日本のシュールレアリスム写真の先駆者:山本悍右

2017-03-17

山本悍右の父・五郎は、絵画のように写真を写す「ピクトリアリズム」と呼ばれる独特な手法でも知られるプロの写真家でした。彼の息子である 悍右 はそんな父の写真への想いを引き継ぎながらも、詩人としても活動し、それはシュールレアリスムに傾倒するきっかけとなりました。

© Kansuke Yamamoto

悍右は日本のシュールレアリスム詩雑誌『Cine(シネ)』を通してダダイズム、そしてシュールレアリスムと出会いました。これはのちに彼の写真にも影響を与え、彼は自由や反戦、反政府をテーマにした作品を残しています。

当時は日本政府による芸術家の迫害が激しく、シュールレアリスムの作品を制作すれば刑務所に投獄される恐れがあったことも忘れてはなりません。

© Kansuke Yamamoto
© Kansuke Yamamoto

やがて悍右はいくつかシュールレアリスムグループを結成し、1987年に73歳でこの世を去るまで、多くの芸術家の指導者としてインスピレーションを与え続けていました。

© Kansuke Yamamoto

掲載画像は Dangerous Minds からの引用です。

2017-03-17 #culture #people lomographymagazine の記事

コメントはまだありません

他の記事を読む