぴったりな Lubitel 166+ は、あなたの思い描く光やトーンを演出することが可能です。

  • ロモグラファーのための今年の写真トレンド5選!

    2017-01-22 #culture lomographymagazine の記事
    ロモグラファーのための今年の写真トレンド5選!

    2017年はフィルム写真のさらなる復活と活躍が期待されています。そこで今日は、ロモグラフィーのコミュニティー(そして世界中!)で今年注目を浴びそうな写真のトレンドをご紹介致します!

  • CcwuがNew Russar+ Lensの魅力に迫る!

    2017-03-16 #ニュース #people Jill Tan Radovan の記事
    CcwuがNew Russar+ Lensの魅力に迫る!

    ccwuはロモグラフィーのコミュニティーでもお馴染みなので、名前を聞いたことがある方もいるはず。台北・台湾を拠点とする彼は、いつもその素晴らしい作品で非凡な才能を証明してきました。ccwuのような才能溢れる写真家とNew Russar+ Lensが出会うと、どんな素晴らしい化学反応が起こるのでしょうか?覗いてみちゃいましょう!

    2017-03-16
  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • Guillaume Gaubert:女性の美しさを捉えたポートレート (NSFW)

    2017-01-22 #people Ivana Džamić の記事
    Guillaume Gaubert:女性の美しさを捉えたポートレート (NSFW)

    フランス人の写真家Guillaume Gaubertの得意なことは、美しいものを見つけること。数年前に写真撮影に興味を持つようになり、その後本格的に写真の世界へ入ることを決めました。現在は主に女性のポートレートを撮影していて、それが彼にとっての永遠のインスピレーションの源だと語ります。

    2017-01-22
  • Lomo'Instant Automatを持って大自然へ

    2017-01-05 #people phyllistc の記事
    Lomo'Instant Automatを持って大自然へ

    Wangs Lokは自然とハイキングを愛するフォトグラファー。嫌なことがあってもハイキングをすれば全部忘れられるんだとか。今回彼はLomo'Instant Automatを持って香港の山へとハイキングに出かけました。

    2017-01-05
  • Neptune Convertible Art Lens Systemの第一印象:Guen Fiore

    2017-05-25 #gear #people lomosmarti の記事
    Neptune Convertible Art Lens Systemの第一印象:Guen Fiore

    Guen Fioreはイタリアの若い写真家。クリエイティブな写真とポートレートを専門とする彼女に Neptune Convertible Art Lens Systemで晴れ渡るローマを撮影してもらいました!彼女の作品とともに、このレンズを初めて使った感想を聞いてみましょう!

  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • 東京の「黄金時代」:1960年代 & 1970年代

    2017-04-11 #culture #places lomographymagazine の記事
    東京の「黄金時代」:1960年代 & 1970年代

    60年代、70年代の東京は戦後の歴史上もっとも成長が著しい時代であったことから、「黄金時代」ともよばれています。今日はそんな輝かしい時代を蘇らせてくれる写真たちをご紹介致します!

  • Lomo In-Depth: 写真を学校で学ぶ必要はあるのか?

    2017-01-24 lomographymagazine の記事
    Lomo In-Depth: 写真を学校で学ぶ必要はあるのか?

    ロモグラフィーのコミュニティー、 ロモホームには、プロの写真家から熱心な趣味人まで様々な写真好きが集まっています。そこではプロもアマも関係なく同じスペースに写真をアップロードしていますが、評価の基準はその写真が魅力であるかどうかの一点のみ。ロモホームを通して、自分が知らなかった撮影テクニックや知識を持っている人に出会うこともあるかもしれません。しかし、そのテクニックや知識を皆さんはどこで学んだのでしょうか?

    2017-01-24
  • Petzval 85 Art Lensで光と遊ぶ:写真家 Audrey Kwok

    2017-06-29 #people crissyrobles の記事
    Petzval 85 Art Lensで光と遊ぶ:写真家 Audrey Kwok

    学校の写真のクラスがきっかけで情熱が芽生え、それが彼女のキャリアを切り拓いたと語る写真家の Audrey Kwok。シンガポールを拠点として活動する彼女の作品は、フレームの中でいまにも叫び出しそうな鮮やかな色が特徴的。今回彼女は Petzval 85 Art Lens でボケが織りなす美しい作品を撮影してくれました。