LomoAmigo: Ömer Serkan Bakır × Petzval 58

フォトグラファーでありジャーナリストであるÖmer Serkan BakırがLomographyの New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens で撮影した写真を大公開!「若いフォトグラファーは一度はアナログカメラで撮影してみるべき」と語る、彼の作品をインタビューとともにお楽しみください。

こんにちは、Ömer Serkan!簡単な自己紹介をお願いできますか?

自己紹介を頼まれるといつも、何から話すべきか迷ってしまうんです。まず最初に、カメラと私の出会いについてお話しさせてください。はじめてカメラを手にしたのは6歳か7歳くらいのときで、何に使うものかわかりませんでした。カメラはAgfaのブランドのものだったと思います。最初はおもちゃだと思っていましたがとてもデリケートなものだと感じていて、慎重に開いたり閉じたりしながらダイアフラムスナップショットの仕組みを調べていたのを覚えています。それからしばらく経って、兄と共同の一眼レフカメラを手に入れたんです。とにかく、高校生くらいまでは写真に興味を持っていたんです。そして大学はイスタンブール大学のコントロールシステムテクノロジー学部に進学しました。しかし進学してみると、技術的なものにはあまり惹かれないことに気が付いたんです。その学部を卒業すると、私は今度はマルマラ大学の美術学部写真学科に進みました。私の意見では、写真のもっとも楽しくて少し厄介な部分は暗室での冒険も含めたアナログな時間だと考えます。マルマラ大学ではほとんどすべての宿題やプロジェクトがモノクロによるものでした。そのため、私は家にも仕事場にも暗室を持っていたんです。朝まで暗室に籠もって作業した経験は、私にいろんなことを教えてくれたと思います。自分はフィルムもデジタルも経験する事のできた幸運な人間だと感じています。

長年、写真活動をされていますね。写真に興味を持つようになったのはいつ頃からですか?

子供のころから写真を撮っていた経験が強く影響していると思います。ですが、本当に写真にのめり込むようになったのは Fotoğraf Dergisi で働くようになってからでした。その頃に私が出会ったような写真家たちと同じ環境で過ごし、一緒に出掛け、写真を選ぶことは全ての写真家にとっての夢だと思いますよ。

以前はフィルムによる作品も多かったですが、最近ではデジタルをメインに制作していますね。アナログやデジタルはあなたにとってどのような意味をもっていますか?

私はカメラをアナログから始めることが非常に重要だと考えています。現代では36枚撮りの意味や、一枚一枚の写真の重要性のわからない写真家も多くいます。写真を始める初期の段階に注意深く、慎重に撮影する事を学ぶためには、写真家を志す人はまずアナログカメラから始めるというルールをつくりたいくらいです。もちろん、現代ではそれが難しいことは分かっていますが、
若いフォトグラファーは少なくとも一度はフィルム写真を撮るべきです。彼らにも現像されるまで結果が分からないワクワク感や忍耐強さ、そして幸福感を体験してもらいたいのです。

今回は New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens で撮影していただきました。感想をお聞かせいただけますか?

これまで数えきれないほどのレンズを使ってきましたが、Petzval 58 Bokeh Control Art Lensほど興味深いレンズはありませんでした。Petzvalの名前のついた光学レンズがあることはとても感動的です。私のように眼鏡をかけている人には少しピントあわせが難しいですが、すべて大満足の撮影でした。

Petzval Lensで一番気に入っているものはありますか?

私は交換可能な絞りプレートやボケ調節リングが気に入りました。この2つの機能を組み合わせて、何百もの異なるイメージを撮影する事が出来るんです。なんでもないものの写真を長い時間撮影して、予測できなかったような結果を得ることだってできますよ。

Petzval Lensで撮影した写真でお気に入りのものはどれですか?写真の説明もお願いします。

Petzval Lensではイスタンブールでたくさん写真を撮ったんです。それからサパンジャに3~4日間の小旅行に行きました。私がサパンジャ湖のほとりに放置されたボートの写真を撮っていると、レンズに興味をもった若い写真家たちに声をかけられたんです。私たちはしばらくレンズやその特徴について話をしていました。サパンジャに戻ると、ランチを食べたレストランのウェイターがレンズについて質問してきました。彼もこんなレンズを見たのは初めてだと驚いていて、たくさん面白い質問をしてくれました。写真については初心者であるようだったので、とても印象的でした。

はじめてPetzval 58 Bokeh Control Art Lensを使う人へのアドバイスはありますか?

Petzval 58 Art Lensをはじめて使う人は、スピーディーに撮影するのは難しいことを念頭に置いたほうがいいと思います。おそらく、最初は落ち着いてレンズの調節を行い、撮影を楽しむ時間が必要でしょう。レンズの使い方は難しくはありません。ですが、滑り落とさないように絞りプレートを入れたり、適切な露出を設定したり、理想のボケになるようにボケ調節リングを調節したりするには、少し慣れが必要です。また、あまり目立ちたくないのであれば真鍮カラーはやめたほうがいいかもしれません。注目を浴びるのが好きな人にはぴったりのカラーですよ。


Ömer Serkan Bakırについてもっと詳しく知りたい方は、彼のホームページInstragram もチェックしてみてくださいね。彼の New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens のレビューは こちらの記事 (外部サイト、英語)でもご覧頂けます。

2017-01-10 #people nural の記事

New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens

歴史的なデザインと機能を備えた58mmロシア製プレミアムレンズ。ボケ調節リング搭載でペッツバールのぐるぐるボケを7段階でコントロールできます。

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