【レポート】hodachrome × Photolabo hibi 多重露光ワークショップ

11月15日に、京都市で多重露光をテーマにしたワークショップを開催しました。コンパクトフィルムカメラを使って気軽に多重露光を楽しんでもらおうというものだったのですが、そのワークショップの様子をまとめましたので報告させていただきます♪

【ワークショップ概要】
日時: 2015年11月15日(日) AM10:00~PM17:30
場所: 京都市内(平安神宮・岡崎公園周辺)
主催: Photolabo hibi
講師: 山本穂高( @hodachrome
参加人数: 16名(講師・主催店スタッフ除く)
参加料金: 4,500円(フィルム代、現像代、プリント代込み)
持ち物: 35㎜フィルムカメラ(自動巻き上げ式のカメラ推奨)
カメラレンタル: Lomo LC-A+ および Olympus TRIP35 (レンタル代1,000円)
内容:セルフフィルムスワップ 」という手法を用いて多重露光に挑戦していただきます。撮影後はフィルムを現像・プリントし、現像結果をもとに講評会を行い、また講師の見本を紹介します。

~当日の流れ~
10:00 Photolabo hibiに集合
10:00-10:30 ワークショップ概要説明、参加者自己紹介、講師紹介、カメラ・フィルムの使い方説明、多重露光についてのレクチャー
11:00-12:00 平安神宮周辺にて一回目の撮影開始。建造物や参加者同士によるスナップ撮影などをメインに。
12:00-13:00 岡崎公園周辺にて二回目の撮影開始。紅葉等の自然を生かした撮影をメインに。
13:30-15:00 各自昼食 ※この間に撮影したフィルムを現像
15:30-17:30 講評会。参加者及び講師が撮影した写真をプリントしてそれをもとに解説。質疑応答など

【撮影前】
撮影前に行ったレクチャーの主な内容は下記です。

1. レンタル用カメラの使い方の説明
Lomo LC-A+及びOlympus TRIP35の基本的な使い方を説明。

2. セルフフィルムスワップについての説明
この撮影方法は、フィルム一本を一回ずつシャッターを切って撮り切り、巻き戻したのちに再度カメラにそのフィルムをセットしてまた一回ずつ撮影するというものです。その説明と注意点などを説明。
※この撮り方については @gocchin によるテクニック記事 「 LC-A+ Splitzerとセルフフィルムスワッピングで時空を超えた作品を作ろう! 」 をご参照ください

3. フィルムのセットの仕方
それぞれのカメラにフィルムをセットします。同じフィルムをカメラに2回セットすることになりますので、フィルムのセット方法が大事になります。少しでもコマずれを防ぐための入れ方を説明。フィルム穴がカメラの歯車と噛む位置や、フィルムがパトローネから出た位置にマジックでマークするなどしておきます。

4. 多重露光の撮り方の説明
多重露光の撮り方の基本、感度設定等について説明。明部と暗部のバランスのとれた撮り方や、ロケーションのちがいによる撮り方の工夫についてなど、画像を紹介しながら説明。特に今回は「人工物」と「自然(紅葉など)」という両者の個性を生かした撮り方を意識してもらいます。

【1回目の撮影】
平安神宮周辺で1回目の撮影スタート。このエリアにて必ずフィルム1本撮り終えるようにしていただきます。京都らしく寺社仏閣などの建造物を生かして撮っていきます。

【1回目の撮影終了】
1本撮り終えたらフィルムを巻き戻します。そして再度カメラにセットします。1回目と同じ入れ方になるように気をつけます。

【2回目の撮影】
歩いて近くの岡崎公園に移動し、2回目の撮影についてのかんたんな説明を行ったのち撮影開始。1回目とちがって自然(紅葉など)を生かした撮影を意識してもらいます。

【2回目の撮影終了】
撮り終えたら巻き戻してフィルムを回収、そして現像へ。集合写真の撮影後各自昼休憩。

【講評会】
現像・プリントができたら、各参加者の方の写真をもとに順に講評を行いました。技術的なレクチャーはもちろん、構図の決め方や、それぞれの視点の面白さなど気付いた点を説明しました。最後に講師の作例を紹介。

以上が今回のワークショップの大まかな内容です。

【総評】
参加者の皆さんはそれぞれカメラ歴や撮影スタイルもちがっていて、多重露光についても今回が初めてという方もおられました。多重露光というと難しくとらえられがちかもしれませんが、実は意外にかんたんにできてしまうということをわかっていただくためになるべくシンプルかつ分かりやすい説明・指導を心がけました。
ランダムに重なり合うという今回の多重露光の性質上、結果はうまくいったものよりどちらかというとうまくいかないほうが多かったと思います(講師の作品もそうでした)。「重なる」こと自体は基本となるコツを押さえておけば比較的かんたんですが、うまく(面白く)重なっているかどうかは、経験や知識、アイデア、さらに運などの要素も必要になってきます。
皆さんの写真を拝見しますと、実に個性豊かで創造力あふれるものが多くて感心いたしました。感性で軽快に撮ってゆく人もいれば、メモを取りながらじっくりと撮る人もいるなど、年齢層が幅広かったこともありますがそれぞれの個性がよく発揮されていたと思います。今回のワークショップをきっかけに、少しでも多重露光の楽しさ・魅力がわかっていただけて、今後もときどきトライしてくれたらうれしく思います。

【講師作品紹介】
講師hodachromeによる作例写真の一部を紹介します(^_^)

Photo by @hodachrome

【Special Thanks】
最後に、今回のワークショップ開催に当たり、運営、フィルム現像・プリント等のご協力をしていただいた Photolabo hibi 様に厚く御礼申し上げます。

また次のイベントで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています♪
See you again!


Author: hodachrome山本穂高
岐阜県出身のカメラマン。2007年にトイカメラの代表格であるLomo LC-Aと出逢い、その魅力の虜となる。世界のロモグラファー・フォトグラファー達と研鑽を重ねながら、国内外を問わず写真展への参加、写真集・グッズ販売、写真講座・ワークショップ等、幅広く活動する日々を送る。

2015-12-28 #ニュース #event #workshop #hodachrome hodachrome の記事

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