【実験】Lomo'Instant Wideにビンテージレンズを装着してみた。

2017-07-02

香港を拠点に活躍する、インスタントフィルムの魔術師こと Albertino がロモグラフィーの Lomo'Instant Wide を大改造!1952年製カメラのビンテージレンズを装着して撮影したインスタント写真をご覧ください。


自分なりに調べてみたところ、今までに Lomo'Instant Wide をここまで改造した人はどうやらいないようです。この実験により、過去の伝説的な数々のカメラに匹敵するような描写が Lomo'Instant Wideでも可能になりました!

この実験には1952年製 Ensign Selfix 8-20 から取り出した、ロッス・エンサインの F3.5 105mm ビンテージレンズを使用しました。

Albertinoが改造した Lomo'Instant Wideと、それに装着された Ross Ensign F3.5 105mm レンズ

このレンズの絞りは F3.5なので、Lomo'Instant Wideに搭載されている F8の絞りに比べると大分大きいですね。 低光量下や自然光のなかでも簡単にいい感じの写真が撮れるし、ボケも多いです。

Photos taken with the Albertino's "Lomography Magic".

実験後の感想

改造後のカメラの見た目は、道行く人の注目の的でしたね。自分が持っているデジタルカメラとの違いと、その本格的な見た目に驚いているようでした。出てきた写真を見た人たちは鮮やかで豊かな色合いや、油絵のようにソフトな背景の描写に関心していました。当時の職人が最高の技術で作り上げたレンズと、現代のInstax Wideフィルムが生み出した素晴らしい結果です。

改造後の Lomo'Instant Wideが写す写真はまるで魔法のよう

この実験では現代の技術である「オート撮影モード」からカメラを解放し、あらゆる可能性への扉を開く魔法をかけました。フラッシュの助けを借りずに、夜のハイウェーで車中撮影をしたり、薄暗いレストランで優雅なポートレートの撮影も可能にしました。また背景のソフトなボケは、インスタントカメラで撮影するポートレート写真をより美しいものに仕上げました。

Photos taken with the Albertino's "Lomography Magic".

オート撮影モードは忘れて、被写体と向き合ってみよう

このマニュアルカメラは自分で露出を設定しなければならないので、それを見極める撮影する者の目が重要となります。あまりマニュアルカメラに慣れていない場合は、スマートフォンのアプリで適切露出を測ることができます。このカメラで撮影を始めてから、私は光の量や被写体との距離についてだんだんと直感で分かるようになりました。(これは経験を積むことで得られる魔法のようなものですね。)まわりの状況を観察し、冷静に判断することが必要です。カメラと被写体の距離を見て、レンズについているリングで焦点を合わせます。だいたい1〜1.5mが多く、この距離に一度慣れればさまざまなものが撮影しやすくなります。もちろん、電子メーターを使えば正確な距離が測れます。大きな絞りで撮影する際にはとても便利ですね。

Photos taken with the Albertino's "Lomography Magic".

撮影方法

上の手順でピントを合わせたあと、レンズに付いているシャッターで撮影します。そのあとにカメラ本体のシャッターボタンを押すと、写真が出てきます。この Lomo'Instant Wideは、撮影とフィルム排出のプロセスが別々になっています。それこそがマニュアルの美しさです。もちろん無制限の多重露光、バルブ撮影も可能です。


全ての写真や情報は Albertinoの許可を得て掲載しています。その他の彼の作品は website や、 InstagramLomoHome でご覧いただけます。

2017-07-02 #gear #people #ビデオ lomographymagazine の記事

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