カメラの夏: サニー16とは?

アナログ写真家のみんななら、適切なシャッタースピードと絞りの組み合わせを決めるときの「サニー16」という法則について、すでに誰かから聞いたことがあると思う。でも、それって何なんだ? このまま読んでくれたら、僕が説明するよ。

じゃあみんな、頭の中ではどこにいたんだっけ? きみは今、外に立って、素晴らしいアナログカメラで美しい写真を撮ろうとしているよ。でも家のテーブルに露出計を忘れてきちゃった。こんなことって、みんなの多くが経験したことがあるだろう。でもだからといって撮影を諦めることはない。こういう困ったときに助けにきてくれるのが、*サニー16*の法則だ。

Credits: dopa

この法則によると、直射日光の下で写真を撮る場合、絞りの設定f/16で、適切な露光時間はフィルム感度に反比例するらしい。つまり灼熱の太陽の下では、ISO100のフィルムは1/100、ISO400のフィルムは1/400で一番適切に露光されるっていう感じだね。

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しかも、夏から年末にかけて日差しがそんなに強くないときでも、「サニー16」の法則で適切な露光時間を計算できるんだ。空にいくつか雲があるときは、時間を倍にするか、絞り値を半分にすればいい。完全に灰色の空のときは、それぞれ4倍もしくは4分の1にすればいいだけだ。

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この知識を頭に置いておけば、露光しすぎにつながりかねないような、そもそものミスを防ぐことができる。だけど、「サニー16」の法則は、大体の基準にすぎない。ほかのことも考慮しないといけないよ。例えば日陰に行くなら絞りを変えるとか、ね。でも確実に、「サニー16」は家に置いてきてしまった露出計よりは役に立つさ。

2014-08-30 #gear #チュートリアル #tipster #iso # # # # # #16 # dopa の記事
翻訳 tea-tea

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