Petzval Amigo: Phillip Hotson

写真家のPhillip HotsonはPetzvalレンズで実験的な撮影を行ってきました。彼のpetzval写真をTwitterで見つけ、その作品の素晴らしさに感銘を受け、こうしてPetzval Amigosとして紹介することになりました。

Photos: Phillip Hotson

まずは簡単に自己紹介と、写真の道に進むようになった経緯を教えていただけますか?

私はずっと写真に興味がありました。11歳の時に35mmカメラを手に入れたのを覚えていますが、あまり活発に写真を撮ってはいませんでしたね。それから長い間、音楽の虜になって音楽に興味が向いていたのですが、何年か前にまたカメラを手にしようと決めたんです。曲を作ったりパフォーマンスをしている時に得られるクリエイティブな感覚を、写真を撮ることでも感じました。ストリートを歩いて写真を撮ったり、庭で30分かけて写真を撮ったり、どんな被写体でも撮影するのが大好きです。その中でも特に人物を撮影するのが好きで、2年前にポートレイト写真を生業とすることになりました。

Petzvalレンズについて、どんなレンズだと感じていますか?

Petzvalレンズ は素晴らしいです。写し出すイメージもファンタスティックで、作りもしっかりしている。使っていて楽しいレンズです。他のロモグラフィーの製品と同じように、実験的な体験をさせてくれます。このレンズを手にして以来、今までと違ったシューティングの方法を試すようになりました。それが今までとは違う考え方を生み出し、ポートレイトがよりドラマチックに、面白みを帯びました。Petzvalレンズは持ち歩き用のレンズとしても気に入っていて、このレンズと一緒に30分過ごすだけで、どんなシチュエーションでも良い結果が残せます。

Photos: Phillip Hotson

何が完璧なポートレイトを作ると思いますか?あなたの意見を教えてください。

私にとって、写真に『完璧』という言葉を用いるのは少々強すぎます。常に学び、良くしようと努力しています。写真家なら皆そうだと思います。写真の美しさは、写真を撮る度に常に進歩します。それが私が写真を愛する理由です。ポートレイトを撮影するとき、取り入れようと常に試みる要素が『共生』というものです。時折、最良なイメージを作り出す写真と写真の間に、被写体をリラックスさせ、自然体の瞬間を捕えることが一番自分自身で喜びを感じます。

Photos: Phillip Hotson

写真家のキャリアの中で、何か困難にぶつかったことはありますか?

もちろん、いつでもそうです。写真を撮影すること自体は私にとっては簡単な部分で、ビジネスの側面のほうがいつも大変です。キャリアの若い頃は写真の仕事を探すのは困難と言えます。そして写真を撮る上でも、照明、ロケーション、被写体のどの要素も挑戦的な事象になり得ます。ですが、そのプロジェクトの芸術的な展望を維持しながらも迅速に決断することで、集中を切らさずにいられます。直面しているものを撮ること。それが最も価値のあることの一部分です。

2015-03-25 #people #lomoamigo hannah_brown の記事
翻訳 ciscoswank

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