アーティスト・Eliot Lee Hazel × LomoChrome Purple

Eliot Lee Hazelの作品を深く観ていくと、そのスケールの大きさに圧倒されるとともにそれぞれのイメージのなかの細かいディテールまで注目しようと惹き込まれてしまうでしょう。彼の作品に潜む多くのことを通して観客は新しいモノの見方を学び、本当にユニークな観点を得ることができます。今回、私たちは彼がロモグラフィーの LomoChrome Purple Film で撮影した作品を中心にEliotにインタビューを行いました!作品とともにお楽しみください。

ロモグラフィーのコミュニティーへようこそ、Eliot!まずはじめに簡単な自己紹介をお願いできますか?

こんにちは!私の名前はBob、もしくはEliot Lee Hazelとして知られています。

あなたの作品では、テーマがファッションであってもイメージの裏側には構成的な意図が隠されているように感じます。写真に写る幾何学的な形にはこだわりがあるのでしょうか?また、どのようにして服装に囚われることなくイメージを構成していますか?

幾何学的な形を利用することはこれまで意図してやってきたことではなく、ちょうど始めたところなんです。イメージのなかの空いたスペースを使って異世界のような雰囲気を作り出すのが好きなんです。

ロモグラフィーはフィルムや実験写真すべてをテーマにしていますが、写真メディアの違いはあなたの作品にどのくらい影響しますか?

様々な異なるフィルムを使ってみたときの驚きが大好きなのですが、時間の問題で最近はもっとシンプルになりがちです。以前は色んな裏技に挑戦してみたり、期限切れフィルムを使ってみたり、面白いカメラを見つけると手当たり次第に使ってみたりしてましたが、最近ではカメラもフィルムも多すぎて挑戦してみたいリストばかりが溜まっています。

Lomochrome Purpleフィルムでの撮影はいかがでしたか?初めて使う方へのアドバイスがあれば教えてください!

私が初めてロモグラフィーのフィルムを使い始めた頃には、 Heikki Kaski という素晴らしいアシスタントがいたんです。彼は今ではアシスタントをやめて素晴らしい写真家になっていますが、フィルムのことは何でも知っていたので Lomochrome Purpleフィルム を使い始めたのもシンプルで当然の成り行きでした。初めての方へのアドバイス?狙いを定めてシャッターを切ること、あとは神頼みですね。

あなたがミュージシャン・Rodrigo Amaranteを撮影した写真では、剥き出しで自然体の様子が彼の音楽を非常に良く表現していて私のお気に入りなんです。他の作品でも同様のアプローチがあるようですが、ミニマリストの立場から撮影することが多いですか?もしくは、どの人にも同じ写真スタイルを適用することが多いですか?

Rodrigo Amaranteの写真は私自身のお気に入りでもあるのでそう言って貰えると嬉しいです。Googleで “pyhimys pettymys” と検索して出てくる画像を見てみてください。そちらもインスピレーションになるはずです。被写体に対するアプローチについては彼らとの短い会話の中で考えていますが、基本的にはミニマリストの考え方でアプローチしていると思います。

現在、活動中のプロジェクトは何かありますか?

いまはクリエイティブディレクターの Petecia Le Fawnhawk と作曲家の Robot Koch とコラボして ØDE と呼ばれるインスタレーションビデオを制作しています。私はこの作品を活動写真と考えて取り組んでいます。もっと個人的なものにも集中したいと思っている以外は、控えめに言ってもこれはとても特別なものになると感じています。最近では Stump という名前のプロジェクトも行いました。はじめは風景と動いている被写体を使ったモーションブラーの撮影を計画していたのですが、三脚が壊れてしまったので他のアイディアを考えなければなりませんでした。

ほかには、ちょうど London Grammar というバンドのアルバムジャケットの撮影を終えたところでもうすぐ発表される頃だと思います。あとは、初めてワークショップでの講師も担当することになって少し緊張しています。

他にあなたの作品を観られる場所はありますか?

幸運なことにLAとベルリンで写真展を行えることになったんです。興味のある方は是非チェックしてみてください!


Eliotについてもっと知りたい方は Instagramホームページ もチェックしてみてください!

2017-05-13 #people blaskovichs の記事

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