Petzval 85 Art Lens: SASU TEI
Share Tweet韓国出身のフォトグラファーSASU TEIさん。日本と韓国でファッションやコマーシャルフォトの分野で活躍されています。彼がPetzval 85 Art Lensで写し出した写真は、幻想的で独特な世界観を放っています。日本で撮影されているのにも関わらず、なんだか日本ではない別世界のように感じる写真たち。日本人が今まで着目してこなかった日本の良さを、SASU TEIさんの作品から教えられたような気がします。
Name: SASU TEI
Location: 東京(日本)
Web:
sasutei.tumblr.com
www.wtokyo.co.jp/artist/sasutei
www.agencyteo.com/new/artists/artists.php?artist_no=30
―SASU TEIさんはじめまして!簡単に自己紹介をお願いします。
初めまして。Photographer SASU TEIです。韓国と日本で活動してます。
韓国ではART HUB TEO、日本ではW TOKYOというREPで所属してます。
―韓国のソウル出身だそうですが、どのような経緯で日本で活躍することになったのですか?
若い頃から日本の音楽と映画が好きでした。Araki Nobuyoshiさんの作品がとっても好きです。
日本で写真の仕事をやりたいとかじゃなくて、軽く留学行ってみよう的なノリで日本に来て、もう10年経ちました。
―写真を始めたきっかけは?
大学の専攻が映画だったので、1年生の時の授業で勉強したのが始まりです。
映画の現場って凄く多くのメンバーで仕事をしてますが、それにちょっと疲れたのもあり、
写真って極端的に言うとカメラさえあれば一人でもできるので、段々映画から写真に心を移しました。
―写真の他にSASU TEIさんの好きなものを教えてください!
写真が一番好きですが、あとは彼女と犬とお酒です。ちなみに犬は3匹です。
―Lomographyについて、以前から知っていましたか?どんな印象をもたれていましたか?
昔、中判のlomoカメラを使ったことがあります。
いろいろ計算しないでも素敵な写真が撮れるカメラだと思いました。
―Petzval 85 Art Lensでの撮影について聞かせてください。今回のお写真はどんな場所で、どういったテーマで撮影されたのですか?
今回はスタイリストEndo Rikaさんと企画した撮影です。
私も日本に来て10年目だし、もう少し日本の雰囲気を生かすファッション撮影がしたくて、何よりもロケーションを大事にしてます。
日本の方から見れば、歌舞伎町とか下町は日常的すぎてあんまり興味ない方が多いと思います。
でも私みたいな外人から見ると、表参道とか六本木よりも歌舞伎町とか下町の方が面白くて素敵です。
日本と韓国で撮影をしてるので、もっと日本ぽい、韓国ぽい作品を撮りたいです。
―もし今回の写真にサウンドトラックをつけるとしたら、どんな曲が合うと思いますか?
Code Kunst – Parachute
Hyukoh – I Have No Hometown
The black skirts – Hollywood
全部韓国の若いARTISTの曲です。
少し寂しい感じの曲が合うと思います。
―またこのレンズを使う機会があったら、次はどんな場所で、何を撮ってみたいですか?
今回使ってみて本当に欲しくなりました。
狙い通りに行かないのが魅力でした。
次は同じ場所で外人のモデルを撮影したいです。
―最後に今後の活動についての展望と、展示やプロジェクトなどの予定を教えてください。
個人的に3年前から RETUNE というWeb Magazineをやってます。
Fashion photographyとFine Artの作品を紹介するものなのですが、最近は忙しくて全く更新できなくなりました。
来年からはまたRETUNEでいろいろ面白い撮影をしたり素敵な作品を紹介したいです。
Credits
Stylist: Endo Rika
Petzval 85 Art Lens
本記事の写真は、Lomography New Petzval 85 Art Lensで撮影しています。19世紀の歴史的なポートレイトの復刻版であるPetzval 85 Art Lens。このレンズが作り出す渦を巻くボケは、あなたのポートレイト写真に花を添えます。Petzval 85 Art Lensはロモグラフィーオンラインショップで販売中。
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2015-11-13 #people #lomoamigo ciscoswank の記事
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