歴代のLomo LC-A+ Family を一挙大公開！
Share Tweet今日は大人気のLOMO LC-A＋の歴史をさかのぼって、これまでに登場したラインナップや限定バージョンを一挙ご紹介致します！
Lomo LC-A
フィルムフォーマット 35mmフィルム
レンズ： 固定、Minitar-1 32mm f2.8レンズ
絞り： f/2.8, f/4, f/5.6, f/8, f/11, f/16
シャッタースピード： オート、バルブ～1/500
ISO設定範囲： 25-400
フォーカス設定： ゾーンフォーカス／0.8m、1.5m、3m～無限遠
フィルム巻き上げ： 手動
フィルム巻き戻し： 手動
フラッシュ ホットシュー接続可
使用電池： LR44電池 × 3（1.5V）
Lomo LC-Aは Cosina CX-1 と呼ばれる日本のコンパクトカメラにインスピレーションを受けて生まれました。Igor Petrowitsch Kornitzky（ソ連邦防衛大臣官邸）と同僚のMichail Panfilowitsch Panfiloff（LOMOロシア兵器光学工場所長）は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるLOMO PLC工場にCosina CX-1をもとにしてより優れたカメラを製造するよう依頼しました。1982年にはLomo LC-Aの最初のデモ機が完成していましたが、大量生産が開始されたのは1984年以降のことでした。LC-Aの人気はその後すぐにポーランドやチェコスロバキア、キューバのような共産主義国にも広まりました。
現在ビンテージのLomo LC-Aはロシアのキリル文字でロゴが印字されており、フィルムの測定値にはGOSTという規格が適用されていて、いまでは共通で使用されている ISO/ASA 規格の「25/64/100/200」の代わりに「16/32/65/130/250」となっています。絞りの範囲はf2.8~f16でマニュアル設定も可能です。レンズフォーカスは4つのゾーンフォーカス式(0.8 m、1.5 m、3 m、無限遠)です。 古いモデルではファインダー内に距離アイコンが表示されるものもありますが、新しいバージョンでは省略されています。
Lomo LC-A+
フィルムフォーマット 35mmフィルム
レンズ： 固定、Minitar-1 32mm f2.8レンズ
絞り： オート、f/2.8, f/4, f/5.6, f/8, f/11, f/16
シャッタースピード： オート、バルブ～1/1600
ISO設定範囲： 100-1600
フォーカス設定： ゾーンフォーカス／0.8m、1.5m、3m～無限遠
フラッシュ ホットシュー接続可
フィルム巻き上げ： 手動
フィルム巻き戻し： 手動
使用電池： LR44電池 × 3（1.5V）
その他の特徴 ケーブルレリーズ、三脚接続可能、多重露光スイッチあり
Lomo LC-AのMinita-1ガラスレンズやゾーンフォーカス、自動露出などの特徴的な機能はそのままにISO設定範囲を改善し、長時間露光用のケーブルレリーズ接点と三脚穴、多重露光のためのMXスイッチなどクリエイティブな機能を追加して生まれたのが Lomo LC-A+ です。その他にも ワイドアングルレンズ や LC-A+ Splitzer など、撮影をさらに楽しくするアクセサリーも使用可能となりました！
LC-A＋で撮影された写真をもっと観たい方は こちら 。
Lomo LC-A+ スペシャルエディション
長い歴史のなかで、ロモグラフィーは同じ機能でデザインの異なる複数のLomo LC-A+限定エディションを発表してきました。あなたはいくつ持っていますか？
Lomo LC-A+ “The Pharaoh” Edition
こちらは王様にぴったりのLomo LC-A+！こちらの限定バージョンのLC-A+はなんと銅製でたったの50台しか製造されていない貴重なカメラです。エジプト文化にインスパイアされたデザインは正面には天空と太陽を司る神であるHorus（ホルス）が描かれ、背面には豊穣・愛・幸運の象徴とされる女神・Hathor（ハトホル）、神秘と夜を司る女神・Nebthet（ネフティス）、そしてラムセス二世の寵愛を受け「王権の背後にある黒幕」と言われ、古代の中で最も影響力を持っていたとされる女性・Nefertari（ネフェルタリ）が描かれています。
Lomo LC-A+ “No Nukes” Edition
Lomo LC-Aの25周年記念の一環として、ロモグラフィーは世界中からこのクラシックなカメラへの新しいアイディアを求めました。韓国のソウルにあるロモグラフィー支店での 核兵器への抗議 キャンペーンのなかで、この ”No Nukes” のロゴ付きLC-A+は誕生しました。カメラは限定の木箱に入っており、500台のみの製造でした。
Lomo LC-A+ 25th Anniversary Edition
Lomo LC-Aの25周年を記念して、このコレクターズカメラはテクスチャ仕様の黒皮と25周年を祝う金色のエンブレムで彩られました。さらにこのカメラはオリジナルを模してロシア製のMinitar-1レンズを搭載し木箱に入れられました。
Lomo LC-A+ Gold
良質なブラウンレザーと24カラットの金に包まれたLC-A+ Goldには個々のシリアルナンバーが与えられるとともにその証明書が付属していました。この輝かしいデザインのLC-A+はLomography Color Negative ISO 800フィルムとハードカバーの『Lomographiere』と一緒にエレガントなオリジナルデザインの木箱に入れられ、限定130台のみしか製造されませんでした。
Lomo LC-A+ White
「枯山水」の石庭をイメージした真っ白でエレガントなLC-A+は、ロモグラフィー日本支社によってデザインされました。豪華な表皮には白い波が描かれ、背面にはLomo LC-Aの25周年を祝して「25」とエッチングされています。このカメラは限定1,000セットの生産でパッケージには限定ホワイトバージョンのケースが付属していました。
Lomo LC-A+ Russia Day Limited Edition
真っ赤なイタリア製のゴートレザーに生殖を象徴する装飾が施されたLomo LC-A+ Russia Dayは特製のストラップとRussia Dayのエンブレムとともにベルベットの箱に入っていました。こちらは限定2,000台しか製造されませんでした。
さて、この限定バージョンのデザインはどのようにして生まれたのでしょうか？2007年のロシアは深刻な人口問題を抱えており、出生率の低下から政府は9月12日までに赤ちゃんを生んだカップルには奨励金を贈り表彰すると発表しました。Lomo LC-A+ Russia Dayはこの特別な機会にトリビュートして生まれ、 Apply For A Dream Date コンペティション や Car For A Baby コンペティション といったユニークなコンペティションとともに発表されました。
Lomo LC-A+ Russia Day のマイクロサイト では他にもカメラと同時に発表された様々なイベントをご覧いただけます。
Lomo LC-A+ Silver Lake
もともと日本と韓国のみで販売されたLomo LC-A+ Silverlakeは世界で1,000台しか製造されていません。茶色の本革に包まれたこの限定デザインは、品質を保証するシリアル番号入りカードとともに木箱に入って販売されました。
Lomo LC-A+ 20 Years of Lomography Edition
実験的で写真をもっと楽しくするLomo LC-A+の20周年は限定エディションで祝うのが一番！ロモグラフィーの始まりともいえるLC-A+を称賛してクラシックな黒のボディーをクロコダイル調のデザインを施したエレクトリックなブルーレザーに変え、独特でアバンギャルドな雰囲気を持つ Lomo LC-A+ 20 Years of Lomography Edition が誕生しました。リアパネルにもロモグラフィーの特徴を象徴した色とりどりのエンブレムが装飾されています。このカメラは限定1,000台のみの製造で、それぞれに固有のシリアルナンバーを記載した品質保証カードが付属しています。
Lomo LC-A+ Russian Lens
フィルムフォーマット 35mmフィルム
レンズ： 固定、ロシア製Minitar-1 32mm f2.8レンズ
絞り： オート、f/2.8, f/4, f/5.6, f/8, f/11, f/16
シャッタースピード： オート、バルブ～1/1600
ISO設定範囲： 100-1600
フォーカス設定： ゾーンフォーカス／0.8m、1.5m、3m～無限遠
フラッシュ ホットシュー接続可
フィルム巻き上げ： 手動
フィルム巻き戻し： 手動
使用電池： LR44電池 × 3（1.5V）
その他の特徴 ケーブルレリーズ、三脚接続可能、多重露光スイッチあり
Lomo LC-A+の特徴をすべてそのままにロシアで製造されたMinitar-1を搭載したLomo LC-A+ Russian Lensは、オリジナルのLC-Aに特徴的だったビビッドなカラーを表現したい方にぴったりのカメラでした。
Lomo LC-A+ Russian Lensで撮影された写真をもっと観たい方は こちら 。
Lomo LC-A+ Instant
フィルムフォーマット Fujifilm Instax Mini（LC-A Instant Back+利用時）／ 35mmフィルム（LC-A+の裏蓋を利用時）
レンズ： 固定、Minitar-1 32mm f2.8レンズ
絞り： オート、f/2.8, f/4, f/5.6, f/8, f/11, f/16
シャッタースピード： オート、バルブ～1/1600
ISO設定範囲： 100-1600
フォーカス設定： ゾーンフォーカス／0.8m、1.5m、3m～無限遠
フラッシュ ホットシュー接続可
フィルム巻き上げ： 手動
フィルム巻き戻し： 手動
使用電池： LR44電池 × 3（1.5V）
その他の特徴 ケーブルレリーズ、三脚接続可能、多重露光スイッチあり
Lomo LC-A+ Instant Camera はクラシックな35㎜フィルムでの撮影とインスタント写真を両方楽しめるカメラです。変換方法は LC-A Instant Back+ と LC-A+ Backを付け替えるだけなのでとても簡単。インスタントでの撮影もどのカメラショップでも入手しやすいFujifilm Instax Mini filmを利用するのでお手軽です！
このカメラならLC-A+に特徴的な深いビビッドな色彩とビネット効果、ノスタルジックな写りをインスタントカメラでもお楽しみいただけます。
Lomo LC-A+ Instant Cameraで撮影された写真をもっと観たい方は こちら 。
Lomo LC-Wide
フィルムフォーマット： 35mmフィルム
撮影フォーマット： 36 x 24mm、24 x 24mm（スクエア）、17 x 24mm（ハーフ）
レンズ： 固定、Minigon 17mm f 4.5ウルトラアングルレンズ
絞り： 自動、f 4.5 ~ f 16
シャッタースピード： 自動、バルブ～1/500
ISO設定範囲： 100-1600
フォーカス設定： ゾーンフォーカス／ 0.4m ~ 無限遠
フラッシュ ホットシュー接続可
フィルム巻き上げ： 手動
フィルム巻き戻し： 手動
使用電池： LR44電池 × 3（1.5V）
その他の特徴 ケーブルレリーズ、三脚接続可能、多重露光スイッチあり
Lomo LC-Wide はLomo LC-A+のビビッドなカラー、ビネット効果、息を呑むようなコントラストをよりワイドに楽しめるカメラです。この多才なカメラは17mmのMinigonUltra-Wide Angle Lens搭載で、35㎜フィルムでフルサイズ、スクエア、ハーフフレームの3つのフォーマットで撮影が可能です！
Lomo LC-Wideで撮影された写真をもっと観たい方は こちら 。
Lomo LC-Wideのマイクロサイト ではこのコンパクトなカメラのダイナミックな魅力を沢山ご紹介しています！
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Lomo LC-A 120
フィルムフォーマット： 120フィルム
レンズ： 固定、38mm f/4.5 Minigon XLマルチコーティングガラスレンズ（21㎜相当）
絞り： 自動、f 4.5 ~ f 16
シャッタースピード： 自動、バルブ～1/500.
ISO設定範囲： 100-1600
フォーカス： ゾーンフォーカス／0.6m, 1m, 2.5m, 無限遠
フラッシュ： ホットシュー接続可能
フィルム巻き上げ： 手動
フィルム巻き戻し： 手動
使用電池： LR44電池 × 3（1.5V）
その他の特徴 ケーブルレリーズ、三脚接続可能、多重露光スイッチあり
Lomo LC-A 120 は中判フォーマットでありながら他のLC-Aシリーズ同様にコンパクトで持ち運びやすく、美しい発色とビネット効果、コントラストの写真を撮影することが可能です。ゾーンフォーカスや多重露光スイッチ、バルブモード、ケーブルレリーズ、三脚穴といったLC-A+と同様の素晴らしい機能が備わったこのカメラで、さらに大きなフォーマットでもロモグラフィーの『Don't Think, Just Shoot』を実践しましょう！
Lomo LC-A 120で撮影された写真をもっと観たい方は こちら 。
このカメラの詳細は Lomo LC-A 120のマイクロサイト もご確認ください。
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