長時間露光のコツとライトペインティング

長時間露光とライトペインティングは簡単で、楽しめる手法の一つ。コツとトリックを覚えることで、みんな上手にできるようになるよ。

今日は僕が長時間露光のコツを紹介するよ:

Credits: suizidekid

長時間露光撮影 には何が必要か?

1) 三脚
2) ケーブルリリース
3) 低ISOフィルム
4) 暗さ

長時間露光で最も大切なことはカメラを安定させること。そのためには三脚が必要だね。もし、三脚を持っていないけど、長時間露光に挑戦した時は、平らな所において、シャッターを押す時でもカメラを動かさないようにするんだ。シャープな仕上がりにしたい時は、ケーブルリリースも使うことを強くお勧めするよ。あなたの手がよほど安定していない限り、シャッターを押したときにぶれてしまう可能性があるんだ。

三脚を使っているので、良いクオリティの写真にするために、ISOの低いフィルムを使うべきだよ。例えば、ISO400辺りを使うと、写真が少し粗くなってしまうんだ。

どんなカメラを使えばいいか?そんなに大きな問題じゃないね。僕は高価なMamiya 645でも安価なLa Sardinaでも、長時間露光撮影したことがあるよ。自分の使い慣れたカメラを使うといいよ。もちろん今言ったコツに気をつけながら。

じゃあ、次は長時間露光撮影で得られる、エフェクトについて話そう。

1) まだ押したまま。 いつまでシャッターを押していればいいかっていうのは、被写体や明るさ次第で大きく変わってしまうから、この時間にすればいいっていうのは一概には言えないんだ。ライトメーターやオート露光機能がない場合は、違う時間設定で何回か撮影するといいよ。そうすると、何となくコツが掴めてくるから。

Credits: suizidekid

2) 動きを狙って。 露光時間が長ければ長いほど、写真に動きが刻まれていくんだ。時間設定を変えて撮影すると、違った動きを残せるよ。

Credits: suizidekid

3) ライトペインティング。 まず、ペイントするためのものが必要。光るものであれば、懐中電灯でもライトスティックでもオッケー。ただ、僕はサイズの違うLEDライトを二つくらい用意することをお勧めするよ。カラーバリエーションを増やすには、欲しい色のビニール袋を切って、輪ゴムでとめるんだ。そうしたら、簡単に他の色に変えられるでしょ?

ライトペインティングに関しては弟の@rar01がコツを紹介するよ。

やあ、みんな!ライトペインティングはもちろん、大体計画性がなくて、とりあえず試してみるしかないんだ。それでも、ライトペインティングに新しく挑戦しようとしている人のために、少しでも簡単になるように、コツとトリックを紹介するよ。

ライトペインティング最大のチャレンジは、どこがフレームの端だとか、どこまで書いたとかが分かるような、あてにするものが何もない空間に描くっていうことだね。

多分一番簡単なのは、持っているライトで、人や物をなぞることかな。物も、(頼めば)モデルも動かないから、どこから始めて、どこまで書いたかが分かりやすいんだ。一つ覚えておくことは、写真は二次元だってこと。だから、フレームにさえ入れば、どんなものでも描けるのさ。物の場所やモデルのポーズを考えるときにも重要なんだ。カメラから見える方向に向けて、分かりやすくしなければいけない。

Credits: suizidekid

ちょっと難しくなるけど、大きなステップアップは、被写体の物やモデルに絵を加えること。シャッターを押して、ライトをつけて、絵を描きだすんだ。ここではもっと即興的だよ。でも始めるとしたら、例えば、モデルの鼻のすぐ下に格好いいひげを付け加えてごらん。線を終わらせることを忘れずに。写真に二つ以上の物を書きたい時は、繰り返しになるけど、二次元だってことを頭に入れておいてね。線が重なりすぎてしまったら、何を書いたのか分からなくなってしまうから気を付けて。それと、違う色を多く重ねすぎると、現像したら白くなってしまうことがあるよ。

Credits: suizidekid

おそらく、一番難しいことは、何もない空間に描くことだね。どこから書き始めたか覚えておく唯一の方法は自分の体。空いている手を使って(右利きなら左手、左利きなら右手)、書き出した時の線や端をマークしておくんだ。描いているときに体が動いてしまうかもしれない。それでも、大まかな位置が分かるでしょ?

二つ目のトリックは、覚えやすいところから書き出すんだ。例えば、まっすぐ立っている時の肩の前とか。足を動かしさえしなければ、場所を覚えておいて、そこに戻ることは問題なくできると思うんだ。この二つのテクニックを使えば、何か書いて、途中で追加することが簡単になると思うんだ。丸い顔を描いて、中にスマイリーを描くことだってできるはず。残りは、実験して、やり方に慣れて、楽しむこと!この記事が、始めたばかりの人の参考になればいいな。

Credits: suizidekid

関連記事
夜の世界を幻想的に写し取る
ライトペインティング:暗闇で踊る
ライトペインティングをする際にさけること

2013-02-03 #gear #チュートリアル #art #night #cable-release #tripod #light #long-exposure #light-painting #tipster #flash #night-shooting #flashlight suizidekid の記事

他の記事を読む