[レビュー] 和紙の「Film Washi W」使ってみました!

ロモグラフィーへのお問い合わせも多く、あちこちで話題になっている「Film Washi W」。このフィルムを直営店スタッフが使ってみました!その特徴や使用時の注意点をご紹介しますので、購入を考えている方はぜひお読み下さい!


こんにちは!直営店スタッフの sikakuipanda です。
みなさん Film Washi のことは知っていますか?フランスのフィルムメーカーで、様々なフィルムを製造・販売していますが、中でも本物の和紙(Japanese Kozo Paper)を使っているのはWシリーズだけ。え?フィルムに和紙?って驚きの方がほとんどだと思いますが、私も驚きです。いったいどんな写真が生まれるのでしょうか?

今回はFilm WashiのWashi Film W 120 single roll - Black & White を使いました。
感度が25なのでLC-A120では使えず、カメラはASAHI PENTAX 6x7です。撮影環境は快晴で絶好の写真日和でした。それでは、ご覧ください。

どうでしょうか。なかなか。和紙ですね。
今回はネガ現像をしたフィルムをスキャンしてデータ化した上でネガポジ反転させました。ポジ現像は薬品の関係により個人では厳しい様です。そして、現像後のフィルムは和紙そのものです。

コントラストは強く、白黒はっきり。

いかがでしたでしょうか?味わい深い、ノスタルジックな雰囲気ですね。
それでは、次に使用してみて気づいた注意点についてご案内致します!


使用時の注意点

それでは、何点かFilm Washiについて注意するべき事項がありましたので、皆様ご一読を!

フィルムの種類について

Film Washi が生産しているフィルムには、今回ご紹介した和紙を使ったフィルム「Film Washi W」以外の、通常のフィルムと同じように樹脂に乳剤を塗ったタイプもあるので和紙のフィルムが欲しい人は購入時に間違えないよう要注意です。
和紙を使ったフィルムは「Film Washi W」ですよ!「W」とついたものです!お間違いのないように!

現像について

現像できるお店をいろいろと探し回ってみましたが、現在対応可能なお店はありませんでした。ですので、基本的に自分で現像しなければいけません。ちなみに、下の写真のようなデータシートが120filmのフィルムに巻き付けられています。

ありがたいことに、英文ですがデータシートに現像方法が書かれています。

また、データシートは Film Washiのホームページ(英語・フランス語) でもご確認頂けるようです。
※各フィルム詳細の下方に「Data Sheet」へのリンクがあります。

120filmの取り扱いについて

通常120filmというと、ロール紙がテープで固定されているかと思いますが、ピンクの紙(データシート)が巻かれているだけなので解けないように注意!それに撮り終わったあとにもテープ等ないので要注意です!撮り終わってカメラバックにしまえない!なんて事にならない様にマステを持ち歩きましょう!

以上の点、大事な注意事項でした!


直営店Lomography+、オンラインストアにて「Film Washi W」販売中

そして!ここで、重大ニュースです。
オンラインストアと直営店Lomography+ にて、今回ご紹介した和紙を使ったちょっと不思議なフィルム Film Washi W 120filmFilm Washi W 135film の数量限定販売を行います!

以下ご購入の際の注意事項となりますのでお求めの際には必ずご確認ください。

・自家現像のみのご案内となります。(現像できるお店を探しましたが、2016年12月現在、受け付けている所はありませんでした。)
・数に限りがあるため、オンラインショップ、直営店ともにお一人様一点限りとなります。
・お取り置き、ご予約は致しかねます。
・在庫状況、取扱い状況については随時変動いたします。ご了承ください。


その他Washi Filmの詳細はこちらのマガジン記事でもご覧いただけます。
【大ニュース!】Washi Filmシリーズが直営店・オンラインショップに入荷しました!


直営店Lomography+について

Lomographyの日本唯一の直営店。Washi Film以外にも様々な面白い商品をご用意しております。お近くにお出かけの際には是非お立ち寄りください!

2016-12-17

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