カメラレビュー:8連写カメラOktomat

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8連写カメラOktomatは、動きのある物語を描きだしてくれるカメラ。
このカメラが好きなトラック野郎(?)のfuzztone04さんのカメラレビューをご紹介します。

Oktomatカメラは8つのレンズを使って連続的に撮影する。8枚とも全て同じ写真を撮るのではなくて、被写体をとらえる2秒間の間に少しずつ時間をずらして順番にレンズが開閉するんだ。この8つのレンズによって35mmフィルムの一コマ分の枠の中にそれぞれ小さな枠ができる。つまりは、一枚の写真に8つの小さな写真が出来上がるってこと。「2秒では何も出来ないよ」と思うかもしれないけど、そんなことないよ。この8つの写真は小さな物語を十分に語ることが出来るんだ!

このカメラは本体もレンズもプラスチック製だから軽くて、持ち運びがとても楽。折りたたみ式のファインダーも付いているけど、普段はあまり使わないようにしてかまわず写真を撮っているよ。
写真を撮る際、それぞれのシャッター羽が動いた音が「ジジジーー」というからくり人形みたいな音を出すから、周りの人によく「今の何?」といった顔をして振り向かれたりする。このカメラで俺が少し気になっているのはフィルム巻上げレバーだね。巻き上げる時、大きく動かしすぎてしまっているように感じてしまうから、少し気になるんだ。それさえ慣れれば、コイツは最高の相棒になると思う。

どうも俺はOtkomatにスライドフィルムとモノクロフィルムを使用するのが好きみたいだ。モノクロはどこかレトロな雰囲気をかもし出してくれるし、スライドフィルムはワイルドでサイケデリックな興奮するような写真を写し出してくれるんだ。ここでひとつ注意することは、このカメラはシャッタースピードが1/100、絞りf/8の固定だから、凄く天気のいい日に撮影するかISO感度の高いフィルム(400・800・1600など)を使用するってこと。

俺は友達と遊びに行くときや仕事に行くときなど、どんなときでもOtkomatと一緒に旅をするのが好きなんだ。車の助手席に座ってロードムービーのように旅の道筋や思い出として撮るのがいいね。Oktomatの連写写真は今から自分がどこへ行くのかをたくさんの動きを持って物語ってくれるんだ。それから、日常の普通の出来事をOtkomatで撮影しても面白い。歩く姿、ドアを開ける姿、電話をかける姿、仕事をする姿などセルフポートレートにはまってるよ。

何はともあれ、この8つの不思議なレンズのカメラは本当に変わっているから、外出時には必ず「一体あれはなんなんだ?」と言われるだろうね。何でかって言うと、夏に仕事に持っていった時、運転中に別のトラックに乗っている同僚を撮影したら車が止まった途端にみんなが俺が持っているこのカメラに対して、何なの?それってクールだね!って聞かれたからね!

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Thank you for your nice camera review!!!
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2010-04-06 #gear #oktomat #review #8 #sampler # fuzztone04 の記事

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