Lomo'Instant + Splitzer！gocchinによる使い方ガイド
1 Share TweetLOMO’INSTANTに多重露光をクレイジーに楽しむことができるSplitzerが登場しました！これさえあれば多重露光の可能性が無限に広がりますよ。ここではそのSplitzer の使い方を紹介しますね。使い方はとっても簡単だけど、少しだけコツがあるから是非参考にしてください。
まず撮影する前に電源を入れましょう。電源スイッチはカメラの底にあります。スイッチの位置は3箇所あって、フラッシュを利用する、利用しない、オートフラッシュに分かれています。状況に応じて選びましょう。屋内で撮影する時はフラッシュを利用した方がいいですよ。次は焦点距離を設定しましょう。二通りしかないから、とっても簡単！
と、ここまでは普通のシングルショットを撮影するのと同じです。さぁ、ここからSplitzer を登場させましょう！装着方法はSplitzer をレンズの上に覆いかぶせるようにして、ネジを巻くようにはめ込みます。これでオッケー。簡単ですね。
そしてここで最も大事な設定！カメラの横にあるMXスイッチをMX側にスライドさせます。これで多重露光の準備が完了！簡単ですね。
では早速撮影をしてみましょう。ここでは上下に違う被写体を撮影する多重露光にチャレンジ。まず、Splitzerの羽を指でスライドさせて上半分を開けましょう。そして構図が決まったらシャッターを切ります。これで上半分が撮影完了！
次は下半分を撮影します。Splitzerの羽をスライドさせて、下半分を開けます。ここで、もし下半分の被写体との距離や撮影環境(明るさなど)が上半分と違えば、距離設定と露出設定を再度行います。そして下半分の構図が決まればシャッターを切ります。これで撮影完了です！上半分、下半分のどちらを先に撮影するかの順番はどちらでもオッケーです。
あとは最後にMXスイッチを元の位置に戻す(下にスライドさせる)と、フィルムが自動的に排出されます。
そして撮影した写真が浮き上がってくるのを待つだけ。これだけです。簡単ですね！
だたここでちょっと注意。この 記事 で発表された通り、説明書の中の多重露光の仕方に間違いがありました。正しくは、多重露光をした最後の撮影を終えた時点でMXスイッチを元に戻します。僕も何度かこれでフィルムを無駄にしてしまったので、Lomo’Instantを初めて持つ方は正しい使い方をしっかり確認しておきましょう。
あと知っておくといいことがもう一つ。このカメラはとってもエコロジーなので、電源を入れたまましばらく放置しておくと、自動的に電源が切れてしまうのです。でも電源スイッチの位置は設定をしたままの位置にあるから、ついつい電源が切れていることに気づかないんだ。多重露光をしていると、2回目、3回目の撮影の間に結構時間が空いてしまうことがあるから、電源がその間に切れてしまうんだ。電源が入っているかどうかを確認するには、フィルムカウンターを見てみて。ランプが点灯していたら電源が入っています。点灯してなければ、電源スイッチを一度オフに戻して、再度スイッチを入れ直せば大丈夫。だだし露出設定がオートに戻っているので注意してね。
もし電源が切れていることに気付かずにシャッターを切ってしまった時の裏ワザがあります！実は電源が入っていなくてもシャッターを切ると撮影はされているのです！なので、あとはフィルムを排出させることが出来ればフィルムは無駄になりません。
この場合のフィルムの排出の仕方は、まず電源を入れます。スイッチの位置はどこでもオッケー。MXスイッチはMX側のままにします。そして手のひらでレンズを完全に覆ってシャッターを切ります。そしてMXスイッチを元に戻すとフィルムが自動的に排出されます。
このカメラで多重露光をしていると必ずと言っていいほどこの失敗を1度や2度は経験すると思います。僕は数えきれないほどでした！
ちなみにこの写真は先に下半分を撮影した後に上半分を撮影したのだけど、上半分を撮影するまでに時間がかかってしまって、電源が切れてしまったんだ。それに気付かずに上半分を撮影し、フィルムを排出しようとしたらフィルムが出てこない。この時は裏技に気づかなかったので、もう一度電源を入れて上半分を再度撮影した写真です。ご覧の通り上半分の人物は二回露光されたので二重になっています！ま、結果的にこれも面白い作品になったのだけどね。
Splitzer自体の使い方はとってもシンプルなので買った瞬間から楽しめるはずですよ。あとはあなたの想像力で、周りの人たちをあっと驚かせてみましょう！
LOMO ON!!
著者： gocchin
Lomo’Instantのスペック、詳細は マイクロサイト でチェックして オンラインショップ で手に入れよう。 Lomo'Instant Boston にはこの記事で使用した Lomo'Instant Splitzer が最初からパッケージに含まれているので、最初からSplitzerでの撮影を楽しみたい場合はこちらのエディションがおすすめ！
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