歯磨き粉と重曹とフィルム?

違った色(青、赤、黄)のうがい薬にネガを何時間つけるのです。ごしごしこすったり、磨いたり、浸して遊びましょう!

*必ず注意事項をお読み頂き、全てご了承頂いた上で、フィルムの可能性をお楽しみください。

注意事項:フィルムを使ったテクニック記事について

もし歯磨きを怠ったら歯と歯の間に汚れが溜まってしまいますよね? そう、 大事なのはパーフォレーション穴をきれいに保つこと!

次のものを用意しましょう。
・重曹入り歯磨き粉(違いを楽しむために私は二種類用意しました)
・予備の重曹(必要であれば)
・緑のうがい薬(エクストラミント味。おいしいよね!)
・歯ブラシ
・スプーン

1.少量の歯磨き粉をネガに乗せて歯ブラシでゴシゴシしましょう!歯磨き粉が消えるまでこすって、うがい薬で流します。

2.少量の歯磨き粉と重曹をネガに乗せて長めにスプーンで磨いてみましょう。このときは歯磨き粉が残っていても気にせずに、ネガの色に気をつけましょう。もしネガの色が消えていたりしたら成功です。その後うがい薬で流します。

3.今度は違う歯磨きを乗せてもっともっと強く磨きましょう!明らかに感光乳剤に穴ができてきます。その後うがい薬で流します。最後に、私はそのネガをうがい薬に18時間以上浸しておきました。

何が起きたでしょう?
磨くことでネガに細かいこすりキズができました!そしてこすることで小さな穴もできましたね。

しかし、歯磨き粉をを多く使いすぎてはいけませんよ(歯磨き粉は歯を磨くのを助けるモノで、ネガをこするものではないですからね!)あと、ネガを汚しすぎてもいけませんね。そして追加した重曹ですがあまり効果はなかったみたいです。

そして緑のうがい薬についてですが・・・普段うがい薬を使った後にあなたの口が緑色にならないように、18時間浸してもネガは緑色にはなりませんでした。ただ、匂いだけは「寝起きに朝日を浴びながら歯磨きしてる味」でした。

このようなラボ実験についてですが、もちろんいつでも最高の結果になるわけではありません!試行錯誤の連続です。しかし今回の実験で一つ、非常に大切なことを教えてもらいました。それは、どんなにネガをこすったりしてもネガはへこたれないということです。ネガはどんなことをしても完全に壊れたり引きちぎれたりはしなかったでしょう?(あなたが破壊を目的にしていたら別ですよ)

とにかくこれが意味するものは、ある一つのアナログルールを確立したということです!

「フィルムは長持ち!」

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2011-05-02 #gear #チュートリアル #film #analogue #labrats #tipster # # #baking-soda # # # fash_on の記事

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