Lomo In-Depth: 写真を学校で学ぶ必要はあるのか?

ロモグラフィーのコミュニティー、 ロモホーム には、プロの写真家から熱心な趣味人まで様々な写真好きが集まっています。そこではプロもアマも関係なく同じスペースに写真をアップロードしていますが、評価の基準はその写真が魅力的であるかどうかの一点のみ。ロモホームを通して、自分が知らなかった撮影テクニックや知識を持っている人に出会うこともあるかもしれません。しかし、そのテクニックや知識を皆さんはどこで学んだのでしょうか?

Credits: vinci84

写真家になりたいと思った人がまず考えることが、学校に行くか実践で学ぶかの二つだと思います。どちらを選んだとしても、それは挑戦であり簡単に上手くいくものではないでしょう。この二つの違いは、コスト、時間、そして得る経験です。どちらにも違った長所があると言えます。

大学には美術館やギャラリー、写真会社とのつながりがあり、写真でプロになり生計を立てたいという人には、学校で勉強することはゴールへの近道になります。ですが、全ての卒業生がマンチェスター・ポリテクニックの写真科卒業生であるMartin Parrと同じくらい幸運というわけではありません。しかし、写真への純粋な情熱を持って学校で勉強し、写真を撮り続けている生徒もいます。情熱とはそれだけで、写真を撮る理由になります。それはどの学校や組織に所属しているかは関係ありません。

もちろん、趣味で写真を撮り続ける人の中にもプロとほとんど変わらないような技術を持つ人もいます。そこまで極められる深みがあるから、写真を一生の趣味として選ぶ人がいるのかもしれません。多くの人は写真撮影を趣味や娯楽として始め、それを友達や自分の子供たちに教え、引き継いできました。スティーブン・ショアーが暗室キットを叔父から譲り受け、スタンリー・キューブリックが最初のカメラを父からもらったように、誰かの趣味がまた別の誰かの一生を決めることもあります。この二人は独学で写真を始めたと言われていますが、おそらく学校での勉強に代わるような体験を若い頃にしたのでしょう。ショアーは十代の頃にアンディー・ウォーホルと撮影し、写真撮影においての決断力を学びました。キューブリックも若い頃にLook誌の編集長Helen O'Brianのもとで様々なことを学びました。

この二人には、教え導いてくれた人の存在がいました。どんな人にも教育者が必要ですが、それが写真について教えてくれる人である必要はありません。ですが、学校ならばより親切に辛抱強くアドバイスをくれる指導者と出会えることでしょう。しかし、写真のような模範解答がない分野では、教育者の存在だけでなく、自分自身で答えを見ける力がなければアドバイスは役に立たないでしょう。


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2017-01-24

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