Dr. Lab の実験: Bleach & Shout - 50年代風効果

Dr. Lab 別名 hti。Lomography本社のアーカイブで働く彼が、あなたの為に考案した、風変わりだけれども、素晴らしいテクニック。フィルムフリークの為の秘密のテクニックです!皆さん、この色あせたようなテクニックにご注目下さい。Dr. Lab、ありがとう!

*必ず注意事項をお読み頂き、全てご了承頂いた上で、フィルムの可能性をお楽しみください。


注意事項:フィルムを使ったテクニック記事について

今回サンプルとしてこのページにお見せしている写真は、 Agfa CT Precisa 100 35mm で行われたもの。ちなみに、Dr. Lab は、このフィルムテクニックに X-Pro film もお勧めしています。クロスプロセスによってもたらされたポップなカラーは、 この素晴らしい効果を強調します!

必要なもの

Agfa CT Precisa 100 35mm を1本
• マティーニシェーカー1つ
• 市販の表面洗浄剤1 oz (29.57ml)
• 沸騰したお湯250 ml
• 暗室(バスルームやトイレで試してみて!)
• ヘアードライヤー

ステップ1

マティーニシェーカーにフィルムを1本入れて、まず、沸騰したお湯を注ぎます。そして、市販の表面洗浄剤をミックスして下さい。それから、蓋をしっかりと閉めて、約4,5分シェイクします。あなたのフィルムカクテルが完全にシェイクされたら、(撹拌ではなく) 冷たい水できれいにしっかりと洗い流して下さい。

必ず冷たい水で!フィルムは、冷ますことで定着させる必要がある化学的な乳剤をもっています。

ステップ2

フィルムをよく洗い流したら、次は暗室に向かいましょう。家庭ならば、例えば、ドアを閉め切ったトイレのような場所で。必ず、光漏れがない所で行って下さい。なぜかというと、次の作業は、フィルムを引っ張り出して、ドライヤーで乾かす工程となります。フィルムのねばねばがとれて、濡れがなくなるまで約10分程乾かしましょう。フィルムが完全に乾いて、通常の状態のように戻るまで行って下さい。
これが、あなたのカメラにフィルムをセットするまでに行う作業です。

ステップ3:

ここからは簡単です。フィルムをセットして撮影しましょう!撮影が終わったら、通常通りクロスプロセスして下さい。もしかしたら一番難しいことかもしれませんが、結果が出るまであなたの興奮をがんばって押さえて下さい。

ここでお見せしている通り、仕上がりはブリーチされたような効果になり、とてもドリーミーで、色あせた感じになります。どんなフィルムフリークも必ずや注目するに違いありません!

あなたのテクニックを投稿して下さい!

2010-11-01 #gear #チュートリアル #film #dreamy #tipster #x-pro #bleach # #dr-lab #martini-shaker # # hti の記事

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