Jon Salt's フィルム撮影があなたを芸術家にする10の方法

2011-09-13

フィルム写真家は生まれついて芸術家気取りです。行動や、撮影する写真や彼ら自身はだいたい自動的にファンキーで古くさくしようと意図されています。皮肉なブロガーのJon Saltによると全てのフィルム写真家のセルフポートレートは彼らの記録であり、そうでないなら単に"芸術っぽくなってしまった"だけらしいです。

勘違いしないでください。アナログ写真家がみんなクールだと一般化するのはもちろん、誇張でしょう。そうではないんです。ステレオタイプをつくることが私たちの仕事ではありません。しかしながらここに、冷笑的なオンライン作家 *Jon Salt* が「なぜフィルム撮影は人を(にわか)芸術家にしてしまうのか」を10のポイントにしてシニカルで面白く書き上げました。なんでもありなんです!

Credits: jorgesato

ONE
まず始めに、アナログカメラを首にかけることでずんぐりとしたデジタルカメラを首にさげるよりも単純に芸術家っぽくみえます。残念なことに、ライフスタイルマガジンの古いカメラはクールだといういくつかの記事によると、本当にカメラが好きな人とただのファッションとしてカメラを身につけている人を見わけるのは難しいそうです。
使い方を知ることが、そのゲームに参加するってことだとわかってください。

TWO
フィルムを巻き上げるのは知らない人にとっては特別な技術に見えます。
そしてそれは芸術家っぽくみえます。もしフィルムを撮り終えていなくても、開けて、フィルムを取り出して、そしてそのフィルムをまた入れるってことを皆が見ている場所でやってください。そしたらその部屋の中で一番の芸術家としてみられますよ。
もし誰も気づかなかったら、何回もやってください。

THREE
もし自分は写真家だという人に出会った場合、アナログかデジタルどちらを使っているのか聞いてみてください。もしデジタルと答えたなら、少しだけニヤっと笑った後、真面目な顔して「クールだね」と言ってみてください。言われた人は本当はあなたが「俺(わたし)の方がずっといいけどね」と思ってるということを理解するでしょう。

FOUR
フィルムで撮ることは昔ながらのこと。過去には、今より多くの人がアトリエを使っていました。(例えば、Dickens and Shakespeareのような)
だからこそあなたは(にわか)芸術家なんです。

FIVE
写真を現像にだすとき、ラボで引き換え用の小さい紙をもらうでしょう。それを財布に入れておきましょう。どこかでお金を払う際には毎回、その紙を落として、そして大きな声で「写真を受け取りを忘れないようにしなきゃ」と言ってください。その忘れっぽさとアナログ撮影しているってことが相まってより芸術家っぽく見られることでしょう。これはとくにデート中に効果的です。

SIX
アナログ写真はネガを必要とするので、いつでもあなたの芸術性を持ち歩くことができます。忙しい時間帯のバスや地下鉄にネガを持って行ってください。それにざっと目を通して、研究して、光に当ててみてみたりしてください。
街に行っても同じことをしてみてください。iPhoneでゲームをしているダサイ人たちがあなたを見上げて、自分はあなたと比べるとなんて浅い生活をしているんだろうと気づく様を見てあげましょう。

SEVEN
友だちの集合写真を撮るときに、「いい写真が撮れた!」と叫びましょう。みんなが近くに集まってきて、ディスプレイを見ようとするでしょう。もちろんそんなものはありません。あなたはいい写真が撮れたことを知っていますが、彼らはそれを確認するのにディスプレイが必要なんです。
どっちが芸術家っぽいですか?あなたですよね。

EIGHT
余分なフィルムは冷蔵庫の中で保存しましょう。なぜって?いいからそうするんです。そしてバーベキューのようなイベントを主催したときに、友だちに冷蔵庫からビールを持ってきてと頼むんです。そうすると友だちは、あなたは食べ物なんかより芸術を大切にする人間なんだと思ってくれるでしょう。もし彼らが何も言わなかったとしても、必ずそう思われています。

Credits: moodification

NINE
Facebookにアナログ写真をアップしたら、デジタルのアルバムの倍の「like」がもらえるでしょう。単純に、きっとフレンド登録依頼もきますよ。もし芸術的なプロフィール写真だったら承諾してあげましょう。そうじゃなかったらしないように。

TEN
芸術性をみせびらかすために、批判を恐れずにセルフポートレートを撮りましょう。デジタルだとそれはナルシストっぽくなってしまいますが、アナログのポートレートはそうはなりませんよ。だってフィルムを現像に出すために残りを使いきったってだけなんですから。

テキストはJon Salt氏が著したもの元に使用しています。彼の風刺にとんだ記事のブログ、 Cultural Self-Improvement は、 www.jonsalt.wordpress.com よりご覧いただけます。

2011-09-13 #lifestyle #blogs # #jon-salt basterda の記事
翻訳 keni

他の記事を読む

  • やわらかなブルー:Pak Ning × Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lens

    2017-01-13 #people phyllistc の記事
    やわらかなブルー:Pak Ning × Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lens

    Pak Ningは香港を拠点とするポートレート写真家です。今回、彼はDaguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lensを使い、異なるジェスチャーによって表現されるやわらかな青の波をテーマに撮影してくれました。

    2017-01-13
  • 挑発的なフォトグラファー Tyler Shieldsに直撃インタビュー!

    2016-11-01 #people cheeo の記事
    挑発的なフォトグラファー Tyler Shieldsに直撃インタビュー!

    今回は挑発的な写真で注目を集めるTyler Shieldsにインタビューを行いました。彼の写真、芸術に対する考え、そして話題を呼ぶクリエイティブな作品づくりの方法とは?

    2016-11-01
  • ダゲレオタイプ:科学と芸術、両分野にもたらした功績

    2016-05-10 #ニュース #gear Lomography の記事
    ダゲレオタイプ:科学と芸術、両分野にもたらした功績

    その歴史が始まった日から、写真は常に芸術と科学、両方の試みのためのものでした。少なくとも、ルイ・ダゲールはそうなることを期待していました。ダゲレオタイプがどのように科学の道具になり、どのように写真が芸術へ介入していったのかを覗いてみましょう。

    2016-05-10
  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • 名作は近場で生まれる?ご近所フォトのススメ

    2016-02-23 #people #places #tutorials hodachrome の記事
    名作は近場で生まれる?ご近所フォトのススメ

    皆さんは自分の地元で写真を撮っていますか?何もないから撮る気にならない?それは実にもったいないです。見慣れた平凡な日常風景の中に素敵な題材はたくさん溢れています。そしてアイデアやテクニック、フィルムを使い分けることでそれらは一層輝いたものになります。今回は、私hodachromeのこれまでの高評価作品の中から、身近で撮影されたものをピックアップして説明とともにご紹介したいと思います。

    2016-02-23 2
  • LomoAmigos: Trevor Williams

    2016-03-05 #people ciscoswank の記事
    LomoAmigos: Trevor Williams

    Trevor Williamsは日本を拠点に活動する写真家。岡山で商業用の写真と映像のサービス「TDUB PHOTO」を運営しています。「シャッターボタンでできることなら何でも好き」という彼は、エキセントリックなライトペインティングからムーディーなフィルム写真のスナップまで、様々なスタイルの写真を巧みに生み出しています。そんな彼にワイドサイズの写真が撮ってすぐに楽しめるインスタントカメラ・Lomo'Instant Wideをお貸出しし、お得意のライトペインティングを行っていただきました。

    2016-03-05
  • 夢で見た景色を再現: Rachel Gist × LomoChrome Film

    2016-10-27 #people lomographymagazine の記事
    夢で見た景色を再現: Rachel Gist × LomoChrome Film

    夢に出てくる現実ではありえない景色にインスピレーションを受けて、写真家であり映像作家のRachel Gistはアナログ写真によってその異世界の風景を再現しました。今回はLomoChromeフィルムで撮影された彼女の美しくもダークな作品たちをご紹介します!

    2016-10-27
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • "写真が趣味"の天才写真家、ジャック=アンリ・ラルティーグ

    2016-07-06 #ビデオ lomographymagazine の記事
    "写真が趣味"の天才写真家、ジャック=アンリ・ラルティーグ

    フランスで写真家として名高いアンリ・カルティエ=ブレッソンと名を連ねるのが、ジャック=アンリ・ラルティーグです。芸術や写真史の流行に流されず、己の直感で撮り続けた写真は躍動的。プロの写真家として活躍したことなくとも(活動の中心はあくまでも絵画)偉大な功績を残したアマチュア写真家を紹介したビデオをご覧ください。

    2016-07-06
  • 夏だ夏だ夏だ!フォトジェニックなビーチと街はここだ!

    2016-07-10 #places lomographymagazine の記事
    夏だ夏だ夏だ!フォトジェニックなビーチと街はここだ!

    夏、海沿いでリラックスしてゆったりしたくはありませんか?あなたの心を癒すビーチを世界中からピックアップ。フィルム写真と共に夏休みどこに出掛けるかプランを立てましょう!

    2016-07-10
  • 【レポート】Lomography+主催『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』

    2016-08-22 lomographyplus の記事
    【レポート】Lomography+主催『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』

    2016年8月11日(山の日)に行われた『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』はLomography製のフィルムから他社製品のフィルムを気軽に体験できるという夏の光を写すにはピッタリのイベントでした。今日はそのイベント模様をレポート!夏らしさ溢れるスペシャルな写真の数々は必見です!!また参加者みなさまのギャラリーと共に、使用フィルムの特長や撮影時のテクニックについてもご紹介も致しますので、どうぞごゆっくりご堪能下さいませ。

    2016-08-22
  • ショップニュース

    スタイリッュなカメラバッグをお探し?

    スタイリッュなカメラバッグをお探し?

    ZKINはカメラバッグやストラップなどを取り扱うブランド。しっかりとあなたのガジェットを保護してくれる、機能も見た目も備えたカメラバッグです。スタイリッシュなZkinバッグで大切なカメラをしっかり保護して、フォトアドベンチャーに繰り出そう!

  • Lomo In-Depth: 現代における心霊写真とは?

    2016-12-01 #culture Ciel Hernandez の記事
    Lomo In-Depth: 現代における心霊写真とは?

    その昔、心霊写真は死んだ親族とつながるための方法として一大ブームとなりました。しかし撮影技術の進歩とともに、そのトリックが見破られてしまった現代では目にすることも少なくなりつつあります。そんな心霊写真の意外ともいえる誕生秘話に迫りました。

    2016-12-01
  • [LomoAmigo] SuperSampler: moron_non

    2016-08-10 ciaoannacotta の記事
    [LomoAmigo] SuperSampler: moron_non

    Instagramで話題の人気フォトグラファー、moron_nonさん。爽やかでフレッシュな作風、さらにはフィルムで撮影されている写真を拝見し、お声掛けしたところ…なんとまだ現役の大学生!今回は「4連写カメラ・SuperSamplerを使ってみたい!」と嬉しいリクエストを頂きましたので、夏の日差しをたっぷり写した写真を撮影して頂きました。

    2016-08-10
  • LC-Aを愛用しているのは…あの人、あの人、そしてあなた!

    2016-06-29 ciaoannacotta の記事
    LC-Aを愛用しているのは…あの人、あの人、そしてあなた!

    「フィルム写真、何で好きなの?」に対して「●●だから!」とすぐ答えられる人もいれば、「なんとなく(なんだよなぁ)」と少し悩む方もいらっしゃると思います。ここロモグラフィーはフィルム愛で溢れています。中でもLC-A+やLC-Wideを愛用している方は日常的にフィルムで写真を撮っている方がほとんど。いままでロモグラフィージャパンが出会ったLC-Aラヴァ―の方を、今日は一挙にご紹介!またあなたが街で見かけたLC-A話があれば、ぜひコメント欄に投稿してください♪

    2016-06-29