ネガを燃やして-フィルム・マニピュレーション

ろうそくの炎を使い、あなたのネガフィルムに細工をし、歪ませる方法の紹介です。その結果として、変色を伴って溶けて伸びて、ねじれたイメージを得られます。続けるなら、もう後戻りはできませんよ。

Credits: akula

必要なもの

  • ろうそく一本
  • ネガ
  • スキャナ

写真を撮る前に、私はスケッチを描いて撮りたい写真のノートをつくり、このフィルムを燃やそうと決意しました。このノートは腕のいい私の助手である、Akula氏にショットごとに私が何を撮りたかったか伝えるのにも役立ちました。
家で現像をして、燃やす前にもう後戻りできないことを理解しながら、スキャンをしました。ネガをろうそくの炎の上で持ち、炎に触れないようにフィルムを伸ばしたまま熱するようにしました。

熱されたフィルムは緑は黄色に、黒は紫や青に変色を起こしていました。強く焼けただれた部分は赤の点になりました。フィルムの端を強引に炙っていると、ときどきネガが燃え出しましたが、私は単純に炎を吹き消しました。

Credits: akula

私はこの技をフィルムの端で試してからひらめき、使われる熱量と予想される結果を推し量りました。
「テストネガ」をスキャンした時、私は写真の変色とその歪みに、頭を殴られたような強い衝撃を受け、はまってしまいました。
ろうそくの炎でネガを炙るこの方法は、ネガと炙る場所をどれくらい熱するかコントロールさせてくれます。
私は効果を増すために、いくつかのネガを二度も燃やしましたよ。

フィルムは曲がり、歪み、いくつか泡立ったり縮んだりしました。
炙り終わってみると、フィルムはパリパリのプラスチックの小じわが入って、もはやネガのスキャンホルダーには入りませんでした。なので、直接ネガをスキャナのガラスの上に置き、手動でフレームと光量を選んでスキャンしました。

Credits: akula

注意

  • 指が燃えないよう炎から遠ざけてください。
  • ネガを燃やす時は屋外か、風通しの良い場所で行ってください。
  • 炎を消す準備をしてから行ってください。 (側に水の入ったバケツを用意するなど)
  • 手袋とゴーグルをはめて行ってください。(化学薬品と火を使用している時)

2014-06-27 #gear #チュートリアル #lab-rat #scanning #tipster #burn-negatives-film-manipulation-scan-candle-distortions-canon-eos-3000-vancouver akula の記事
翻訳 kotpa

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