写真に収めたい大切なもの: Kageakiへのインタビュー

フォトグラファーとしてキャリアをスタートさせたことは、Kageakiにとって大きな決断でした。このインタビューでは、何が彼を写真に惹きつけるのかを紐解いていきます。「うまくいかなかった1枚は、思い通りに撮れた1枚よりも大切な1枚でした。」

© Kageaki, Allrights reserved.

── こんにちは!Kageaki!!どんな活動をしていますか?また、写真は始めたきっかけを教えてください。

僕は東京を拠点として、ポートレートを主に撮っているフリーランスフォトグラファー。写真自体は友達に勧められたのがきっかけなんだけど、それからは写真を撮ることに夢中だね。

── フィルムを使って撮影をすることのどんなところが魅力ですか?

現像するプロセスを楽しんでいるよ。手間がかかるけど、だからこそ想像力をフル稼働させる時間が必要だったり、集中して作品のことを考えることが出来るから。僕が同じ写真を2枚も撮らないのは、そのためだよ。

── あなたのポートレートには、被写体との心の距離の近さを感じました。それは意識してるのですか?

慎重にシャッターを切るようにしているよ。1枚1枚ね。撮影に失敗した写真は脳裏に焼き付いちゃうから。スプールにしっかり引っかかってなくて撮れてなかった、なんてことがあると思わず泣いちゃう日もあるくらいだよ。

© Kageaki, Allrights reserved.

── アイディアはどのように生まれるんですか?

明らかに僕の写真は、自然光を当ててそれぞれの写真を同じような環境で撮りがちだよね。

── 全体的にあなたの写真は雰囲気がとても美しいですよね。それはどのように作り上げているんですか?

色はあらかじめ考えておくようにしている。グリーンや暖かめの色が好きかな。あとはそれが木なのか水なのか、それとも鉄でできているのか。素材を感じられるようにしている。多くのフォトグラファーもそうだけど、ライティングはとても意識するポイントかも。光がどうやって広がったり反射、屈折したりするのかを考えるのが好きなんだ。どうやったらその1枚に魂を宿せるのかってね。

© Kageaki, Allrights reserved.

── なぜ日本での活動を選んだんですか?

ここで生活している人々のグルーヴみたいなものをフレームで切り取ることが楽しいからかな。

どこへ行こうと、日本では深い歴史を感じることが出来る。しかもそれが豊富なんだ。しかも市街のネオン、海の静けさ、山頂からの景色、どれを撮ろうと思っても日本はアクセスが便利だよね。

── 才能と技術はどちらが大切だと思いますか?

僕を含めて、生まれながらにして才能に恵まれている人なんていないと思っている。最初は自分のスタイルを作りたくてたまらなかったと感じてたんだけど、すぐに自分のスキルを何度も鍛えることで、スタイルと才能を成長させることが出来ることに気づいたんだ。

© Kageaki, Allrights reserved.

── なにか進行中のプロジェクトはありますか?

僕が住んでいる吉祥寺は職人の街として有名なんだ。ここに住んでいる職人たちを撮るProject Kichijojiを進めているよ。個人的なプロジェクトなんだけどね。


Kageakiの写真をもっと見たい方はこちらから! Instagram

2019-12-11 #culture #people cheeo の記事

コメントはまだありません

他の記事を読む

  • 【現役ЛОМО (LOMO) 社員登場!ZOOMツアー】ЛОМО歴史博物館@サンクトペテルブルグ ~現地ゲスト紹介~

    2020-11-06 keitauni94 の記事
    【現役ЛОМО (LOMO) 社員登場!ZOOMツアー】ЛОМО歴史博物館@サンクトペテルブルグ ~現地ゲスト紹介~

    ついに開催する11/21(土)まで1ヵ月を切った、ロモジャパン初のロシアと日本をオンラインでつないだイベント。貴重なЛОМО (LOMO) 社の情報が詰まった、ロモ歴史博物館に潜入し、LC-Aの謎を紐解いてゆきます!海外旅行に行きたくてもなかなか行けないこの時期だからこそ、ご自宅から気軽に参加できますので、みなさまとオンライン(ZOOM)上でツアーできることを楽しみにしております!

  • 光の魔法:写真家 Li Hui

    2020-04-29 #ニュース #people jennifer_pos の記事
    光の魔法:写真家 Li Hui

    写真は思い出を残すだけのものではありません。一筋の光が写真を芸術へと姿を変える鍵となり、カメラを通して見えるもう一つの世界を体感することもできます。そんな光を操り、芸術作品に変えてしまうのが、写真家のLi Huiです。彼女の作品とセンシティブではかなげな素晴らしい写真についてインタビューをしました。

  • わたしのカメラ:原田泰地

    2021-03-30 erina の記事
    わたしのカメラ:原田泰地

    フィルムカメララバーはどんなカメラを使っているの?ちょっと気になるみんなの愛用カメラをご紹介。今回は映像カメラマンの原田泰地さんに、共に人生を歩んできた大切な1台をご紹介いただきました!

  • ショップニュース

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    あなたの大切なひと時を円形に閉じ込めて...

    170度の魚眼レンズで見る世界。いつもよりも、より一層愛らしく!動物の顔をアップで撮影して、デカ鼻のユニークな写真も面白い!

  • 本当は使いやすいLomoChrome Purpleの魅力

    2020-05-19 erina の記事
    本当は使いやすいLomoChrome Purpleの魅力

    改良が重ねられてきたLomoChrome Purple、使ったことありますか?パープルに変化すると言われると、構えてしまってなかなか使うに至らないかもしれません。でも実は、日常使いにオススメのフィルム!

  • お家でロモ:Lomo'Instant Squareでセルフィーコラージュ

    2020-06-04 erina の記事
    お家でロモ:Lomo'Instant Squareでセルフィーコラージュ

    いつもの写真をもっとかっこよくするために、写真を何枚も組み合わせて大きな1枚の写真にするコラージュに挑戦しませんか?Lomo'Instant Squareを使った撮影のコツを、surasurachanが教えてくれました。

    1
  • 【テクニック記事】多重露光!背中から花が生える!?ウィングショットの撮り方

    2021-03-24 hodachrome の記事
    【テクニック記事】多重露光!背中から花が生える!?ウィングショットの撮り方

    背中から翼のように花が生えたり、建物や船などがニョキニョキ生えたり...。そんな幻想的で不思議な多重写真を撮ってみませんか?今回は、ワークショップでも大人気の「ウィングショット」について紹介します!

    3
  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • Simple Use Film Cameraで"今"を記録しよう

    2020-05-11
     Simple Use Film Cameraで"今"を記録しよう

    新しい生活環境になったり、新しい趣味を始めた人も多いのでは?小さなことも全部Simple Use Film Cameraで記録しておきましょう!

  • 【誰が撮ったの?】LomoChrome Metropolis TOKYO パッケージ:なかむらしんたろう

    2020-07-02 erina の記事
    【誰が撮ったの?】LomoChrome Metropolis TOKYO パッケージ:なかむらしんたろう

    LomoChrome Metropolis TOKYO フィルムのパッケージ写真を撮影してくださった、なかむらしんたろうさんにインタビュー。LomoChrome Metropolisの特性を活かして撮影していただいた写真も必見!

  • LomoOdds:知衿 x Daguerreotype

    2020-04-23 xcvllshawn の記事
    LomoOdds:知衿 x Daguerreotype

    ロモグラフィーのプロダクトを様々なジャンルで活躍する方に使ってもらおうという「LomoOdds (ロモオッズ)」。今回はライブ写真を撮影している知衿さんに、Daguerreotype Art Lens使っていただきました。

  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • 人間らしさを捉えて:クマガイユウヤ with LC-A+

    2020-06-05 erina の記事
    人間らしさを捉えて:クマガイユウヤ with LC-A+

    ミュージシャンでありフィルムカメラマンの熊谷勇哉さん。これまでケータイでも写真をほとんど撮らなかったという熊谷さんが、なぜフィルムカメラを始め、なぜLC-A+に魅了されたのか聞いてみました。

  • クレイジーなフィルムスープの実験結果を大公開!

    2021-04-12
    クレイジーなフィルムスープの実験結果を大公開!

    フィルムスープとは、フィルムに化学反応を起こさせてその結果得られる予期せぬ結果を楽しむという試みのことで、ときおり思いがけない面白い作品が生まれることがあります。今までにも多くのロモグラファーが実験し、検証し、そしてレポートしてくれていますが、今回は実験結果を紹介していきたいと思います。

  • Lomo'Instant Square:十枚十色

    2020-06-17
    Lomo'Instant Square:十枚十色

    Lomo'Instant Squareと1パックのフィルムで、あらゆる撮影に挑みましょう。インスタントカメラだから、結果はすぐ見ることができます。ほら、かっこいいでしょ?