浜松まつり:ゴールデンウィークの大凧揚げ
2 Share Tweet以前ロケーションで中田島砂丘の記事を読んでから一度立ち寄ってみたいと思っていました。ネットで検索してみると、ちょうど浜松まつりというのをやっているので泊りがけで行ってきました。
最近は新幹線ものぞみしか使わなくなり、浜松で降りたことはおろか停車したこともないという人もいると思います。浜松は静岡県中南部に位置した沿岸の街で、浜名湖のうなぎ養殖で有名ですが、なんと餃子の消費量も日本一だとか。
浜松まつりは毎年ゴールデンウィークに行われるお祭りで、400年以上前に当時の藩主の長男が産まれたことを祝って城内で凧を上げたことがその始まりと言われています。祭りは大きく2つにわかれていて、一つは御殿屋台と呼ばれる装飾された屋台(お祭りの山車のようなもの)を牽いて市内を練り歩くものです。期間中、夕方になると駅前などに法被姿の子供たちが集まり、提灯で飾られた屋台を牽いてパレードをします。屋台上では子供たちがお囃子を演奏していて、子供たちが主役という印象を受けます。
もう一つが前述の凧揚げで、市内150を超える町内会がそれぞれの意匠を凝らした大凧を持ち寄り、中田島砂丘そばの広場で凧揚げ合戦を繰り広げるものです。凧は小さいものでも2m四方、大きなものでは4m四方はあると思います。各チームにはそれぞれ役割を持った人がいて、指揮官役の人の号令のもと20人がかりくらいで凧揚げをしています。4畳半の部屋くらいの大きさの凧がふわっと舞い上がる様は圧巻です。会場の至る所でラッパを使った独特の進軍マーチのようなものを吹いていて、こちらも凧揚げをする人たちはもちろん見ている側のテンションもだんだんと上がってきます。
2010-10-08 #places #festival #kite #location # #hamamatsu # # # # takezzo の記事
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