台湾+日本合作短編映画「多日想果」:舞台裏をLC-A+で撮影
4 Share Tweet台湾・高雄市を舞台にした、日本人&台湾人キャストによる短編映画「多日想果」 (タピオカ)。ノスタルジックな高雄の街で行われた撮影の様子は、楽しげな雰囲気。本作で企画、監督、出演を務めた 大門嵩 さんに、映画についてや高雄での思い出をインタビューしました。
映画は 2019年11月22日(金) に直営店Lomography+のある 3331 Arts Chiyodaでも上映される予定です。
── こんにちは、大門さん。簡単に自己紹介をお願いします。
今回、台湾日本合作短編映画「多日想果」の企画、監督、出演しております、大門嵩と申します。
── オール台湾ロケだったそうですが、今回台湾を選んだ理由を教えてください
前回、企画して制作した短編映画がショートショートフィルムフェスティバル2018の学生部門で優秀賞をいただき、世界の各国の映画祭に招待していただきました。その中で台湾の高雄映画祭にも行きました。
上映が夜だったので昼間高雄を観光がてらふらふらしていたのですが、見るところ見るところが古き良きと言いますか、異国情緒を深く感じる建物が多く、横道一つとっても物語が感じられ、どこを切り取っても最高のロケーションでした。これは撮るしかない!と思ったんです。
── 映画「多日想果」は、どんなきっかけで誕生したんでしょう?
最高のロケーションを見つけたので、あとは物語を作るだけでした。本当は長編映画を作るつもりだったのですが…初の異国での創作活動ということもあり、僕は怖気づいてしまい、まず現実的に完成できる短編映画からということになりました。
そして、何度かチームで今あるもの、撮影企画で作れる物語を考えていった結果、男女の恋愛ストーリーになりました。最初は、日本人心霊ジャーナリストが事故物件のホテルに泊まって記事書いていたら、ふとした時にベットの隙間に結婚指輪を見つけてはめてみたら取れなくなり、台湾人の女性の幽霊が現れて…。みたいな話書いてたのですが…いろんな経緯がありボツになりました。
── ロケ中の一番の思い出は?
自分の創作活動で、特に映像を作る時に心がけていることがありまして『ご飯は温かく美味しいものを食べる』ということです。高雄で食べる物はどれもこれも最高に美味しかったです!毎朝、早起きしてみんなで朝ごはんをお店で食べてから撮影していました。
── 一番お気に入りの写真は?
日本を代表する世界のロモグラファー、ゴトウヨシタカ さんに撮影していただきました、この一枚です。
自分で言うのもなんですが、なんて楽しそうな現場。。実際とても楽しい現場でした!あ、決められない…。こちらも。同じく、ゴトウヨシタカさんに撮影してもらいました。
今作は台湾高雄の東方設計大学と共同制作しておりまして、そこの学生たちが手伝ってくれました。あと、いろんな場所で今回の映画製作を告知したら沢山の台湾の方々が興味持ってくださいまして、連絡をくださった方も参加してます。涙
最高のチームでございました。
── どんな人にこの映画を見てもらいたいですか?
沢山の方に見ていただきたいです。日本だけでなく台湾でも上映したいと考えておりまして、台湾に興味ある日本の方や、日本に興味のある台湾の方に見ていただきたいです。もちろん、全く興味のなかった方がこの作品を観て台湾や日本に興味を持つきっかけになったなどエピソード生まれたら、それはとてもとても夢のように嬉しい理想ではあります。
上映会開催決定!
映画は 2019年11月22日(金) に直営店Lomography+のある 3331 Arts Chiyodaでも上映される予定です。(※詳細は後日発表)9月30日(月)まで実施中の クラウドファンディング では、上映会チケットやオリジナルグッズを含むリターンを支援することができます。
最新情報は「多日想果」のクラウドファンディングページでご確認ください。
▶︎ MotionGallery:台湾+日本合作短編映画「多日想果」(タピオカ)制作&上映会
2019-09-27 #ビデオ refallinsasaki の記事
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