ブツ撮りを極めるための5つのステップ

ポール・ストランド、アーヴィング・ペン、エドワード・ウェストン、ロバート・メイプルソープ、そしてケルテース・アンドル。彼らのようなスチール撮影のレジェンド達の作品には才能と技術、鍛錬が見事に落とし込まれている。細部に目を配ること、画角、ライティングそして構図はより良い写真を撮ることには欠かすことのできない要素だ。

Credits: kekskonstrukt

あなたの宝物は?

Credits: adamo-75bluelizard & joypenn

まずは始めてみること。つまりは、”DON’T THINK, JUST SHOOT!”(考えるな、とにかく撮れ!)。どんな撮影においてもいつでも信頼できるコツはこれだ。最初は結果など気にせず撮ってみよう。何を撮ったら良いか分からないときは、あなたの大好きな人や宝物(例えばあなたのカメラとか)を撮ってみるといいかもしれない。その人や物への愛を写すことで、撮影への原動力を生み出すことに繋がるからだ。

好きな食べ物は?

Credits: daxxfbondocvidumshitsawhy-yu & grazie

SNSやグルメサイトの需要とは裏腹に、食べ物の写真をフィルムで撮ることはあまり無いかもしれない。でも、フィルムの選び方によってはその美的価値は劇的に変化する。色彩、質感、形などの視覚的要素に注目して、カラーなのかモノクロなのか、それともリバーサルフィルムを使うのか。好きな食べ物に合うのはどのフィルムだろう?ピザの具材を選ぶかのように、あなただけのお気に入りミックスを見つけてみよう。

どこまでフレームに収めようか。

Credits: amomenebluelizard & kangiha

スチール撮影をするうえで最も重要なことは「準備」にある。色々なアングルから覗いてみたり、カメラを傾けてみたりとじっくり探ってみる。ベストな画角が見つかるまでいくら時間がかかったっていいのだ。アングルを決められるのはあなただけなのだから。

ミニマリストになる覚悟は?

Credits: why-yutreizedeathjohbeil & montagu

目の前にある色々なものを、ひとつのフレームに収めようとしなくてもいいのだ。スチール撮影ではミニマリストになったほうがいい時もある。散らかっている物を片付け、目の前のものに集中してみよう。ミニマリストになることで、新たな視界が開けるかもしれない。

光と仲良くなれるか?

Credits: laurasulilly & dhuffone

ライティングはフレーミングと同じくらい重要な要素だ。いくら良い写真でもライティングを疎かにすると、一瞬で台無しになってしまう。適切なライティングは写真全体の色合いや影を操り、あなたの作品をより一層魅力的にする。


これらは素晴らしいスチール撮影をするためのほんの一部のヒントにしか過ぎない。もしオリジナルのアイディアがあれば、コメントで他のロモグラファー達にも教えてみよう:)

2019-05-09 #チュートリアル cheeo の記事

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