光漏れグラデーションフィルムの作り方!

予測不可能な光のグラデーションで、エキセントリックでアーティスティックな写真を撮影しよう!

まずは次の写真をよく見てみて!

どう?好きな写真はあったかな?
今回はこの光のグラデーションを作る方法を紹介するね!

まず用意する物
・役目を終えたDiana+(holgaでも可能)
・ダークバック
・ISO400の35mmカラーネガフィルム
・布ガムテープ
・マスキングテープorセロハンテープ
・間接照明orペンライト

次は下準備としてDiana+の赤窓を破壊。
ちょっと勇気が必要だけど、小さなペンチを使えば簡単に壊せるよ。

赤いフィルムを取り去ると、穴が二つ。
今度はこの穴を布ガムテープで塞いで。
だいたい5枚くらいかな。

これで下準備はOK。

まず35mmフィルムにマスキングテープを貼り付けて。
光漏れフィルムであることをメモしておくと便利。

Diana+の左の部屋にフィルム本体をセット(フィルムの頭を下にしてね)。
右のスプールに先ほど貼り付けたマスキングテープを固定。
この時出来るだけスプールの下部に固定すると、感光範囲が広くなるよ。

裏蓋を閉めたらいよいよ感光スタート。
部屋の電気を消して、間接照明の下やペンライトの光を当てながら、フィルムを送っていって!

そしてさらにエキサイティングで予測不可能な色彩を望むなら、、、
フィルム送りをゆっくりにしてみたり、
逆に早くしてみたり、
手で窓を塞いでみたり、
光に近づけてみたり、
遠ざけてみたり、
Diana+を振ってみたり、、、

フィルムをすべて送り終わったら、ダークバックの中でフィルムを巻き戻してね。
フィルムで手を切らないように注意して。

すべて巻き戻したら、おめでとう!光漏れグラデーションフィルムの完成!!

さて最後に撮影する時の注意点。
このフィルムを使うときは出来るだけ明るい場所で撮影してね。
暗い場所だと赤いラインや火の玉が浮いてるような、不気味な写真になっちゃうことが多かったんだ。
フラッシュ撮影もあんまり上手くいかなかった。

ちなみにLC-A+の感度設定は
晴天時ではISO400
曇りの日はISO200か100で

その他のカメラ(Konstruktor、Sprocket Rocketなど)
晴天時では「晴れ」もしくは「曇り」モード
曇りの日や日陰は「バルブ」モードや多重露光で撮影することが多いよ。

LC-A+

Konstruktor

Sprocket Rocket

鮮やかなだけじゃなく、赤や青に染まる時があるのが不思議。
失敗しちゃうこともあるけど、ぜひこのフィルムで遊んで、日常を光のグラデーションで染め上げよう!

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2014-12-27 #gear #チュートリアル #tipster # # #select-type-of-tipster #select-what-this-tipster-is-about masaka の記事

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