カプセルホテル 秋葉原
2 Share Tweetあらゆる宿泊施設の中で宿の王様といえば、カプセルホテルですね。その中でも日本のカプセルホテルは外国人の私にとってはとってもユニークなものです。カプセルホテルは部屋とお金を節約するのには究極な選択ということは言うまでもありません・・。
セクシーな浴衣に着替えれば、あなたの足は自然と長さ2m、幅1mの部屋へ向かうことでしょう。
カプセルホテルは世界で一番小さな部屋を持つホテルです。私たちは東京にある電化製品のメッカ「秋葉原」のカプセルホテルに泊まりました。一つのフロアーにはいくつかのボックス(部屋)があり、一つのボックスの上にもう一つのボックスが配置されています。頭が全体的に覆われているので、不思議なことに、その小さな部屋はホステルよりずっと十分にプライバシーが守られた空間であると錯覚してしまいます。部屋のドアは閉めることができませんが、夜はちゃんと静かで申し分はありません。私にとってはこの部屋のサイズはほぼ問題ありませんでしたが、大きな人にはこの部屋の小ささはきっと地獄でしょう。
部屋にはテレビとラジオ、そしていくつかの棚が設置されています。とてもなめらかで人間工学に基づいたこのデザインは、デザインフリークにとってはたまらないものでしょう、そしてなんと言っても、この安さでこのデザインの小さな部屋に宿泊できるなんて素晴らしいことです。
しかしいくつかの規約もあります。チェックインは5時にしかできません、なぜならそれより前の時間は夜勤のサラリーマンが昼間の最低限の睡眠をとるために部屋を使っているからです。そして、もしあなたの荷物がプードルより大きいサイズのものならカウンターに預けることになります。もちろん、ボックスのロッカーが小さすぎて荷物が入らないからです。しかし、盗まれるようなことはまずありません、少なくとも日本人には。彼らはそんな野蛮な行為をするような人種ではないのです。そして男女別になっているのでカップルだったら別々のフロアーに泊まることになります。更にロビーではインターネットをすることもできます。
最初のカプセルホテルは1979年に巨匠の黒川紀章によって大阪に作られ、その近未来的なアイデアは日本中に広まっていきました。日本人はオートメーション化に対する優れた情熱を持ち合わせているので、そのアイデアがこの宿泊施設にも反映されるのは当然のことだったといえるでしょう。
Links: http://www.capsuleinn.com
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