Jose RomussiとLomo'Instant Wide

Jose Romussiはチリ出身のアーティストでベルリンを拠点にコラージュ作品を発表しています。

今日はJose Romussiによる、アート作品と Lomo'Instant Wide のクリエイティブな機能を組み合わせた素晴らしい作品をご紹介します。

Lomo'Instant Wideの感想はいかがですか:

Lomo'Instant Wideは本当に直感的なカメラで、こんなインスタントカメラは使ったことがなかったので挑戦でもあり発見でもありました。ベルリンの街を歩きながら写真を撮りましたが、もう4年も住んでいる街なのにカメラを通してもう一度街をみてみると再発見がたくさんあって、まるで初めて来たような特別な体験ができました。何度か失敗することもあったけど、慣れると撮りたい写真が撮れるようになります。このカメラの一番好きな所は日常に馴染んで、生の瞬間を美しく伝えることができる点ですね。写真の独特な色合いがとても気に入りました。

プロジェクトについてお聞かせください:

普段もフィルムカメラを使っていてアナログの撮影には慣れていたので、Lomo'Instant Wideでも同じことを探そうとしました。光、露出、粒子など面白いことがたくさん分かりましたよ。私はこのプロジェクトはカメラそのものの機能の発見でもあったと思います。今まで実践してきた芸術のルールに従い、このプロジェクトでも抽象的で比喩的なイメージを写すことを目的として撮影しました。私の作品は絵画の原理にインスピレーションを得ているのでモノの形や色、空気感に重点を置きましたね。これまでずっとやっていなかったコラージュに再挑戦し、全く異なる方法でやってみようとしました。写真を撮っている時はとても自由で、新しい手法に挑戦したり、写真がもたらすインスピレーションに任せていました。プロジェクトのもう一つのポイントは写真を2つ1組で構成することで、2つの写真を平行に配置したり、被写体の形や色、模様や意味などに基づいてイメージの組み合わせを行いました。このイメージの組み合わせ自体がインスタレーションの働きをしています。こうすることで、ベルリンの街、自然、そして裸体という、私がこのプロジェクトのテーマとしていた3つの概念の関係性を示そうとしたんです。

"このカメラでの体験について少し付け加えると、1枚、"La Hell Gang"という友達のバンドのCDのジャケットのために撮ったものがあるんです。"Hell"ってかいてある落書きを見つけたから友達がその前に立って撮影したんだけど、最高のカバー写真になりました。

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2016-09-23 #gear #文化 #ニュース #people ellakoppensteiner の記事