Anna Garciaのカナリア諸島旅行:ランサローテ島
Share Tweetカナリア諸島にあるスペイン列島は、おそらく最も過小評価されている観光地の一つでしょう。「黄土の国」とも呼ばれるランサローテ島を、旅人でありフォトグラファーであるAnna Garciaの文章と写真でお楽しみください!
Anna Garciaのランサローテ島旅行記 ~月のような風景~
私はいつもカナリア諸島の様々な場所に、とりわけランサローテ島の月面のような風景に魅了されてきました。
そして、この休暇中は車で島を探検することを思いつきました。好きな場所で寝て毎日違う場所で目覚めるなんて、とても素敵だと思いませんか?この島は車で旅してまわるのに最適な地形と広さなんです。
旅では、ランサローテ島ともう一つ別の島を訪れるつもりでした。最初にテネリフェ島へ行ってテイデを探検しようと思ってたんですが、結果的には別のフェルテペントゥラと呼ばれる島へ行って美しいビーチでのんびり過ごしました。
この島特有の風のために飛行機の着陸が遅れ、私たちがアレシフェ(ランサローテの中心地)に辿り着いたのは真夜中でした。到着直後は疲れていて、周囲をよく観察することはできませんでしたが、次の朝から新しいものに続々と出会う冒険が始まりました。
ドライブをはじめて数分後には、私たちはランサローテのまるで月に来たかのような風景に夢中でした。あたり一面が月面を思わせる景色だったのです。どこに目を向けても、山々や火山、印象的なものに囲まれていました。
それは違う惑星を旅しているような感覚でしたよ。
ランサローテでもっとも有名なランドマークは、炎の山(Fire Mountains)としても知られるティマンファヤ国立公園でしょう。ですが、島の北方にも素敵な場所はたくさんあります。夜はほとんど毎晩、北海岸のファマラにある美しいビーチで過ごしました。
そこは実際には驚くほど孤立した場所でもあって、たくさんのサーファーや印象的な素晴らしい夕日を眺めることができます。このような場所で目覚めて、島の北部をドライブしてまわるのは本当に最高の体験でした。
この島はたくさんの生物が生息していることでも知られていますが、ドライブ中には野生動物はおろかトカゲにさえ出くわすことはありませんでした。ですが、「ハメオス・デル・アグア(Jameos del Agua)」と呼ばれる洞窟では、ランサローテの特産物であるスクワットロブスターや小さなカニをみることができます。これらの小さな生物は盲目のため、スペイン語で「小さなヤコブ」を意味する「Jameito」としても知られていて、この島のシンボルでもあります。
カナリア諸島での旅はまだまだ終わりません。ここから私たちは、フェルテペントゥラへと向かいます。
Annaの旅の続きはこちらのウェブマガジンで掲載予定です!それまでの間、彼女の作品や旅の写真を観たくなったら 彼女のホームページ を覗いてみてくださいね!
2017-02-08 #places
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