LomoModの作り方とコツ

紙ベースのパーツを一から組み立ててるDIY中判カメラ「LomoMod No.1 」。その作り方と撮影のコツを紹介。実験をはじめましょう!

作り方のコツ

LomoModは再生可能な紙製。それゆえに製作時は少し丁寧に扱う必要があります。まず一番大事なことは、パーツとパーツを組むときに 無理矢理押し込まないこと !角が潰れてしまうと組むのがどんどん難しくなってしまいます。

おすすめは先に、差し込む側のパーツの縁に 透明なマニキュアトップコートを塗って補強 しておくことです。塗れば固まって耐久性が増します。うっかりもう角が潰れてしまった時は、マニキュアを塗ってラジオペンチでギュッと挟んで固めてみましょう。かなり差し込みやすくなるはずです。

マニキュアは安いもので大丈夫。力任せにはめ込もうとすると、パーツが折れてしまいます。

次に大事なことは、当たり前のことですが、説明書をよく見て説明通りに作ること。作り方が間違っていると、パーツに余計な力が加わって壊れてしまうことも。

組み上げの時に間違いやすいのはレンズ部分。ねじ込む部分を最後まで回してしまうと、絞りカードを入れるスロット穴になる隙間が規定位置を通り過ぎてしまいます。説明書と見比べて、正しい位置までで止めておいてください。

また、レンズのシャッターレバーは位置が周囲のパーツに近すぎると、ぶつかってシャッターが切れなくなります。あるいは、バルブ撮影時のようにシャッターが開きっぱなしになってしまいます。周囲のパーツから少し離れるよう、隙間を開けておいてください。

2枚目のようにシャッターと上部のパーツの隙間を少し開けることがポイント。

どうしてもうまく動かない時はパーツを壊さないよう気をつけながら、説明書を見直して丁寧に組み直してみましょう。

撮影のコツ

サットンレンズへ液体を注入しよう!

気になるサットンレンズですが、これに液体を注入する時はカメラを立てた状態で注入しましょう。レンズの下方から液体が流入し、上方へと気泡が抜けていく構造になっているためです。もしもカメラを平置きして注入してしまうと泡が残ってしまいます。

参考記事▶︎LomoModの楽しみかた:サットンレンズ

必ずカメラを立てて、レンズの中も見て確認しながら、なるべく内部に泡が残らないよう液体を注入しましょう。

フィルムの巻き上げ方

フィルムの巻き上げは後ろの小窓を覗いて、目視でフィルム裏紙に印刷された数字を確認します。ゆっくり巻き上げないと小さな数字を見飛ばしてしまう危険があります!よく見ながらゆっくりと巻いていきましょう。巻き上げた後は光が入る恐れがあるので、小窓のフタをスライドして閉じておきましょう。

シャッターの切り方

シャッターを切る時は本体をしっかりとつかんで固定していてください。軽い力で持っていると、バシャン! という強いシャッターの反動のせいで手ブレしてしまいます。ブレないよう両手でしっかりホールドするか、ミニ三脚などを付けて持ち手にするのもありです。

三脚穴があるので三脚も使ってバルブ撮影などもしてみたいところですが、三脚穴が深い位置にあるため、本体固定用のネジが短いとなかなか届きません。場合によっては少し強くねじ込む必要があるかもしれません。使う際は三脚側のネジの長さを確認しておいてくださいね。


Author: Photo Depot 彩色兼美
東京、練馬の写真ラボ。現像とデータ取り込み、写真焼き付け、フィルム、カメラ販売のほか、写真教室ワークショップもあります。

Instagram: @photodepot_saisyokukenbi
Twitter: @Photo_Dep_sskb

2019-11-14 #ビデオ erina の記事

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