LomoAmigo:水谷 吉法、Petzvalレンズで撮る
1 1 Share Tweet目から入った情報をそのまま切り取る。水谷さんは正にそんな写真を撮る写真家です。
日常的に目に入ってくる印象的な瞬間。その瞬間をありのままに切り取る際に、Petzvalレンズを通すとどんな写真が出来るのでしょう?
【アーティストプロフィール】
水谷 吉法/ Yoshinori Mizutani
HP , Tumblr
1987年、福井県生まれ。
日本大学経済学部卒業、東京綜合写真専門学校卒業。
東京を拠点とし活動。日常を切り口にしながらもシリーズごとに多様なテーマに挑む。
TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD2013小山泰介賞を受賞し、今後の活躍が期待される。
グループ展
2012年「THESE DAYS」
2011年「部屋から生まれるもの」
入賞
2013年 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD2013小山泰介賞
2012年 1_wall入選
2012年 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD2012入選
簡単に、自己紹介をお願いします。
現在は、作品作りがメインで、多くのコンペに応募しています。写真の依頼があったときは、そちらをすることもあります。写真を始めてまだ間もないので、まだまだ修行中です。
大学を卒業した後、なぜ写真家の道に進んだのですか?
大学生のとき、学校に近いこともあり神保町の古書店街によく通っていました。そのとき、アメリカの文学集団ビート・ジェネレーションに興味を持ち、ロバート・フランクという写真家を知りました。僕が知る写真とは全く異なっていたので、かなりの衝撃を受けました。写真をやってみたい、と思いました。兄が一眼レフカメラを持っていたのでカメラを借り、写真を始めました。大学卒業後、写真学校に入り、写真の道を目指そうと考えました。
今回Petzvalレンズを使ってみて、どんな感想を持ちましたか?
Petzvalレンズは外見がとても斬新なので、撮影をしているとき、レンズを見る人が何人もいたり、「そのレンズは何?」と声をかけられたりしました。このレンズで、主に自然を撮影しましたが、開放では、このレンズの特徴であるグルグルのボケができ、とてもユニークな写真ができるので、開放絞りばかりで撮影していました。このレンズはマニュアルフォーカスで、絞り値を変更する際は、プレートを変えて撮影するため、撮影するまでには少し時間がかかります。私は道具としてのカメラの操作も好きなので、より良く撮影を楽しむことができました。
またPetzvalレンズを使う機会があるとしたら、どんな場所で何を撮りたいですか?
今回は自然を撮ることが多かったので、東京の街を撮影してみたいです。人であったり、風景であったり、いろんなものを撮影したいです。
今回クローズアップ写真が多いですが、他の作品でもよくクローズアップで撮影されるのですか?
そうですね。情報がたくさんある写真はあまり好きではないので、写真を選定するとき、クローズアップの写真ばかりになってしまうのかもしれません。
今回の作品にタイトルをつけるとしたら、またBGMを付けるとしたらどんなものですか?
タイトルは「green」で、BGMをつけるとしたら、インストものの柔らかい音楽が良いです。
どんなときに、作品のインスピレーションを得ますか?
写真のことばかり考えているので、見たもの、聞いたものなどすべて、写真に影響があります。日頃の生活の上で、撮影したいものが出てくることが多いです。
お気に入りの写真スポットがありましたら教えてください!
僕は多摩川が好きで、よく多摩川で撮影を行います。自然も多く、撮影をしていて気持ちいいです。おすすめです。
最後に、今後の活動について教えてください!
現在、スイスのギャラリーで8月までグループ展に参加しています。まだ、正式な発表はされていないので詳しいことは言えないのですが、海外の賞に受賞しました。その受賞展が海外であると思います。
水谷さん、インタビューとテスト撮影にご協力頂きありがとうございました!
今後の水谷さんの活躍を期待しています!
2014-07-14 #people #lomoamigo #petzval-lens #art-lens #petzval #petzval ciscoswank の記事
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