【レビュー】Lomo LC-Aシリーズ特集① ~LC-A+編~

2016-11-17

Lomographyの代表的な LC-A+シリーズ
2016年現在はLC-A+、LC-Wide、LC-A120がシリーズの現行品として、フィルムカメラを再び盛り上げてくれています。
このカメラをじっくりと紹介したいと思い、直営店スタッフによるマガジンシリーズの連載をスタート!まずは、フィルムカメラ初心者のみなさんや、「カメラそのもの自体触ったことがない!」という方にもオススメのLC-A+を特集します!説明書には載っていない細かいポイントまでご紹介するので、既にLC-A+をお持ちの方や、ご購入を考えている方もご一読ください。


みなさんこんにちは!直営店スタッフの surasurachan です。
私が初めてLC-A+で撮った写真がこちら。
LC-A+特有のビビットな色合いが大好きになりました!

photo by surasurachan

今回はLomographyを代表するLomo LC-A+をピックアップしていきます!
ロモグラフィーユーザーだけでなく、カメラファンの世界中の方に愛されているLC-A+。どんな魅力があるのか一緒に探っていきましょう!


LC-A+ とは?

Lomo Kompakt Automat ( 通称 LOMO LC-A )は、1984年に旧ソ連で誕生したコンパクトオート35mmカメラでした。このカメラは後に世界中を巻き込んだフォトグラフィームーブメントを始動することになります。まばゆいばかりの美しい色合いに、誰もが魅了されるコントラスト、偶発的なビネットを創り出すユニークなMinitar 1レンズと共に、Lomo Kompakt Automatは世界中で愛される伝説のスナップカメラとなりました。

2005年、Lomo Kompakt Automatを製造していた、ロシアのサンクトペテルブルグにあるLOMO PLC工場が製造を休止してしまいます。そこで、Lomo Kompakt Automatの存続を守る為、ロモグラフィーは立ち上がります。オリジナルのLOMO LC-Aを踏襲しつつ、進化を遂げたLC-A+はロモグラフィーを代表するカメラとなりました。
さらに「+」には、多数の機能が追加されていることが表されています(ISO800とISO3200に対応したオート自動露出機能、多重露光機能、アクセサリー接続機能、フィルム装填確認窓、ロモボーイのロゴが印字されている、など)。

LC-A+カメラは現在、 ロモグラフィー公式オンラインショップ または 直営店 にて世界中で販売中です。ロモグラフィックな革命を起こした、LC-Aの真髄を受け継ぐカメラ、LOMO LC-A+。あなたがこのカメラと出会うのは、今がその時なのかもしれません!

LC-AとLC-A+の違いなど、歴史について詳しく知りたい方は こちら をご覧ください!

LC-A+豆知識

  • レンズ内部やレンズ側面のコーティングの色の違いについて

Lomographyの認識では、ロシア製レンズが搭載されたLC-A+の場合は青紫色のコーティングで、中国製レンズが搭載されたLC-A+場合は黄色のコーティングが施されているという違いがあります。然しながら、生産時期や工場の生産過程によってコーティングの色合いは随時変わっています。コーティングの違いによって写りが変わるように感じられる方もいらっしゃいますが、Lomographyとしては違いについて一概に言えないとしています。

  • ロシア製レンズのLC-A+と中国製レンズのLC-A+の違いについて

2016年10月現在、LC-A+のロシア製レンズ搭載のLC-A+の在庫は売り切れてしまい、中国製レンズ搭載のLC-A+のみ販売中です。再入荷時期や再生産時期については未定です。
レンズの違いについても、写りへの影響は一概に言えず特に変わりないというのがLomographyの見解です。


LC-A+の使い方
~説明書にはないワンポイントレッスン!~

フィルムの入れ方

LC-A+とLC-Wideのフィルムの入れ方は全てこの方法と同じように装填してください。
動画でわかりやすく知りたい方は こちら をご覧ください!

シャッターケーブルレリーズの使い方

こちら の記事に分かりやすく説明がありますよ!

ファインダー内のランプの意味

ファインダーを覗くと左右に二つランプが設置されています。実はとっても便利なサインを出してくれるんですよ!

右のランプの意味・・・ シャッタースピードが1/30秒以下の時に光ります。撮影環境が使用しているフィルムのISO感度にとって暗い状態で、手ブレしてしまうというサインです。

左のランプの意味・・・ 撮影時には常に光っているランプです。電池残量のサインになっていて、ランプが消えかかっていたり、光が弱まっていたら電池残量が少ないサインです。

両方光らない場合・・・ 電池が切れてしまっている可能性があります。電池切れだとシャッターが下りなくなってしまうので、新しい電池と取り換えてください。

故障かな?と思ったら・・・

以下の症状が出た場合、*電池の消耗具合を今一度確認してみてください!

①電池が切れると起こる症状

  • シャッターが降りない
  • ファインダー内ランプが光らない、または光が弱くなる
  • 写真が適正露出ではなくなる(明るすぎたり、暗すぎたりする)
  • 現像しても、写真が真っ暗な仕上がりになる

電池を交換して頂く事で、正常な動きに戻ります。

②新しい電池を入れても動かない場合

稀に、LR44型でも製造元によって仕様が異なるケースがあります。

どれも同じLR444型ですが、③番だけ少し厚みがあり、面の真ん中あたりがぷっくら膨らんでいる仕様になっています。
③番のような仕様の電池を装着した場合、電池室にぴったり収まらない可能性があります。
また、薄いタイプの電池を使用する場合も、電池に隙間が出来てうまく電池接点に着かない可能性が出てきます。
新しい電池を使っても不具合がある時は、電池の形も注意してみてください。
写真にある、①番または②番の仕様の電池をオススメします。

③電池室の電池接点が埋もれてしまった時

経年劣化で、電池室の電池接点が埋もれてしまう場合があります。
その時は、細めのドライバー等で起こしてあげましょう。

(感電や破損に細心の注意を持って作業ください。)
(ご自宅での作業の場合、ロモグラフィージャパンでは保証出来兼ねますのでご了承ください。)

LC-A+らしい写真を撮るポイント

印象的なビネット、強いコントラスト、鮮やかな色のロモグラフィックな写真がLC-A+の写りの特徴です。
これは搭載されているレンズやオート露出機能の仕組みが他のカメラと異なるのでオリジナリティが出てきます。
個性が強く出るカメラとも言えるでしょう。

LC-A+の特徴を活かす撮影方法

  • ISO100のフィルムで晴天時/快晴時に撮る・・・空の青色やカラフルなファッションの色合いがさらに鮮やかになります!
  • クロスプロセス現像で仕上げる・・・LC-A+の個性にさらに上乗せしてコントラストと色彩がぐっと強く出ます。クロスプロセス現像については こちら ご覧ください!
  • 少し露出アンダーにして撮る・・・少しだけアンダーに撮影すると、コントラストと色彩が強く出ます。曇天時に起きやすい現象でもあります。

いかがでしたでしょうか?
LC-A+はLomographyのカメラの中でも人気が高いカメラです。初めてのフィルムカメラとしても、プレゼントとしてもオススメですよ!
お求めの方は オンライショップ もしくは 直営店Lomography+ までどうぞ。

さて次回はLC-A+の次に誕生した、 LC-Wide をご紹介します!
LC-A+との違いなど様々なポイントを特集するのでお見逃しなく!!


関連ページ一覧

LC-A+ マイクロサイト

Lomography 公式サイト内 FAQページ

しゃべロモ Vol.5 LC-A+編(2009年の記事です)

その他LC-A+に関する記事 検索結果一覧

2016-11-17 #gear #tutorials #lcaplus #lomographyjapan #lomographyplus lomographyplus の記事

関連商品

Lomo LC-A+

Lomo LC-A+

Lomo Kompakt Automat ( 通称 LOMO LC-A )は、1984年に旧ソ連で誕生したコンパクトオート35mmカメラ。LC-Aが写し出す鮮やかな発色、クラシカルなヴィネット、そしてコントラストの強い写真は90年代に世界的なムーブメントを巻き起こし、ロモグラフィー発祥のきっかけとなりました。そのLC-Aに機能を追加(+)して、生まれ変わったのがLomo LC-A+です!

コメントはまだありません

他の記事を読む

  • 色んな視点で街を見てみよう!

    2016-12-24 #culture lomographymagazine の記事
    色んな視点で街を見てみよう!

    窮屈な街のなかですら、毎日たくさんのことが起こっています。ここではロモグラフィーのコミュニティーに寄せられた街の写真をご紹介します!さぁ、あなたも今すぐカメラを持って街に飛び出しませんか?

    2016-12-24
  • 【レビュー】Diana F+ Lensシリーズ×デジタルカメラ

    2016-11-09 #gear #tutorials lomographyplus の記事
    【レビュー】Diana F+ Lensシリーズ×デジタルカメラ

    直営店スタッフがDiana F+ Lensシリーズをテストしてみました! ドリーミーな写りで有名なDiana F+のレンズは、デジタルカメラに装着するとどのような写真を生み出してくれるのでしょうか? レンズの特徴を活かしたテクニックもあわせてご紹介します!

    2016-11-09 1
  • LC-Wideのいいところ10個教えちゃいます

    2016-06-10 #gear #tutorials Julien Matabuena の記事
    LC-Wideのいいところ10個教えちゃいます

    常にクリエイティビティを刺激してきたロモグラフィーですが、LC-Wideはその好奇心をさらにくすぐるとんでもない広角レンズ搭載35mmカメラです。10個の特長をお伝えしますので、ドドドッとあふれるアドレナリンを写真で表現してみてください!

    2016-06-10
  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • 生誕30年記念を迎えた「写ルンです」で多重露光にトライしてみた

    2016-07-16 #gear hodachrome の記事
    生誕30年記念を迎えた「写ルンです」で多重露光にトライしてみた

    今月は富士フィルムの使い切りカメラ「写ルンです」がこの世に生まれて30周年となります。この長年愛されてきた名機の生誕を祝い、いろんなイベントが予定されていますが、今回私はhodachromeらしく多重露光にフィーチャーした写ルンですワールドを紹介したいと思います。この魅力的な使い切りカメラを使った多重露光についての説明を画像とともにごらんください♪

    2016-07-16
  • 《レポート》 特別企画:写真家 ハービー・山口氏と行く Lomography LC-A+撮影会 in 代官山!

    2017-01-25 #culture #ニュース choko3 の記事
    《レポート》 特別企画:写真家 ハービー・山口氏と行く Lomography LC-A+撮影会 in 代官山!

    1月22日(日)に開催された 『ハービー・山口氏と行く Lomography LC-A+撮影会 in 代官山』。当日はお天気にも恵まれ、昼過ぎ頃から代官山の街をLC-A+片手に散策しました。総勢20名のワークショップとなりましたが、皆さん楽しそうにハービー氏と撮影していました。その様子を、ちょっとだけご紹介します!

  • アナログ世界紀行: ソフィア、ブルガリア

    2017-02-03 #places Lomography の記事
    アナログ世界紀行: ソフィア、ブルガリア

    「アナログ世界紀行」ではロモグラフィーのコミュニティーメンバーが世界中から素敵な風景を紹介いたします!今回はMafalda Sousa (@magrifas) がブルガリアの美しい景色を、花でいっぱいの多重露光作品とともにご紹介してくれました!

    2017-02-03
  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • 2016年10月のトレンド写真

    2016-11-08 #ニュース Lomography の記事
    2016年10月のトレンド写真

    10月もたくさんの写真がロモホームにアップされました。その中から10月のベストフォトに輝いた写真をご紹介します!あなたの写真も載ってるかも?

    2016-11-08
  • 楽しくカメラを学びたい人のための写真教室「たのしいカメラ学校」のご紹介

    2016-06-22 #ニュース ciaoannacotta の記事
    楽しくカメラを学びたい人のための写真教室「たのしいカメラ学校」のご紹介

    エチカが主催する「たのしいカメラ学校」。「Photos make people happy!」をモットーに写真教室、カメライベント、媒体の編集などを行っています!育児・動物・食など、暮らしにまつわる分野でもカメラ・写真の魅力を伝える活動を行っており、写真をもっともっと楽しみたい気持ちはロモグラフィーと同じ。そんな写真教室を今回はご紹介いたします!

    2016-06-22
  • いま「古い」が「新しい」!!: フィルム写真の良さとは?

    2017-01-28 #culture lomographymagazine の記事
    いま「古い」が「新しい」!!: フィルム写真の良さとは?

    たしかにフィルムカメラは、今の写真業界の主流ではないかもしれません。しかし、アートフォトの分野におけるフィルムカメラユーザーの多さを見逃すことはできません。今日は、フィルム写真ならではの良さを写真とともにご紹介いたします!

    2017-01-28
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • カメラ特集:無地のガラス製ファインダー

    2016-07-13 #gear sirio174 の記事
    カメラ特集:無地のガラス製ファインダー

    カメラのファインダーについてマニアック、しかし大変充実した記事をご紹介!この記事では無地のガラス製ファインダーつきカメラと、マイクロプリズム・スポットやスプリット・イメージのようなフォーカスエイドが無いカメラ(ただしレンジファインダー機を除く)の違いについていくつかご説明します。

    2016-07-13
  • 【レポート】Lomography+主催『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』

    2016-08-22 lomographyplus の記事
    【レポート】Lomography+主催『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』

    2016年8月11日(山の日)に行われた『Lomo'Summerピクニック!~フィルム体験会編~』はLomography製のフィルムから他社製品のフィルムを気軽に体験できるという夏の光を写すにはピッタリのイベントでした。今日はそのイベント模様をレポート!夏らしさ溢れるスペシャルな写真の数々は必見です!!また参加者みなさまのギャラリーと共に、使用フィルムの特長や撮影時のテクニックについてもご紹介も致しますので、どうぞごゆっくりご堪能下さいませ。

    2016-08-22
  • 2016年2月のトレンドアルバム

    2016-03-01 #ニュース lomography の記事
    2016年2月のトレンドアルバム

    みなさんはどのようにアルバムの構成をしていますか?多くの人がイベントや撮影場所で分けてアルバムを作成していることでしょう。フィルムやテクニック毎に分けている人もいますよね。ロモグラフィーコミュニティーでは様々な分別の仕方で編纂されたアルバムが毎月大量にアップロードされています。その中でも注目を集めたアルバムをご紹介します。今度あなたがアルバムを作るときの参考にしてみてください!

    2016-03-01