Daguerreotype Achromat:冬のナイトスナップにかける魔法

すっかり寒くなり、街のきらめきがまぶしい季節。
そんな冬の夜、Daguerreotype Achromat で街明かりをスナップしませんか?

きらめく街明かりと柔らかく優しい空気感を写した瞬間を、いっしょに見ていきましょう。

ふわふわ、ぐるぐる、独特のタッチ

ピント面はやわらかく、あいまい。画面の四隅は妖しくうずまく。
Daguerreotype Achromatの描写は、日常の瞬間をちょっと劇的に表現してくれる。

Daguerreotype Achromat +α7III

きっちり写る現代のレンズと比べると、「素朴」という言葉がよく似合う。
冬の寒さをやわらげるような、「ほっ」とするあたたかさを写真に加えてくれる。

ボケ至上主義

ソフトで優しい描写の真骨頂は、ボケに現れる。目にまぶしい街明かりも、包み込むように映し出す。

どんなものもやわらかく、やさしく

タクシーを撮っても、木製のピアノの鍵盤を撮っても。
Daguerreotype Achromat は、どんなものも優しくする魔法を持っている気さえしてくる。

Daguerreotype Achromat +α7III

柔らかい、優しい雰囲気。
クリスマスや年末年始のにぎやかで、少し浮ついた街の雰囲気を絶妙に捉えてくれる。

ピント合わせのはなし

このレンズのベールに包まれたような描写。最初はピント合わせに戸惑うかもしれない。「このレンズにはピントの山が2つある」と表現しても、実際に試したことがある方はうんうんと頷いてくれるのではないか。

しかし、ピントなど構わずとにかく撮ってみろ、この不思議なレンズは言う。
ピントが合っていなくても思わぬ作品が生まれる。ピントがはまれば、最上級の優しい描写を魅せてくれる。

Daguerreotype Achromat +α7III

ちなみに…レンズの外観と質感のはなし

真鍮ゴールド・クローム(シルバー)・真鍮ブラック・限定版ゴールドの4色から選ぶことができる。イルミネーションにも負けない、ユニークな輝きが目を引くこと間違いなし!

レンズフード込みで 700g弱のためずしりと安定し、鏡胴は細く、手になじむレンズ。
少しでも軽く持ち歩きたいなら、レンズフードを外すのもあり。

Photo by Lomography

絞りは「ウォーターハウス式」という、穴のあいた絞りプレートを差し込むことで光の量をコントロールする。
この形式のメリットとは、ボケの形がきれいでイルミネーション(点光源)がきれいに映ったり、絞りの形が自由自在だから、ユニークなボケの形を表現できる点にある。

Daguerreotype Achromat 製品ページより

つまり…Daguerreotype Achromatはこんなレンズ

ピント合わせやレンズの重さも含めて、戸惑うこともあるだろう。でも、柔らかくて優しい描写、ボケがとろけるような美しさ 、四隅が丸みを帯び、日常のスナップにアクセントを加えられたり…
だからこそ、冬の美しい光あふれる夜に、ほんのりあたたかみを加えられるレンズ!

寒いからひきこもりがちの冬の夜。 Daguerreotype Achromat を使って、楽しくスナップしませんか。


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Article Written by Kenny

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2019-12-23 erina の記事

Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lens

Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lensがあれば、シャープなイメージ、ソフトフォーカスの両方が一本のレンズで撮影できます!挿入する絞りプレートによってボケの発色、質感をコントロール可能。表現の可能性が無限大に広がる魔法のような一台です。

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