STAY FOCUSED: すべての始まり

今回発表する新商品が一体どんなものになるのか、皆様推理していらっしゃる最中だと思います。この記事を第二ヒントとして投下したいと思います!

どんなに面白い革新的な商品でも、そのもとになる最初の発明があります。最初の発明に焦点を合わせてみましょう。新しいミステリープロダクトはとってもクレイジーで、信じられないようなアイテムです。私たちロモグラフィーにとっても「すべての始まり」になる、そんな予感で今からとてもワクワクします。

そういえば、みなさんにとっても馴染み深い写真の歴史はご存知でしょうか?今日は写真の歴史の「始まり」にフォーカスを当ててみましょう!きっとミステリープロダクトのヒントになるはずですよ。


Finders Keepers: 一番最初の写真

View from the Window at Le Gras by Joseph Nicéphore Niépce, ca. 1826. Reproduced by Helmut Gernsheim.

人類史上最初の写真は、1826年にニセフォール・ニエプスによって撮影されました。彼が写したのは自宅の二階からのフランス・バーガンディー地方の景観。この写真によって、ニエプスは写真の発明家として広く名前を知られるようになりました。もちろん歴史というものは複雑で、ニエプスの他にも"世界で初めての写真"を撮影したとされるフォトグラファーやアーティストもたくさんいますが、まさにニエプスこそが初めて写真を撮影した人物なのです。

View from the Window at Le Gras by Joseph Nicéphore Niépce, ca. 1826.

1905年、最初の写真が歴史上に現れたものの、長い間ニエプスは写真の発明家として賞賛をあびることはありませんでした。しかし、それから約半世紀後の1952年ヘルムート・ゲルンスハイムが現れたことで、一躍彼は写真の発明家として有名になったのです。なぜこの写真はそんなにも有名になったのでしょう?

ニエプスが残した写真はヘリオグラフィという手法で今の写真とは大きく異なっていました。ニエプスは太陽の光を使って板に溝を残しました。この溝にインクを流し、写すことでニエプスの写真は初めて完成するのです。まるで今でいう版画のようなものですね。しかし、ニエプスが撮影した写真の原版は長い間、箱にしまわれ人々の目に触れることはありませんでした。それを発見し、原版から写真を再現したのがゲルンスハイムです。この写真、「ル・グラの窓からの眺め」は今でも貴重な資料としてテキサスのハリーロンソムセンターに保管されています。

A Prolonged Polish: ポートレイトの誕生

Boulevard du Temple by Louis-Jacques-Mandé Daguerre, 1838.

ここでもう一つミステリープロダクトにまつわるお話を紹介しましょう。もし、あなたがタイムマシンを使って19世紀のパリへ旅行したら、豪華な街並みに心が踊ることでしょう。でも気を付けて!誰かがあなたのことを写真におさめようとしていますよ。タイムトラベルしてきた証拠写真を撮られないように注意しましょう。

なーんて、もちろんそんなことはないのですが、、、19世紀のパリではタイムマシンにも勝る驚くべきものが発明されました。1838年、フランスの芸術家ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールはダげレオタイプと呼ばれる新しい写真技術を生み出しました。彼によって人類は初めてポートレイトを撮影することに成功したのです。ダゲールは、先述のニエプスの友人でした。ニエプスの発明した写真技術ではイメージを原版に定着させるのに8-20時間もかかっており、動かない建物などしか撮影できませんでした。しかし、ダゲールの発明によって露出時間は10分程度に短くなり、人物の写真が撮影できるようになったのです。

Move Over Monochrome: カラー写真の発明

Tartan Ribbon by James Clerk Maxwell and Thomas Sutton, 1861.

写真技術が発明されてから、写真はリアルに世界をとらえ続けてきました。しかし19世紀の中旬までは、とっても大切なものが欠けていました。それはいったい何でしょう?
もちろん、セルフィー用の自撮り棒じゃないですよ。

1861年、イギリスの理論物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルはカラー写真のヒントをひらめきます。そして光の3原色によって見事にカラー写真でタータンチェックを記録することに成功しました。彼は3つのフィルター(赤・緑・青)をそれぞれつけて撮影した3枚の白黒写真を重ね合わせることでこの写真のような色を再現したのです。ここであなたは何か気づきましたか?もしあなたがタータンリボンの写真についてインターネットで検索をしたらもう一人の名前が出てくることでしょう。トーマス・サットン、彼は一眼レフカメラの産みの親です。彼こそが、マクスウェルのアイディアをもとにこの写真を撮影したのです。アイディアはマクスウェルだけれども、写真のクレジットはサットン。うーん、人生って難しいですね。

Of Horses and Hooves: 写真から動画へ

Horse in Motion by Eadweard Muybridge, ca. 1886.

あなたはギャンブルは好きですか?もし好きだとしても写真の技術を使ってまで賭け事をする人はいませんよね。しかしその昔、写真を使って大儲けした人がいるのです。スタンフォード大学の創設者、リーランド・スタンフォードは自分の賭けに勝つため、エドワード・マイブリッジにあるお願いをしました。スタンフォードは友人と、馬は走っているときに4本足がまるっきり地面から離れて浮いている瞬間があるかどうかについて大金を賭けていました。しかし、その瞬間は早すぎて誰にも証明できません。そこでマイブリッジは15年もの月日をかけて連続写真を撮る技術を開発し、スタンフォードの賭けを証明することができたのです。

この驚くべき発明がもたらしたのは、スタンフォードの勝利だけではありません。この連続写真は動画が誕生するきっかけとなりました。


この記事では写真の始まりから今日までいくつかの印象的な出来事に 大まかにフォーカス を当ててみました。今はまだ大きな声では言えませんが、この中にミステリープロダクトにつながる大きなヒントがあります。ここで 1つめのヒント と照らし合わせてみるとあなたの頭の中にはミステリープロダクトが浮かんでくることでしょう!

2016-04-05 #ニュース
翻訳 ciscoswank

他の記事を読む

  • 《ついに明日18:00発表》ミステリープロダクト... 最後のヒント

    2017-08-28 #ニュース ellakoppensteiner の記事
    《ついに明日18:00発表》ミステリープロダクト... 最後のヒント

    ついに明日8/29(火) 18:00、ミステリープロダクトの正体が明らかになります。でもその前に、最新のヒントをいっしょに見てみましょう!

  • Color Negative F²/400 Watermark Edition が超数量限定で登場!

    2017-05-10 #gear #ニュース pan_dre の記事
    Color Negative F²/400 Watermark Edition が超数量限定で登場!

    販売開始後、世界中で即売り切れとなってしまった 35mmフィルム Lomography Color Negative F²/400。その美しいブルートーンの発色はすべてのフィルム愛好者を魅了し、再販を希望する声も多く寄せられました。そして今回、F²/400フィルムの新エディションが超数量限定で登場!

  • 【Best of Lomography Community】 2017年の人気記事・写真を大発表

    2018-01-02 choko3 の記事
    【Best of Lomography Community】 2017年の人気記事・写真を大発表

    ロモグラファーの皆さま、新年あけましておめでとうございます!昨年もロモグラフィーをご愛顧いただき誠にありがとうございました。おせちやお雑煮を食べながら、のんびり昨年を振り返ってみましょう。

  • ショップニュース

    Revolog フィルム 種類によって様々なユニークな効果が現れます!

    Revolog フィルム 種類によって様々なユニークな効果が現れます!

    緑の発光体やイナズマ、引っ搔き傷などのユニークなエフェクトが現れるRevologフィルム。刺激的な写真が撮りたい方におすすめ!

  • ★Lomo'Instant Automat Glassを楽しむコツ:笑顔をポケットに。

    2017-05-09
    ★Lomo'Instant Automat Glassを楽しむコツ:笑顔をポケットに。

    【ついに一般発売開始!】人生で一番特別な人との特別な時間を思い出に残そう!Lomo'Instant Automat Glassなら大切な瞬間を当時の空気まで蘇るような鮮明な描写でいつまでも残してくれます。

  • Lubitel 166+で焦点のあったクローズアップ写真を撮る裏技!

    2017-05-15 #gear #tutorials sandravo の記事
    Lubitel 166+で焦点のあったクローズアップ写真を撮る裏技!

    ご存知の通り二眼レフの可愛い見た目と多様な機能が魅力的なLubitel 166+ですが、一つ弱点があります。それは、最短焦点距離です。普段は80cmでも十分に事足りますが、時にはもっと近寄って撮影したい場合もあります。そんな時はクローズアップフィルターを使うのが簡単な解決策ですが、この場合にはフォーカスを目測で推測しなければなりません。ですが、もうそんな心配はいりません!!今回ご紹介する方法を使えば、クローズアップフィルターを使ってもビューファインダーでフォーカスの確認ができちゃうんです!

  • ISETAN CHRISTMAS LANDに Lomographyが出店しています!@伊勢丹新宿店

    2017-12-13 choko3 の記事
    ISETAN CHRISTMAS LANDに Lomographyが出店しています!@伊勢丹新宿店

    12/13(水)からISETAN新宿店では ISETAN CHRISTMAS LAND を開催。「大人も子供も一緒に楽しめる」プレゼントがいっぱいのイベントに、ロモグラフィーも出店しています!美しいデザインの積み木、家族で楽しめるボードゲームの進化した姿、最新テクノロジー玩具など、冬休みに家族で遊べるアイテムが盛りだくさん。クリスマス前に、家族や友達と遊びに行ってみてはいかが?

  • ショップニュース

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    【ロモグラフィーの Simple Use Film Camera(レンズ付フィルム)】さあ今すぐ撮影開始!ロモグラフィーのユニークなフィルムでの撮影を簡単に楽しめます。フィルムが既にセットされているので、購入したらすぐに撮影スタート可能。

  • Diana F+ で撮影した私の代表作

    2017-08-24 #gear
    Diana F+ で撮影した私の代表作

    何千枚と写真を撮ってきた人でも、忘れられない「代表作」が数枚ありますよね。 Diana はそんな「代表作」を撮ることに優れたカメラです。もちろん機能的にもっと優れたカメラはいくらでもあるけれど、理由が説明できない魅力が Dianaにはあります。百聞は一見にしかず、ということで Dianaで撮影された代表作をご紹介します!

  • Lomo LC-A+の魅力とは?

    2018-02-02 #gear
    Lomo LC-A+の魅力とは?

    長年にわたりたくさんの人々に愛されてきたフィルムカメラ Lomo LC-A+。このカメラのどこがそんなにいいの?と思う人もいるかもしれません。でも、LC-A+の写す世界を見れば一目で理由がわかるでしょう。この小さなボディには、クリエイティブな可能性がぎっしり詰まっているんです。

  • Fisheye No. 2と一緒に魚の視点で夏を楽しもう!

    2017-06-26 #gear #tutorials
    Fisheye No. 2と一緒に魚の視点で夏を楽しもう!

    この夏は魚になって今までに見たことのない世界を探検しよう!魚眼レンズを通してみるとすべてが違って見えてしまいます。Fisheye No. 2でクリエイティブで世界をまあるく切り取って実験的な写真撮影を楽しみましょう。

  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • 【テクニック記事】セルフフィルムスワップの方法

    2018-03-17 hodachrome の記事
    【テクニック記事】セルフフィルムスワップの方法

    ロモグラファーの皆さんが大好きな多重露光(重ね撮り)。ロモグラフィーのカメラには多重露光(MX)機能を備えたカメラがたくさんありますが、多重露光機能のないカメラではトライすることができないでしょうか?いえ、そんなことはありません。皆さんの持っているカメラでも多重露光が可能で、しかも素敵な作品が撮れる方法があります。今回その方法を紹介します♪

    1
  • Lubitel 166+で描くマーティン・パーのカラーパレット

    2017-07-03 #gear
    Lubitel 166+で描くマーティン・パーのカラーパレット

    みなさん、イギリスの写真家 マーティン・パー を知っていますか?カラー写真のパイオニアとも呼ばれたパーは、日常のちょっと奇妙なシーンをポップな色使いで切り取ります。彼のスタイルをお手本にするなら、二眼レフカメラ Lubitel 166+ で撮影してみましょう!自然光での撮影にぴったりな Lubitel 166+ は、あなたの思い描く光やトーンを演出することが可能です。

  • 【大発表!】通常購入より絶対お得!Neptune Lensの全リターンの割引率を公開

    2017-05-30 trifivy の記事
    【大発表!】通常購入より絶対お得!Neptune Lensの全リターンの割引率を公開

    おかげさまでもうすぐ500万円に届きそうな勢いで支援を集めている Neptune Convertible Art Lens System。気になるけど、通常販売まで待とうかな…と考えているあなた!今日はなんと特別に、Neptune Lensをいま支援すると通常購入と比較してどれだけお得なのか、大発表します!