Petzval Artist: Nigal Raymond、日本を写し出す

PlayStation Londonのクリエイティブディレクターであり熱心な写真家でもあるNigal Raymond。彼はPetzvalレンズを持って日本に赴き、きらめくストリートを撮影しました。彼の美しい写真をインタビューと共にお楽しみください。

Name: Nigal Raymond
Country: U.K
Camera: Sony A7R and Canon 5D Mark 3
Website: Flickr

Photos by Nigal Raymond

自己紹介をお願いします。お仕事は何をされているんですか?

こんにちは、Nigal Raymondです。LondonのSony PlayStationのクリエイティブディレクターです。日中はモーショングラフィックデザイナーとビデオエディターのチームの指揮をとっています。小さいチームですが皆才能が有って有能です。僕はプライベートで空いた時間に写真やシネマトグラフィー、旅行に情熱を注ぎ込んでいます。

ですがオフィスにいる時でも、新しいガジェットや新しい技術をみるとつい気が惹かれちゃっていつもカメラを手放さずにいますね。僕個人の作品は風景写真やストリート写真のMIXがほとんどです。

幸運なことに、僕は仕事で旅行する機会がたくさんあり、旅行中の自由時間は大抵新しい場所に行くかフォトウォークに参加しています。最近は東京のオフィスで長い間仕事をしていました。僕は日本の豊かな伝統文化や輝かしい文化、日本の人々にいつも魅了されていたのでまるで夢のようでした。最近の僕の写真は日本にいる間に、秋葉原のLomography+で購入したPetzvalレンズを使って撮影したものばかりです。

どうして写真に興味を持ったのでしょうか?

クリエイティブな芸術や伝統的手法で描かれた絵画や建築物にずっと興味がありました。僕はアートカレッジでグラフィックデザインや写真を学んで、そこでフォームや構成などのデザインの基礎、それから暗室での現像などの伝統的なフィルム写真の基礎を身につけました。良いデザインをするのに必須のスキルは、写真でも必要なスキルだと思います。

僕は小さなコンパクトカメラをいつも携帯していましたね。7年前に最初のデジタル一眼レフと50mmレンズを購入して今までよりも真剣に写真を撮るようになりました。このレンズを使うことで僕の写真に対する情熱が再熱し、今まで以上に写真を撮影するようになりました。それから写真を共有するために数々のSNS、たとえばFlickrやGoogle+にアカウントを作りました。これらのサービスやコミュニティーで世界中の写真家の作品からインスピレーションを得られましたし、オンライン上の友人も、実際に現実世界で会える友人にも出会えました。

Photos by Nigal Raymond

*Petzvalレンズでの撮影はどうでしたか?お気に入りの一枚は撮れましたか? *

Petzvalレンズでの撮影はいつも楽しくて、面白い経験ができますね。操作方法は結構ややこしいですが、昔ながらのとても自然な方法だと感じます。自分の目の前に被写体を持ってきて、ディープで細々したものを背景にする。そういう正しい条件で撮影するとこのレンズは芸術的で美しいイメージを生み出します。秋の長野で撮影したドリーミな写真がお気に入りですが、でもPetzvalの写真の中で一番気に入っているのが原宿のカラフルな若者のポートレイトです。私がワイルドな服装をした女の子グループに写真をとっても良いか聞く前に、すでに彼女たちは何組かの旅行者に声をかけられていました。そのうちの一人が撮影を快諾してくれ、彼女のアニメのような鮮やかなファッションをPetzvalレンズが引き立ててくれました。このレンズは様々な特徴があり、このレンズで撮影した写真は写真というより絵のように見える時があります。レンズの見た目も目を引くもので公共の場所で撮影していると、人々の視線を集めますね。このレンズのクラシカルな外見を見ると、友人達は決まってコメントをしてきますし、知らない人たちも、このレンズの背景やどうして私がこのレンズを使っているのか聞いてきますね。

Photos by Nigal Raymond

Petzvalで誰かをどこかで撮影するならば、誰を撮影したいですか?

日本映画のレジェンド、渡辺謙のような誰が見ても格好良い人と言いたいところですが、実は僕は日本のエレクトロポップトリオのPerfumeの大ファンなんです。彼女達のビデオやライブパフォーマンスは、振り付けや音楽そのものとグラフィックデザインや実験的なテクノロジーを掛け合わせたようなもなのです。僕は真鍋大度というPerfumeのヴィジュアルデザイナーにも影響を受けています。 彼女らのビデオ撮影のバックステージでネオンが輝く街・東京の女の子たちのファッションポートレイトなんかドラマチックで良さそうですね。

Petzvalレンズをこれから使う人にアドバイスをお願いします 。

Petzvalレンズはアナログ写真の象徴のようなツールだけど、モダンなミラーレスカメラとの組み合わせで威力が発揮されると思います。 ハイクオリティーな液晶プレビューやデジタルビューファインダーがこの有名なぐるぐるボケがどのように写るのかを性格に写し出し、スポットズームやフォーカスピーキング機能などのマニュアルフォーカス機能によって被写体に完璧にピントを合わせられます。(ピントの合っていない写真もそれはそれでPetzvalマジックがかかっていて素敵ですが…)

Photo by Nigal Raymond

次のプロジェクトは?

世界中を仕事で旅してまわっている時に撮影した写真が、私の作品には大変多いです。最近では道行く人に立ち止まってもらいポートレイトを撮影して良いか聞くことに対してもためらいがだんだん無くなってきました…いつも成功する訳ではないのですが、ポートレイト撮影ではそうすることでもっとポートレイトに興味が湧いたのです。だからスタジオ撮影やロケ撮影、モデル撮影について学べるように、今度はもっとフォーマルなポートレイト撮影や、ファッションプロジェクトなどをやってみたいですね。僕は仕事でも趣味の写真でも、いつも違うツールを使って様々なことを経験して、常に学び続けられるように挑戦しています。… いつの日かPetzvalレンズでビデオ撮影をしているかも知れませんね。まあそれに適したプロジェクトがあればですけど。

ありがとうございました、Nigal!

2014-12-04 #people #lens #lomoamigo #petzval hembot の記事
翻訳 ciscoswank

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