Instant Back+をLOMO LC-A+に取り付ければスペシャルインスタントカメラに早がわり!

「あれを買ったらこれが半額!」になるBuy This & Get 50% Off That キャンペーンでペアになっている組み合わせには、一緒にお勧めしたい理由があります!今回ご紹介するのはLOMO LC-A+とInstant Back+の組み合わせ。

Credits: catfordsttracyvmoorerayofsun & sadmafioso

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LOMO LC-A+の商品ページへ

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LC-A Instant Back+の商品ページへ

ロモグラフィーの人気定番商品、といったら、まっ先に出てくるのがLOMO LC-A+だったりします。(人によってはLC-Wideだ!とかDiana+だ、Spinnerだ、なんて言うかもしれませんが。)

LOMO LC-A+が発売したのは、2006年のことです。それからもう5年以上経っているのに今もまだ斬新で飽きのこない写真を撮影できる定番商品ってすてきですよね。でも、このLOMO LC-A+の起源はもっと昔の1980年代、ソ連にあります。みなさんご存知LOMO LC-A。「+」のつかないこのカメラの元祖は、約27年前になります。

日本のコンパクトカメラ「Cosina CX2」を模倣して作られたLOMO LC-Aは、当時のソ連で大ブームを起こしました。時を経て、1990年代にロモグラフィーの代表がこの小さなカメラに惚れ込んで、ロモグラフィックソサエティーという会社を興したのが、我々ロモグラフィーの起源だったりします。この辺りの細かな話を語りだすと 664ページのビッグな本 になってしまいますので、割愛させて頂きます。ご興味ある方は本または、 こちら
たは こちら のページでどうぞ。

Credits: cotonohacafeanarchybcm & scootiepye

LC-Aはある年、生産終了を迎えます。しかし、このカメラを愛してやまないロモグラフィーはこのカメラの製造権をロシアのLOMO PLC社から譲り受けて、ロモグラファーが大好きな機能や、望む機能を搭載させ、「+」として発売したのです。

ちなみに基本的な形や構造はLOMO LC-AとLOMO LC-A+に大きな違いはありません。発売から5年ですが、27年変わらぬ姿に近いカメラです。すごいですねー。
ロモグラフィー社員である私も、たくさんのロモグラフィーカメラを試していますが、一番使うのはLOMO LC-A+に間違いなしです。毎日持ち歩いています。形もとてもかわいく、ベーシックで飽きません。

Credits: tanamo & strangelilgirl

あ、今なんていいましたか?
「ほしいけど、LOMO LC-A+って高いんだもん…」「今は変えないけどLC-A+貯金します」
そんな声が聞こえてきました。

何で他のカメラに比べて値段が高いのか、魅力をはっきりしておかなくてはいけませんね。LC-A+は、他のロモグラフィーカメラとは構造が全然違います。カメラを使うのに電池が必要なんです。マニュアルやバネでシャッターを動かす他のカメラとは違い、電池で自動制御します。光を感知するのは、右上についている小さな丸い窓。そこに入っている露出計が瞬時にその場の正しい光の量を確認し、シャッターを押した際に絞りやシャッタースピードを制御しています。その数値の基準になるのが、装てんしたフィルムに合わせて設定する感度設定。今は感度100のフィルムが入っているよ=光がたくさん必要だよ、シャッタースピードは遅めのこの位に。今は感度1600のフィルムが入っているよ=室内でもこれ位早いシャッタースピードで撮影できるよ。といった具合。
うまくきれいな写真を撮影するには、実際、シャッタースピードや絞り、フィルム感度といった数値の設定に詳しくならないといけませんが、このカメラはそんなことお構いなし。使ったフィルムに設定するだけで、ちょうどいい光の写真を簡単に撮影することができます。

ちょっと納得しました?どうせほしいと思うのなら、今手に入れてしまって損はないと思いますよ。
余談ですが、この窓を指で押さえると、制御をだますことができます。

Credits: sadmafioso & rayofsun

でも。それだけじゃありません。強化プラスチックを使った頑丈なボディー。それから何よりその写りが魅力的なんです。

LOMO LC-A+にはMinitar-1というレンズが搭載されています。このレンズは、とっても鮮やかな色を撮影できるように設計されています。周辺に現れる魅力的なビネット(周辺光量落ち)も特徴的です。多重露光も簡単にできますよ。

写りに関しては、実際このカメラで撮影した写真を見れば、お分かりいただけると思います。ちなみに、光の強い所で絞られるLC-A+羽がひし形の形になっているのも、周辺光量落ちが生まれやすくなっている原因の1つです。

Credits: ilovemydianalownershooooterhodachrome & orangebird

LOMO LC-A+について長く語りすぎました。
でもまだまだお話したいことはたくさんありますよ~。

LOMO LC-A+にInstant Back+を組み合わせて使用すると、どんな楽しみが生まれるのでしょうか?

LC-A Instant Back+は、LOMO LC-A+の裏蓋を付け替えて、本来35mmフィルムをセットする場所に、インスタントフィルムであるチェキフィルムをセットできるようにするアクセサリーです。

Credits: nkayvicunazark & zenline

LOMO LC-A+の写りを強調した、周辺に現れる黒いぼやけが特徴的な写り!

一般的なチェキカメラは、全自動で大体必ずフラッシュが発光する撮影方法になりますが、この組み合わせは、LOMO LC-A+の特徴を生かして、フラッシュなしの温かみのあるインスタント写真を撮影することができます。
自動露出を生かして、正しい設定でフィルムに露光することができるのです。

多重露光や、LOMO LC-A+とその他に組み合わせて使用することができるので、例えば、カラーフラッシュ撮影が可能なColor Splash Flashや、クリエイティブな多重露光写真を撮影することができる、Splitzerなども使えます。ケーブルレリーズと合わせて、長時間露光も可能!

チェキフィルムの感度はすべてISO 800になっていますが、露出計の設定はISO 100・200・400から選んでください。ISO100設定は明るい写りに。ISO 200設定はノーマルの写りに。ISO400設定は暗めの写りになります。こんな調整ができることも大変うれしい機能です。

Credits: bccbarbosamaxwellmaxen & life_on_mars

この組み合わせは本当にお勧めです。どこにいたってすぐに撮ったその場で写真が出来上がるんですよ!
だからLOMO LC-A+とInstant Back+の組み合わせは最高!

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2011-12-12 #gear #review # kyonn の記事

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