LOMO Lubitel 166+マスタークラス:Love & Sprockets
3 Share Tweetパーフォレーション穴のある写真は、フィルムカメラならではの魅力にあふれています。
このようなパーフォレーション穴がある写真を撮れて、更に細やかなマニュアルコントロールができるカメラはLOMO Lubitel 166+以上にはないでしょう!
パーフォレーション穴写真の魅力!
中判フォーマットのカメラを使って、35mmフィルムで撮影することは、パーフォレーション穴(フィルム穴)までフィルムに露光されるため、何だかとってもエキサイティングな写真になります。
Diana+ は、 35mmBack+ の登場により、それが可能になりました。そして、何らかのテープやスポンジ、ゴムバンドなどを使って、他のカメラでも同様の写真を撮影することができます。しかし、 LOMO Lubitel 166+ 程クオリティーが高く、細やかなコントロールができる35mmフィルムのパーフォレーション穴が写るカメラを私は使ったことがありません。
LOMO Lubitel 166+でLubikinを使おう
LOMO Lubitel 166+ を使った35mm写真の撮り方を理解して頂くため、あなたは、初めにこのカメラに搭載されているクールな新しい仕様のいくつかを理解しておかなくてはなりません。
まず、35mmフィルムで撮影するためには、フィルムを巻き戻すことができる必要があります。その為、巻き戻しレバーが必要です。 LOMO Lubitel 166+ は、誇るべきLOMO LC-A+と同じ巻き戻しレバーが搭載されています。それは、あなたが120フィルム含め、どんなフィルムをカメラに装填しても巻き戻すことが可能です。フィルムを巻き戻すためには、 巻上げレバーにある、スプールロックを外さなくてはいけません。これもまた、このカメラの新仕様です。
LOMO Lubitel 166+ は120フィルムの為のフィルムカウンターが付いている中判カメラです。その為、35mmフィルムで撮影している間、あなたは、フィルムカウンター窓から光が入ってフィルムが露光されてしまわないように、搭載されているウィンドウプラグでカバーしなくてはいけません。
カメラの側面には、2つの小さな窓のフィルムカウンターがあります。1つの窓からは、カウントしている数字を見ることができ、もう一つは小さな白いドットを見ることができます。そのフィルムカウンターは一コマごとで自動的に止まらないので、フレーム内のドットと数字でカウントしていくだけのものになります。その白いドットがあなたの写真が重ならないようにどれくらい巻き上げているか示してくれます。各ドットで巻上げを止めて撮影すると、あなたの撮影する写真は重ならずに露光されます。
フィルムの装填はそっくりそのままパチンとはめこむだけです。すべての LOMO Lubitel 166+ とセットになっているLubikinセットは、中判フォーマットの LOMO Lubitel 166+ を35mmカメラに変換してくれます。
まず、上部の巻上げスプールをLubikinに付属している35mm用の巻上げスプールに交換します。右の巻上げダイヤルと左のフィルム押さえを左右に引っ張れば、簡単にスプールを入れ替えることができます。スプールはその場所にポンと置いて固定するだけです。一度セットしたら、巻上げダイヤルに合わせてスプールががきちんと送られているかを確認してください。送られていない時は、ダイヤルのロックを確認してください。
それから、35mmフィルムスプールホルダーを持ちます。まずは、フィルムケース押さえの留め具を外します。フィルムケースをセットして、留め具を戻します。それから、フィルムホルダーの角が手前に来る角度で、下のフィルム室にセットします。
次に、35mmのフィルム押さえを裏蓋にセットします。35mm用のカウンターを「S」に回転させてセットします。
そうして、巻上げスプールにフィルムをロードします、1回か2回程安全に巻上げができていると確認できる程度巻上げます。さあ、準備ができました。裏蓋を閉じて、一つ目のフレームまでフィルムを巻上げます。
これから楽しみが始まります。
あなたは、指先一つで LOMO Lubitel 166+ をコントロールすることができます。距離、絞りを調整したり、広範囲のシャッタースピードセッティング。バルブ(長時間露光)から、1/250秒までセットすることができます。
LOMO Lubitel 166+の撮影
このカメラの魅力は、自然なポートレートフレーミングを撮影することができるだけでなく、カメラを横向きに倒して、ビューファインダーを横向きにのぞくランドスケープショットを撮影できることです。
慣れるまでには少し時間がかかります。横から見るあなたの前のイメージは逆さまになります!しかし、数枚撮影した後、あなたはとても面白いやり方であることがわかるでしょう。もっと写真に関わる為に、あなたが本当にピントや絞りなどの写真構成ができているか確かめて下さい。これが、他のカメラよりも親密に関わる写真を撮ることができる LOMO Lubitel 166+ の撮影過程のさらなる楽しみ方です。
LOMO Lubitel 166+ は、より正確な撮影範囲のラインをお助けする2つのフォーカススクリーンが付属しています。 (1つは4.5 × 6のフレームの為で、もう一つは35mmフィルムの為のものです。) このフォーカススクリーンを使えば、あなたがどんな写真を撮れたかイメージできるように、パーフォレーション穴部分に何が写りこむのか正確に分かります。
LOMO Lubitel 166+ は本当に究極の35mmパーフォレーション穴が撮れるカメラです。完全に便利で、フルコントロールすることができます。
Happy shooting!そして愛すべきパーフォレーション穴の写真をあなたに!
2010-07-12 #gear #チュートリアル #35mm #sprockets #lubitel #166 #tipster #masterclass #lubikin # # # # ouroborosx の記事
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