若き女性フォトグラファー Marine Toux: Analogue Women

Marine Toux は若きフランス人女性フォトグラファー。そんな彼女を 国際女性デー に紹介できて私たちもとっても嬉しいです!今回のインタビューでは、彼女のフェミニズムに対する考え方や、写真の世界で女性として生きていくことについて語ってくれました。

こんにちはMarine!国際女性デーということで、女性が登場するあなたの写真について教えてください!

こんにちは :) 国際女性デーのインタビューに私を選んでくれてありがとうございます!この日は女性のためだけというわけではないけれど、誰もが持つ権利について考え直す日ですよね。私の作品が直接フェミニズムと関係しているわけではないですが、私はフェミニストです。既存の女性像に捉われない、新しい考え方が増えるといいなと思います。

あなたの作品 Les créatives (クリエイティブ・ガールズ) というシリーズについて教えてください。

このポートレート作品シリーズは約一年前に始めて、まだこれからも続けるつもりです。空き時間があったら撮影していますね。

最初はポートレート作品をどうしても撮影しなければいけない機会があり、それがきっかけで始まったシリーズです。知らない人を撮影していくうちに、最初から相手のことを深く知る必要はないのだと気づきました。ポートレート撮影を通して新しくたくさんの人に出会えるのがいいなと思いました。それから、かっこいい女の子を見つけたら写真を撮っていいか聞くようになり、今まで誰にも Noと言われたことはありません!女の子のポートレートしかないのは偶然で、気づいたら女の子だけになっていました。彼女たちと話すととてもリラックスできるからか、それか何か惹かれるものがあったのかもしれません。

そして撮りためたポートレートが、女性を応援するようなプロジェクトになると思ったんです。だから最終的にはフェミニズムにも関係していますかね?まあとにかく、このプロジェクトはまだまだ続いていきます!どこかのメディアで連載のようにできたらいいなと思っています。毎回、新しい女性や新しい世界を紹介したいです。

女性や、女性の体を写真ではどのように扱うようにしていますか?よく議論されている問題だと思いますが、あなたはどう捉えましたか?

新しい技術を試すためにテスト撮影することもありますが、シリーズ作品としては必ず彼女たちのリアルなストーリーを入れるようにしています。

Devil Got My Girl (仏文記事) では、子供から大人へと変わる期間を写真で捉えるという目的がありました。自分や周りの世界が変化していき、人格が作られていく期間。成長して抑圧されていたものから解放される変化の瞬間を写真に捉えることばかり私は考えていますね。

Playground Loveシリーズもそうですか?

Playground Love シリーズは、ファッションなどの演出にこだわり色彩にフォーカスした作品を作りたいという想いと、自立した女性を表現したいという考えから生まれました。どの女性もそれぞれのアイデンティティーを持っていますが、写真ではその一部のみを見つけることができます。何より、女の子のグループよりクールなものはないですね!

今までにも一緒に撮影したことのあるクリエイティブな4人の友達に手伝ってもらいました。同時にこんなにたくさんの人と撮影するのは初めてで、挑戦的なプロジェクトでもあり、スケジュールなど大変なこともありました。でも最後はやって良かったなと思えました。それぞれの女の子が自分自身を表現できていて、結果にはすごく満足しました :)

女性の写真家として、今までに何か問題などありましたか?

女性だと重い物を運べないし、何も修理できない、そして技術面のことは何も知らないんだろうと未だに思っている人もいます。こういったことはスタジオにいるときによく聞きます。軽い気持ちで言っているのだとは思いますが、今の時代にこういった考え方は『普通』ではないと思います。

写真の世界で女性として生きていくことは大変だと思いますか?

正直に言うと、今まであまり考えたことがありません。自分を守るために、疑問に思ったことを深く考えることを避けたり、人と違ったことをするのを恐れることもあります。でも競争の激しい業界なので、女性だからといって自分自身で壁を作ってしまったら、状況はさらに難しくなってしまうと思います。

ファッション業界やメディアにおける女性の体の扱い方について議論されることが多くなってきていますが、同時に Body Positivismのような自分のそのままの体を愛そうという風潮もあります。あなたはどう考えますか?

ファッションや広告業界ではルールや規則のようなものがあります。私たちも学生時代から、肌や体型の修正が行われてることは知っていました。しかし最近はそういったお決まりのルールからどんどん外れてきているように思います。おそらくメディアでフェミニズムや Body Positivismがより重要視されるようになったおかげです。私たちの世代はより自由で、すべてがパーフェクトじゃなくてもいいんです。むしろその逆でもいいくらい。

好きな女性フォトグラファーはいますか?

一人だけ挙げるとしたら、Petra Collinsです。彼女は私が上で言った『新しい世代』の完璧な例だと思います。ビキニから毛がはみ出した写真がInstagramで削除されたあと、彼女はインターネットで一躍有名になりました。その代わりと言っては何ですが、今彼女はグッチやアディダスで仕事をしています。
彼女にはすごくインスパイアされます。自立した女性を表現していて、彼女が手がけたページは他のどの雑誌とも違う。ライトや色で遊び、アナログで作品作りもしているようです。彼女のスタイルは他の誰とも違うなって感じです。

その次に好きなのは、Nan Goldin と Diane Arbus。最初に決まりを破った人たち。


Marine について、そして彼女の作品についてもっと知りたい方は、彼女の WebsiteInstagram 、また ロモホーム をチェックしてみてくださいね。

2017-03-08 #people mpflawer の記事

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