ポジフィルムって何?

現像後の120ポジフィルム

ポジフィルムは別名リバーサルフィルム、スライドフィルムとも呼ばれます。ネガと同じ、写真フィルムの一種で、現像したフィルム上にコントラスト・色が反転していない陽画が写るタイプのフィルムです。ネガフィルムとは逆に画像の色や明るさをその通りに見ることができます。

そのままスキャンしたらちょっと暗くなってしまいましたが、上の写真、色がすごくきれいに出ているのです。ネガよりすごく鮮やかな色彩となるのが、ポジフィルムの何よりの特長です。

ネガフィルムと比してラティチュード(像として再現できる露光の範囲)が狭く、フィルム自体が完成品となり撮影後の露光補正手段が限られているため、正確に露出を合わせて撮影する必要があります。その反面、鮮やかでリアルな色再現性や解像度の良さから高く評価され、写真の分野においてプロやハイアマチュア写真家に愛されています。

上の写真は、 LOMO Lubitel 166+ でポジフィルムで撮影された写真。コントラストや彩度がリアルです。

そして…
ロモグラフィーの商品をこれから使用する上で、避けて通れないのが、クロスプロセス現像。クロスプロセス現像には、このポジフィルムを使用します。元々鮮やかな特長があるポジフィルムを現像液を変えて現像処理すると、色の発色とコントラストが激しい描写に仕上がります。

クロスプロセス現像で処理したポジフィルムは上の写真のような独特の発色が生まれます。クロスプロセスについては、下記のリンクよりご確認下さい。

クロスプロセスって何?
サンプル写真のように色が変わった写真を撮るにはどうしたらいいの?

オンラインショップで販売しているポジフィルムを見る

written on 2011-02-04 in #holga #lubitel #lomo-lc-a #diana-f-plus #oktomat #fisheye #actionsampler #fed-5 #pop9 #smena-8m #supersampler #zenit #diana-mini #film #spinner360