New Russar+: AM Renault (山中遊子)、大阪で撮る。

香港を拠点に活動する若き写真家 AM Renault。ハイキンググループ「山中遊子」の中心人物であり、自然を愛してやまない人物です。彼はSix Dimen Boyという写真家グループに参加しており、見たものをそのまま記録するだけではなく、アートとデザインの要素を取り入れ人々にインスピレーションを与える作品を撮ります。そんなAMが彼の父親との日本旅行にNew Russar+を持っていき、旅を記録してきました。大阪の日常シーンを写した写真を、彼のインタビューとともにお楽しみください。

インタビューを受けてくれてありがとう。最近は何をしていますか?

またこの企画に誘ってくれてありがとう。日本から帰ってきて、いくつかの写真プロジェクトと、次の旅行の計画立てで忙しい日々をおくっているよ。忙しくてハイキングやプライベートな作品に時間を割けないのが悲しいよ。

以前Petzvalも使っていただきましたが、New Russar+での撮影はいかがでしたか?

レンズのサイズ感が最高!最近都会から離れた場所にハイキングに出かけることが多くなったから、Sony A7シリーズに切り替えたんだ。だから持っていくレンズを選ぶとき、サイズは悩みの種だった。バックパックに入りきらなかったらいつも単純にあきらめていたんだけど、 New Russar+ はマウントアダプターが付いていてもまだコンパクトで、20mmの広角レンズだから旅行写真を撮るうえで僕の最高のパートナーになったよ!

日本で撮った写真にテーマはありますか?

この旅ではハイキングはしなかったんだけど、僕の父がずっと行きたがっていた場所を訪れたんだ。最初は父の写真ばかり撮っていたけど、 New Russar+ と Sony A7s の組み合わせはストリートスナップに最適だって気づいて、父の代わりに知らない通行人をたくさん撮ったよ。この写真コレクションのテーマは、この組み合わせに発想を得たんだ – 機能を活用しようって努力してね。それと今回の撮影では風景写真は全部21:9のフォーマットに切り取った。この比率が最高で、洗練して見える写真が撮れるんだ。

旅の途中で何か面白い出来事に遭遇しましたか?

日本に行くのはこれが最初ではないからね。でも甲子園球場だけは初めて訪れた場所だった。ハイキングを始める前、僕はスポーツに夢中で考えられるスポーツは全部経験したんだ。その中でも野球は10年間トレーニングを重ねて様々なトーナメントで戦った。それに僕の父も青年チームに入っていたんだ。だから甲子園球場のような野球の象徴的なスタジアムで観戦したことは、僕にも父にも忘れられない思い出になったよ。

サイズ以外に New Russar+ の関心したことは?

レンズの歪曲具合に感動したよ。思っていたよりもずっと良かった。それに絞り値も大きくないから加焦点距離でピントを合わせるのが簡単だった。旅行写真を撮るならマニュアルレンズでも比較的簡単だよ。絞りリングがレンズ前面についているから、ミスタッチで絞り設定が変わっちゃうこともないね。

New Russar+をまた旅行に持っていくとしたら、どこに持っていきますか?最初に思いつく場所は?

雪山!雪山の登山は荷物も多くなるから、写真道具はコンパクトなほど良いんだ。小さくてコンパクトで、20mmの広角レンズで、過焦点距離を利用すればピント合わせも楽なレンズって、そういうシーンですごく便利だと思う。

撮影のコツを教えてください!

デジタルカメラに装着すると色かぶりを起こしやすいけど、ポストプロダクションで撮影後にソフトウェアで修正できる。僕は色かぶりを補正して、それから21:9の比率にクロップしたよ。でも色かぶりしない一番良い方法はアナログカメラで撮ることだね。あと、絞りリングが前面についているから撮影前に絞り値を適切に設定すること。素敵な瞬間を見逃さないようにね。


New Russar+ は1958年に発表されたRussar MR-2をベースに、ロモグラフィーがグレードアップさせたL39、Mマウント対応20mm広角レンズ。あなたのスナップショットにロシアンエッセンスを投入して、シャープで独特な写りをお楽しみください。

2015-10-26 #gear #people #review #lomoamigo h31d1 の記事
翻訳 ciscoswank

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New Russar+は真鍮製の20mmスーパーワイドアングルレンズ。1958年にゼニット社より発売されたルサールレンズをアップデートし、生まれ変わらせました!L39/Mマウントのアナログカメラに取り付け可能です。

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