LomoAmigos: Paul Andrews、Petzvalレンズで撮る。

Paul Andrewsはカンザスシティーで活動するプロの写真家です。ポートレイトや広告用写真、雑誌用の写真、ライフスタイル写真等を専門に撮影しています。彼がPetzvalレンズで撮影した素晴らしいポートレイト写真を見てみましょう。彼のアドバイスも必見です!

簡単に自己紹介をお願いします。どのようにして写真の道に進んだのですか?

多くの人と同じように高校時代に写真に興味を持ち始めました。高校に暗室があると知って、写真についてもっと知りたいと思うようになりました。友達がどうやって写真を現像するのか見せてくれて、その時に薬品の上に乗った紙に写真が浮かび上がるのを見て、すごく惹かれたんです。それ以来写真に夢中になって、大学に入っても写真を続けて、今ではミズーリ州カンザスシティーでプロの写真家として活動しはじめて15年になりました。

Petzvalレンズについてどう思いますか?

クラウドファンディングのキャンペーンでPetzvalレンズを見て、すぐに手に入れたくなりました。ちょっと変わったレンズで、このレンズで撮影するのは大好きなんですが、今でもこのレンズのポテンシャルを全て引き出せていないと思います。どんなシチュエーションでも使えるレンズではないですし、強制的に撮影しようとしても上手く行かないです。ですが、このレンズの力が発揮される時に使うと、とても素晴らしい結果を導き出します!

アナログとデジタル、どちらをいつも使いますか?

最近はフィルムで撮影する機会も無かったです。私は暗室育ちのフィルムっ子だったので、アナログ写真を現像するプロセスをとても恋しく思っています。今でも現像用の機材を持っているので、また暗室を作りたいですが、商業用写真を専門としている限りその機会はないでしょうね。

あなたのインスピレーション源を教えて下さい。

人をいつも撮影していて、個人的にもポートレイトを撮影することに惹かれています。それがPetzvalレンズで撮影するのが好きな理由でもあります。僕の見解では、Petzvalレンズは基本的にはポートレイトレンズです。見た目も素晴らしいし、他のレンズや、他の技法では生み出すことができないタイムレスで素晴らしい質のポートレイトを作り出すことができます。

若い写真家たちに、何かアドバイスをお願いします。

- 撮って、撮って撮りまくりましょう。学ぶよりも経験することが、カメラについて知る上で一番良いことです。
- 機材は実はあまり大きな問題ではありません。あなたがどんなカメラを使っていようが構わずに、まずは持っているカメラで撮影を始めましょう。撮れば撮る程、"写真"というものが見えてきます。カメラはただのツールであって、写真をつくる方法ではないのです。
- あなたのパッションの神髄を探りましょう。どんなタイプでも、どんな写真スタイルでもいいので、初めてみましょう。 充分な時間が経過したら、あなたのスタイルは確率されるでしょうし、あなたのスタイルとして知られるでしょう。

写真というものの枠を越えて好きなことを教えて下さい。

プロの写真家としての活動や、写真というものを人に教える活動はとても時間がかかるので、あんまり暇がないんですが、それでもバンドでドラムをプレイしたり、建ってから100年以上の家を奥さんと一緒に住みやすいように変えていってます。

あなたのクリエイティブプロセスはどんな感じですか?

2014年初頭に、portrait-a-dayプロジェクトに乗り出したので、今のプロセスはかなり早くて不安定です。わたしは証明やムード作りなど、試してみたいことを簡単にプランだてて撮影したりしますが、私はとても流動的で計画も脱線してしまいますし、もっと良い方法があったり、元々のコンセプトがあまり上手く行かない場合は違う方法を選びます。毎日新しいポートレイトを撮影するのは、計画をたてる段階から撮影まで、とても挑戦的なことです。いつも同じ事を繰り返さずに、新しいことに挑戦している自分を誇りに思わなくてはいけないですね。

Paulの他の写真も彼の ウェブサイト でチェックしてみましょう。

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翻訳 ciscoswank

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